【インタビュー】Shine Fine Movement｜逆境を乗り越えて、輝きを増した5人の決意Shine Fine Movement Pop'n'Roll初登場！

ひとしきり泣いたあとに歌ったらいいものが録れました（羽深芽生）

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――「リフレクト」のリリースイベントも始まっていますが、お客さんの反応はいかがですか？

橘咲希：
歌がすごい好きって言われます。

橘莉子：
「リフレクト」の収録曲は、全体的に大人っぽいなって思いました。どの曲を表題曲にしてもいいんじゃないかって思えるくらいよい曲をいただいたので、それがファンの人にも伝わっているとすごく嬉しいです。

――今回のレコーディングで特に苦労したことは？

橘南桜：
あ〜私、いつもレコーディングで苦戦するんですよ。もともと声も低いので、高い声が苦手で。（莉子の方を見ながら）低いですよね？

橘莉子：
え、私に聞くの？（笑）　わかんないけど、Shineの中ではハスキーな声だよね。

橘南桜：
自分でも思うんですよ、声が低いなって。だから、カラオケに行っても、普段は女の人の曲とか歌わないんですよ。でも、レコーディングする曲はキーが高いので、裏声で歌おうとすると、地声で歌ってくださいって言われて。それがいつも大変なんですけど、今回は地声で出すことにプラスして、ちょっとアクセントを入れることもあって、ノドにいろいろ詰め込みすぎて苦戦しました。でも、なんとか乗り越えました。

――芽生さんはどうでしたか？

羽深芽生：
私はずっとミュージカルをやっていたので、ポップスやアイドルっぽい歌い方がよくわからないんです。ミュージカルだと、会場の2階とか3階のお客さんにも伝えるために言葉をハッキリ発音しなくちゃいけなくて。例えば「雪桜」の最初の“子どものように”のところは、ミュージカルだと“こども”の“こ”をハッキリ言わなくちゃいけないけど、プロデューサーさんには“「こども」の「ど」を強く、ハネちゃう感じで歌って”って指示されました。“それでいいの？”って思ったし、ミュージカルの歌い方が染み付いちゃっていたので、なかなかできなかったんです。あと、学校に行ったあとだったので疲れていたのもあって、今日はヤバい日だって思っていたら、初めてレコーディングで泣いちゃったんですよ。でも、ひとしきり泣いたあとに歌ったらいいものが録れました。

――kiyo（Janne Da Arc）さん作曲の「雪桜」は、和風なメロディが印象深い1曲ですね。

橘南桜：
すごくカッコよくて、私なんかが歌っていいのかなって思いました（笑）。大人な感じもあって。私、子どもだなって言われることが多いんですよ。自分でもわかっているんですけど。

橘莉子：
子どもじゃん。

朝比奈るう：
年相応だよ。

橘南桜：
でも、曲をいただいたからには全力で歌わなきゃいけないので、「雪桜」の時だけは大人になんなきゃいけないなって思いました。ビッグパーソンウーマンとして。

橘莉子：
え、どういうこと？（笑）

橘南桜：
うん、ビッグパーソンウーマンとして、kiyoさんの曲を歌いました。

橘莉子：
うちの子がすいません、本当に。