長月翠（ラストアイドル）［インタビュー］初の高校生ギタリスト役でかき鳴らした歪んだ青春のハーモニー「普通ができない子たちが集まって、1つのことをやり遂げようとする……そこがすごく美しい」長月翠（ラストアイドル） YouTubeドラマ『DISTORTION GIRL』出演インタビュー

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全部、運だけで突き進んできた3年間なんです

――ラストアイドルには、いつも何かに挑戦しているイメージがあります。この１年も“団体行動”などに挑戦していたり。今は殺陣をやっているんですよね？

長月：
はい。殺陣はいつかやりたいと思っていて。私、舞台が好きなんです。だからすごく嬉しいです。好きなタイプが武士なんですよ（笑）。歴史に詳しいわけではないんですけど（笑）。“武士になるぞ”っていう気持ちで、殺陣をやっています（笑）。

――すぐにできるようになりました？

長月：
まだまだ自信がないです。１日1,000回とか1,500回とか素振りしているんですけど、それでも先生から“長月、振ってきたのか？”って言われたりしちゃうので、まだまだダメだなと思っています。

――ギターでは指先が硬くなって、殺陣では腕に筋肉がつきそうですね（笑）。

長月：
そうなんですよ、同時にやっていたんです。素振りで二の腕がすごく太くなってきちゃいました。恐るべしです（笑）。でも、この1ヵ月で、自分の幅がすごく広がった気がします。

――話が戻っちゃいますが、ドラマではテレキャスターを弾いていますよね？　これは自分で選んだんですか？

長月：
自分で選んだわけではないんですけど、アコギを始めた時に、“エレキを弾くなら絶対テレキャス”って思っていたんです。だから早くも夢がかなってしまって、めちゃくちゃテンションが上がりました（笑）。しかも、私が欲しかったのはミントグリーンのギターだったんですけど、ドラマで使ったのは、ちょっと似ているイエローなんですよ！　そこでもめちゃくちゃテンションが上がりました。“うわぁ～、嬉しい！”って（笑）。

――それは偶然？

長月：
偶然です！

――長月さんは、そういう幸運を引き寄せる力があるんでしょうね。

長月：
そうなんですよ。私、運で生きてますから。実力は伴っていないので、全部、運だけで突き進んできた3年間なんです。いつ運が尽きるかわからないので、ちょっと怖いです（笑）。

――とはいえ、ギターも殺陣もすごく練習しているわけで、その都度、努力しているじゃないですか。

長月：
一応、努力はしている……つもりではいますけどね（笑）。