ハロプロ研修生ユニット［NATSUZOME2020 Legendライブレポート］先輩たちに負けないクオリティの高さを見せつけた4人の天使ハロプロ研修生ユニット＜NATSUZOME2020 Legend＞ライブレポート

取材・文：永山あるみ

米村姫良々、石栗奏美、窪田七海、斉藤円香の4人は、ウエストが見える白の衣装で元気いっぱいに、ハロプロ研修生オリジナル曲の「Crying」からライブをスタート。“みなさんで楽しみたいです！”の言葉どおり、会場内だけではなく、配信の向こう側にいる観客にも向けて大きく伸びのあるパフォーマンスを披露した。

1曲目とは打って変わってクールでヘヴィなサウンドに乗せて力強い歌声を響かせる「ありがた迷惑物語」では、髪を振り乱しながら大人っぽい表情で観客の目線を釘付けに。

小刻みなサイドステップが印象的な「ミステイク」のあとは、赤のライティングが映えるダイナミックなダンスで魅せる「悪いヒト」へとライブを進める。「悪いヒト」はイントロがかかると観客たちが思わず歓声を上げる場面も。一緒に踊り出したくなるような、キャッチーで耳馴染みしやすいナンバーでクラップを誘発し、会場を一体感で包み込んだ。

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彼女たちがラストパフォーマンスに選んだのは、電車のアナウンスや間奏で入る都営大江戸線の豆知識がユニークな人気曲「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」。最後は1人ずつ挨拶をして締めくくる。

石栗奏美：
日比谷野外大音楽堂にずっと立ってみたかったので、今回このステージに立てて、とても嬉しいです。そして、みなさん声を出しての応援ができない中、ペンライトや拍手で応援してくださって、とっても嬉しかったです！

米村姫良々：
たくさんのお客さんの前でやるということで、始まる前は緊張していたんですけど、ステージに立ってみたら、とっても楽しくてハッピーでした！

窪田七海：
寒さも吹き飛ばすくらいみなさんと熱く盛り上がれて本当によかったです！

斉藤円香：
今日ははじめましての方も、いつも応援してくださっている方も本当にありがとうございました。今日こうやってたくさんの方に観られるということもあって緊張の方が勝ってしまっていたんですけど、今この瞬間がすごく楽しいです！

ハロー！プロジェクトの研修生ユニットという位置付けではあるが、先輩ユニットにも引けを取らないクオリティの高さを見せつけた4人。肌寒くなってきた10月の気温に負けず、元気いっぱいのパフォーマンスで観客席の熱気を高めていた。

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