日向葵衣［インタビュー］こだわり演出に妄想が止まらない！ 圧倒的満足度を誇るVR作品「白の水着は私物なんです」日向葵衣VR作品『apartment Days! 日向葵衣 act1』、『apartment Days! 日向葵衣 act2』インタビュー

リアルにお泊まりするような感じで歯磨きシーンを入れたいって提案しました

――その『act2』の方のお話ですが、生徒が先生のお家に行って、最初は真面目に勉強するフリをするんですよね？

日向：
はい、フリをします（笑）。目的は最初から先生なんですけど、家に行く理由として、“勉強を教えてください”って言って。別に勉強なんか教えてもらいたいわけではないんですよ。一応、ノートは開くんですけど、“先生を落としにいくぞ！”っていう勢いの超ガンガンいく女の子なので、すぐに“先生、私こんなに成長したんですよ”って、脱ぎ始めるんです（笑）。“ちょっと触ってみる？”って言って近づいてみたり。

――先生もタジタジですよね。

日向：
そう思います。私が攻めすぎているので（笑）。

――そのあと、泊まることになって、歯を磨くシーンが出てきますよね？

日向：
実は、もともとこのシーンはなかったんです。VRって DVDと違ってリアル感がすごいので、“泊まっていいですか？”って聞いて、“いいよ”ってなったら、リアルにお泊まりするような感じで歯磨きシーンを入れたいって提案しました。それであとから入れさせてもらったんです。

――予定にないシーンだったんですね？

日向：
はい。泊まっていいってなったらすぐベッドに行く流れだったんですけど、合間に歯磨きのシーンを入れることによって、そのあとのドキドキ感を出しているというか。

――演出へのこだわりも面白いですね。

日向：
私の中のイメージっていうか、もともとアニメが好きで、そういう展開が理想なんです。

――ベッドでのシーンもドキドキしますね。

日向：
ドキドキなマッサージがあって。この時は私もドキドキしている感じ。“勉強を教えてもらったから、お礼に先生のことマッサージしてあげるね”って言いながらマッサージするんですけど、ちょっと胸を強調したりとか、後ろ向いてお尻を見せたり。でもここに来た目的は先生を落とすことなので、“いつ言おうかな？”っていう雰囲気も出していて。“気持ちよかった？”って聞いたあとに告白するんですよ。“好きです、付き合ってください”って言って、最後にキスをするんです。

――そこでお話がクライマックスを迎える、と。

日向：
はい！　”よかったね〜、おめでとう！”っていう感じです（笑）。

――撮影時に、ハプニングなどはありましたか？　

日向：
え〜と……、特になかったです（笑）。VRの撮影は初めてだったんですけど、リアルにしたいって思って、カメラを本当の彼氏や先生だと意識してやってたので。自然といろんな言葉が、自分でもビックリするぐらいポロポロ出てきて、あっという間に撮影が終わってしまいました。

――けっこうたくさんセリフをしゃべっていますよね？

日向：
ずっとしゃべってます（笑）。アドリブも多くて。例えば、『act1』で、“あ、こんなゲームもあるんだ”って言って、私もVR を観るシーンがあって。ヘッドセットをつけて、“なんかすごい鳥が飛んでる～”とかいってジャンプするんですよ。もちろん鳥はみんなには見えないんですが、それを追っているフリしてカメラに近づいてみんなを覗いてみたり。そういうお茶目なシーンもあります。

――では、お気に入りのシーンというと？

日向：
やっぱりメイドさんかな。絵に描いたような“アニメじゃん！”っていう感じのメイドさんがお気に入りですね。料理していて彼氏がイタズラでスカートをヒラヒラする場面でも、“まだダメだよ”と言いながらもイチャイチャしたりとか。メイドさんと言えば、ザ・定番のオムライスを持ってきて“あーん”って食べさせてあげると、ちゃんとスプーンからなくなってるんですよ。先ほども言いましたが、本当にコミュニケーションを取っている感じ。そこが1番、DVDと違うところですね。

――これがグラビアアイドルとして初めての映像撮影で、そのあといくつものDVDやVR 作品に出演していますが、慣れてきましたか？

日向：
逆にDVDには全然慣れてなくて。カメラマンさんが寄ってきて撮ってくれるんですけど、“今どこを映されているんだろう？”って、すごく緊張しちゃって。VRはカメラが固定なので自分で魅せにいく感じですけど、DVD はカメラマンさんがいろいろ動いているので、“ここはこう魅せなきゃいけないのかな？”とかいろいろ考えちゃう。私はどっちか言うとVRの方がやりやすいかも。やっぱりお芝居するのが楽しくて。ほかにもVR作品が出ているんですが、けっこういけない恋愛をしているものもあるんです（笑）。想像の世界をリアルにできるのが楽しいですね。

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