JAPANARIZM[ライブレポート]さらなる飛躍を誓った1周年記念ワンマン「振り向かずに前進していきたい」

JAPANARIZM[ライブレポート]さらなる飛躍を誓った1周年記念ワンマン「振り向かずに前進していきたい」

JAPANARIZM[ライブレポート]さらなる飛躍を誓った1周年記念ワンマン「振り向かずに前進していきたい」

JAPANARIZMが、本日11月1日(日)に東京・Veats SHIBUYAにて1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

会場が暗転すると、SEとともにJAPANARIZMのロゴが画面に大きく映し出され、EDM調の低音ビートが響き渡る。そして、2019年11月11日のデビューライブから今日までの軌跡がスクリーンに映し出され、会場の期待感は一気に高まった。

まるでお菓子のパッケージのようなフリフリの衣装を身に纏い、「UTAGE」「ワガママ女リティ」からライブをスタートさせたJAPANARIZM。同じVeats SHIBUYAのステージでデビューを飾った1年前のライブとまったく同じ光景だが、パフォーマンスや表情は一皮も二皮も向けて、可愛いという言葉だけでは片付けられない大きな存在感を放つ。

JAPANARIZM 1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>|Veats SHIBUYA(2020年11月1日)
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JAPANARIZM 1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>|Veats SHIBUYA(2020年11月1日)

バリエーション豊かな楽曲で彩られたユニットコーナーへ。紫担当・天乃七夕と新メンバーの赤色担当・白瀬あかりで、JAPANARIZMの前身グループである“はっぴっぴ”の楽曲「気まぐれスナイパー」を披露した。

コーナーのラストは、黄色担当・なみきんぐと青色担当・西村彩有里による「花よ咲け!咲け叫べ!」。ピアノ1本の伴奏に乗せて2人が歌い出すと、その情感の込もった歌声に会場の視線はステージの2人へと吸い込まれた。この曲は今回の単独公演のために特別にバラードアレンジされたもので、1つひとつの音を噛み締めながら歌う2人の姿がとても印象的だった。

JAPANARIZM 1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>|Veats SHIBUYA(2020年11月1日)
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JAPANARIZM 1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>|Veats SHIBUYA(2020年11月1日)

直後に流れた映像では、秋めく風景の中でメンバー1人ひとりが“私にとってのJAPANARIZM”を可愛らしくも力強く語った。1周年という節目を迎えて、2年目はさらに飛躍をしていくという強い決意が感じられる演出となった。

後半戦へと突入すると、エモさのある雰囲気から一転。9月にMVを公開したばかりの「OK!!」、さらに10月にMVを公開した「JAPANAFLIGHT」という流れに、会場のボルテージは最高潮に。MCを挟むことなく新曲を含む6曲を披露した。

新曲「RUNNIN’UP」は、何があっても熱い想いを持って振り向かずに前へ進んでいこうという、2周年目を迎える現在にふさわしい楽曲だ。3月のコロナショックから突然イベントの中止を余儀なくされ、日常の一部となっていた“ライブ”ができなくなってしまったメンバー。この先どうなっていくのか?という不安な気持ちを抱えて過ごした日々だったが、それを打破して、今ここからまたJAPANARIZMを作り上げていこうという強い気概が感じられるステージとなった。

ラストスパートは、ファン一体となって3曲を続けてパフォーマンス。ファンがいる、ライブができる、そんな今までは日常だったことが日常ではなくなってしまった今、改めてその喜びを噛みしめながら全力で歌い踊るメンバー。会場が沸き立ったまま、本編は終了した。

熱いアンコールに応えて登場したメンバーは、再び「JAPANAFLIGHT」を歌唱。イントロが鳴り始めると、フロアにはたくさんの紙飛行機が舞った。メンバーはファンからの粋なサプライズ演出に驚きながらも躍動し、会場内はさらに一体感が増し、幸福感あふれる空気で包まれた。

JAPANARIZM 1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>|Veats SHIBUYA(2020年11月1日)
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JAPANARIZM 1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>|Veats SHIBUYA(2020年11月1日)

最後のMCでは、各メンバーが1周年を迎えた心境を語った。加入した時期も活動経歴も違うメンバーだが、ファンへの感謝の気持ちは変わらない。西村彩有里は、会場中で輝くサイリウムの光とファンからの温かい声援に堪えていた涙が溢れ出ていた。

リーダーの髙木由莉愛は、“今のこのメンバーで、JAPANARIZMで、振り向かずに前進していきたい”とコメント。

最後は、JAPANARIZM単独公演のお約束ともなりつつある「OK!!」を3曲連続で、しかもどんどんスピードアップしていくアレンジでパフォーマンスし、メンバーはすべての力を出し切ってフィニッシュ。

直後、スクリーンに“重大発表”の文字が現れ、2021年春に東京・福岡・大分の3都市を巡る<“とうふくいた”ツアー>の開催を発表。2年目も勢いが止まらないJAPANARIZMへの期待感を高める公演となった。

JAPANARIZM 1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>|Veats SHIBUYA(2020年11月1日)
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JAPANARIZM 1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>|Veats SHIBUYA(2020年11月1日)

JAPANARIZM 1周年記念単独公演<JAPANA ANNIVERSARY>

2020年11月1日(日)
東京・Veats SHIBUYA

SE(JAPANARIZM)
UTAGE
ワガママ女リティ
気まぐれスナイパー
心拍白昼夢
花よ咲け!咲け叫べ!
オリジナル映像
OK!!
JAPANAFLIGHT
ワガママ女リティ
UTAGE
曇天バタフライ
RUNNIN'UP
MC
恋はスクランブル!
お神輿フロンティア
合言葉はとおりゃんせ
JAPANAFLIGHT
OK!!
OK!!
OK!!

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