日比美思、透明感溢れる声に作者も感涙!? Voicy✕文藝春秋コラボイベント<聴く文学>出演
日比美思、透明感溢れる声に作者も感涙!? Voicy✕文藝春秋コラボイベント<聴く文学>出演
日比美思が、<Voicy×文藝春秋 presents. 聴く文学 #1>に出演。浅葉なつ原作の小説『どうかこの声が、あなたに届きますように』を朗読し、その透明感溢れる声と演技に作者、ファンから絶賛の声が寄せられた。
今回の<聴く文学>は、音声メディアサービスのVoicyと小説を発行する文藝春秋のコラボイベント。
Voicyは、ビジネスの専門家を始め、俳優、ミュージシャンなどが声で発信するメディア。さまざまな番組があり、日比も『みことのラジオ』という番組を配信している。
今回の企画を配信するにあたり、文藝春秋の村井弦は“以前、Voicyで文藝春秋に掲載されている作品を日比さんに朗読していただいたのですが、それがとても上手で、この小説を朗読して小説の新しい魅力を発掘していきたいと思い、今回のイベントを企画しました”とオファーの理由を明かした。
日比が配信する『みことのラジオ』は、“もしもーし”から始まるのんびりと電話で語り合うようなリラックスして聴くことができる番組。1:1で語り合う場面もあれば、時には両親が出演することもあったりと、素の日比を感じ取れる内容で、その声質、語り方などが印象的なものになっている。
今回の『聴く文学#1』で題材になった作品は、浅葉なつの 『どうかこの声が、あなたに届きますように』。
同作品は、地下アイドル時代、心身に深い傷を負い、ひっそりと生活を送っていた主人公が、ふとしたきっかけでラジオ番組のアシスタントに抜擢され、その後ラジオの世界に向き合っていく。そして、自身の心の傷や過去と対峙しながら、前を向いて生きていこうとする心温まる物語となる。
日比は“この作品は、ラジオを題材にした物語で今回の企画に最適ですね。主人公が同じ年で感情を重ねながら読んだのですが、本当に素敵で感動しました”と作品への思い入れを語り、朗読を開始。
原作を読み進め、合間にそのシーンでの朗読のポイントなどを聞いていくスタイルで進行していくが、自身もグループ活動していた日比は、“私も学校と仕事を掛け持ちしていたが、忙しくなると家族よりもファンの人と会っていたかもしれない。そして、ファンの方を考えることでつながっているという安心感が自分の支えになってくれた”と語ると、視聴者から“頑張れ!”など応援のコメントも多数届いた。
主人公が挫折をするシーンの朗読のあとでは、“私もまだまだ新人ですが、何ごともネガティブに捉えてしまい自信を失いそうになり、頑張る気力がなくなることもある。そんな中でも一歩踏み出して頑張れる人がチャンスを掴むことができると思う”と、主人公の想いを自分で受け止めてその表現へのポイントなどを語った。
朗読を終えると、村井は“本当のラジオを聴いているようで、原作での熱がきちんと伝わった”と感動した様子。
そして、原作者の浅葉なつも番組に登場すると、“すごく透明感のある声で聴いていると癒やされる。最後のシーンでは、本当に感情が伝わってきて、自分で考えたシーンだけどうるっと来た。素晴らしい朗読をありがとう”と日比の声と演技に思わず感涙。浅葉からの感想を聞いた日比は、“褒めていただいて、興奮して寝れないかも(笑)”と喜びつつも安堵の表情を見せる。
さらにイベントについて、浅葉に質問すると、“小説を音声にすると忙しい人も移動時間で聴くことができるし、視覚に障害のある方でも楽しんでいただくことができる。新しい読書の形として、耳から入るこの「聴く読書」はすごくいいものですね。コロナや自然災害で不安な気持ちになることもあると思うが、本を読んだり、ラジオを聞いて物語を楽しんだりして心安らかな時間を過ごしてほしいです”と、エールを送った。
イベントの最後に日比は、“今回の<聴く文学>で朗読をすると聞いて、最初はとても緊張していたのですが、本を読み進めるうちに、好きなセリフやシーンを思い返し、この物語から生まれる素敵な感情を確認しながら読むことができた。朗読での読書は新しい形で、文学に触れる機会が増えて、とにかく楽しかった”とコメント
イベントを終えると、リスナーからは“オーディオブックで欲しい”“読んでも泣いたけど、聴くともっと入ってくる”“透明感のある優しい声”“またイベント開催してほしい” など、称賛の声が多数集まった。
今回の<聴く文学#1>は、Voicyの『文藝春秋channel』と『みことのラジオ』でそれぞれ配信される。