【イベントレポート】ゑんら初主演舞台、全力少女R、幻.no、ゆるっと革命団らが盛り上げた千秋楽公演ゑんら初主演舞台＜ゑんら絵巻『私を地獄に連れてって。』＞レポート

撮影：中原 幸

お笑い芸人の初恋タローによる前説の後、幕を開けた＜ゑんら絵巻＞の千秋楽。

木乃伊みさと演じる主人公、月城凛音は旅行代理店に勤める22歳。無気力な日々を過ごしていたそんなある日、凛音は人間界を観光していた滝口きららが演じる赤鬼の妖怪コベニの命を助ける。妹のコベニを追って地獄からやってきた滝口ひかり演じる青鬼のシズクは、人間は妖怪に不幸をもたらすと言って凛音を拒絶。しかし、コベニの命を助けたお礼に凛音の願いを1つ叶えることに……。“私を地獄に連れてって”という凛音の願いを叶えるため、河童の妖怪ヒコイチとともに地獄を目指す。

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途中、“欲”・“怒”・“愚”の3関門で待ち受ける試練を乗り越えながら、凛音は豊かな感情を取り戻していく。

地獄に到着すると、本舞台のサプライズゲストのしずる・村上純が演じる閻魔大王が登場。ここで凛音は、自分が無気力になった理由が亡くなった父親が原因であることを告白し、父親に会いたいと閻魔大王に依頼する。しかし、生きている人間と死者が会うことは禁じられている。願いを叶えるための条件は、閻魔大王が開催する＜地獄の宴＞でアイドルとしてパフォーマンスすること。閻魔大王の“諸君、存分に我を楽しませるんだ”というひと言から第1,000回目の＜地獄の宴＞が開幕する。

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