Dorothy Little Happy、髙橋麻里卒業公演｜寺嶋由芙編集長10,000字ライブレポート寺嶋由芙編集長による＜Dorothy Little Happy Live 2018～Thank you, our story～＞ライブレポート

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ステージに戻ってきた麻里ちゃん、本人曰く“純白のドレス”にお色直し！　か！可愛い！！！っていうか！　やっぱり！これは結婚式なのでは???　私たちここで幸せになるやつなのでは???

お色直し後に歌われたのが「永遠になれ」。あぁ、さっきのスライドショーで思い出させてくれた、これまでの軌跡を、彼女はここで永遠にしてくれるんだなって。それは麻里ちゃんが今日ここでこの曲を歌ってくれるからこそ実現するわけで。どこかのタイミングで麻里ちゃんが諦めてしまって、中途半端にドロシーが終わってしまっていたら、こんな尊いエンディングはやってこなかった。麻里ちゃんの努力が、私たちの思い出を美しく永遠にしてくれたんだと思いました。麻里ちゃん本当にありがとう。

そして「Winter Blossom〜冬の桜〜」。振りコピをするみんなの手の、ヒラヒラした動きがすごくきれいでした。冬の桜はヲタクが咲かせるものだったのか……。この選曲には、デビュー当時からドロシーを知る、いわゆる古参のヲタさんたちへの麻里ちゃんからの感謝を感じました。

ここでMCを挟み、先ほどのスライドショーは麻里ちゃん本人が昔使っていた携帯電話からデータを選んできたものだということ、8年前のケータイはまだガラケー(本人はパカパカケータイと呼んでました、最高に可愛い)で、時代を感じたということ、など話してくれました。“みんなの思い出の写真はありましたか？”と問いかけ、“あったよー！”との返事に、“よかったー♡”と天使の受け答え。デコルテが少し透けて、ノースリーブの二の腕が眩しい新衣装についてもふれ、“真っ白なドレスを着た真っ白な髙橋麻里ちゃん！　みなさんも穢れた心を……あはは、それは人によるか、心を真っ白にして、ドロシー色に染めてね♡”とここでもさすがのMC。

続く「ASIAN STONE」ではクールな表情を見せ、新しい世界への大きな扉をその手で開いていく力強い意志を感じさせてくれました。この曲のリリイベ、亀戸サンストリートまで観に行ったなぁ……。あの日よりも深みを増した表情でキリッと歌う麻里ちゃん、とても素敵でした。

「Tell me tell me!!」では高まったファンが跳ぶ！　跳ぶ！　でも1サビの1回し目ではわんさか起こっていた推しジャンも、2回し目では4人ほどに減っていて（数えている私は一体何目線なんだ）、うんうんジャンプってけっこう体力使うよねって、なんだか無性にドロシーファンへの愛しさを感じました。ドロシーちゃんのファンの方はみなさんいつもとってもお優しくてひたむきな印象です。今日も2階席からみんなの顔が見えていたけど、みんなずっと麻里ちゃんをガシっと見つめていて、見つめたまま一緒に歌って踊って、あぁ本当に麻里ちゃんのことが大好きなんだなって、幸せな気持ちになりました。

「2the sky」では麻里ちゃんのクールなラップも聴けました！　ちゃんと英語でラップを歌っていて感動したよ！　そして小刻みに跳びながら歌うサビでも、まったくブレずに歌い切る麻里ちゃん！　本当にタフ！

「nerve」のサビでは全員の指が麻里ちゃんに向かっていて、会場全員の愛を一身に受けている様子が眩しかったです。ちょっと小悪魔な表情で歌う麻里ちゃん、よかったなー！　曲ごとにころころ変わる表情、全部大好きです！

そして、あえて一旦曲振りを挟んでからの、「恋は走り出した」！　キター！　これはもう！走り出さずにいられませんね！　会場中が一体となって揺れていて、思わず鳥肌が立ちました！　代表曲の1つであり、現場人気の高いこの曲への麻里ちゃんの想いがびしびし伝わる歌唱に、負けじと叫ぶファンの声！　本当に素晴らしいものを見せていただきました……！