田中みな実、恋愛ルールを語る「相手がいる状態でつまみ食いはなしよ」 NHK『モンダイな条文 〜世界の“謎ルール”〜』出演

田中みな実が、2020年8月27日（木）午後7:57〜NHK総合にて放送される『モンダイな条文 〜世界の“謎ルール”〜』に出演する。

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約半年前に放送され、好評を博した『モンダイな条文〜世界の“謎ルール”〜』の第2弾。前回に引き続き、今回も、摩訶不思議な世界の“謎ルール”を徹底調査する。

“なぜ、こんなルールが!?”と思わず耳を疑う、奇想天外な法律（条文）が、なぜ存在するのか。その条文によって起きた社会の変化や悲喜交々の人間ドラマとは？　“モンダイな条文”が成立した背景や影響を調べると、意外な事実が明らかに。世界の“謎ルール”から多様な価値観を知り、人間の営みや社会のあり方を見つめ直す、新感覚リーガルバラエティとなる。

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収録後 出演者コメント

■バカリズム

ーー今回の収録を終えての感想をお聞かせください。

バカリズム：
今回もすごく自分の知らなかった面白い条文が知れたし、なんか日本だと日本人の感覚としてはこんなのありえないって言うのがけっこうあったんですけど、それでも国がちゃんとウマくいっているっていうものばっかりだったんで、そこがすごく面白かったですね。結果的に、なんかみんな幸せにやれているんだっていう。フィンランドでしたっけ？　罰金を金額じゃなくてダメージを平等にするっていうのは、なんかすごくいいなと思いましたね。なんか結局そうなるよなっていうか。ホントに平等って考えた時に。なんか別に日本がそ うなってほしいとは思わないですけど、“あ〜それは考え方として、それはそれでアリだよな”と思いました。

ーー今後こんな条文をやってほしいなどリクエストはありますか？　前回は校則などおっしゃっていましたが。

バカリズム：
校則は今回なかったですよね。次こそ校則やってほしいですね。

ーーバカリズムさんが経験された変な校則とかありましたか？

バカリズム：
僕はもうずっと中学高校と坊主だったんですよ。で、高校は野球部だったから坊主だったんですけど。中学は もうその地域で坊主が決まってましたね。中学生の男全員。市とかの決まりだったんで、もう中学になったら坊主にするっていうのが当たり前。今思うとすごいなって思います。ヘタしたら今もそうかもしれないですけど。ってか、もう僕らがそうだったから、今でもそうであってほしいですよね。“なんで今だけ長髪になってんだよ”っていうのありますけど。

ーー最後に今回の番組の見どころを教えてください。

バカリズム：
もちろん日本では考えられない、いろんな国の条文が見られるのはもちろんなんですけど、それをいろいろ紹介してくれるテミスさんの自由さ。突然声が変わったり、持っている知識が急に変わったりする感じ。それとテミスさんと陣内さんの攻防を楽しんでいただければなと思います。

■田中みな実

ーー第1弾に続き第2弾も、ご出演ありがとうございます。

田中みな実：
面白い番組ですよね、本当に。なんか次の日誰かに話したくなるような。で、一緒に家族で見てたら“なんだと思う？”ってすごい議論の余地がありそうな番組だし、“そうなんだ！”って正解がわかってからそこで終わるんじゃなくて、“これ日本だったらどう適応されるんだろうね？”とか、すごく話が広がるなって感じました。

ーー前回と比べてどの条文が今回はよかったですか？

田中みな実：
今回はインドの条文がけっこう印象的で、“あっ、そういうやり方あるよね”っていう。原始的な方法もあったし、 これは知恵を使ったなっていう方法もあったし。1番すごいなと思ったのはインドのタンス預金。いや、その発想はないよね。さすがにみんな銀行に預けに行くよねっていう。その発想には至らないから、さすが。私はタンス預金とか全然してないというか、やり方とかわからないから銀行に預けちゃってるんだけど。タンス預金している人がいたら戦々恐々だよね。

ーー最近周りで“こんな謎ルールあったんだよね”みたいなことはありましたか？

田中みな実：
バカリズムさんがオープニングで話してた、奥さんとの些細なルールみたいな。“スイッチの位置がこうだ”とか、いいな〜と思いました。1人で生きているとルールなんてないから、逆に今、自分がルールがないてって感じてるけど、誰かと住み出したら“私のルールを犯してる”って思い始めるんじゃないかなと思って。1人でいる時間が長ければ長いほど、誰かと共存することがちょっと不可能に近くなってくるんじゃないかと今自分の身を案じています。

ーーじゃあ田中さんは“ルール”を作りたい？

田中みな実：
“（お風呂から）ビショビショのまま出てきて絨毯の上を歩かないでほしい”とか、自分だったら絶対歩かないけど、他人がやったらすっごいイライラすると思う。自分の中ではルールと思ってないのに、それを相手が犯した時に、リモコンの位置とか多少ね、なんで使い終わったらここに置かないんだろうなって思っちゃいそうだなとか。でも、それを全部ルールとか条文ですよってしちゃうと、夫婦関係が成り立たないと思うんですよね。恋人関係も。

ーーけっこう細かいですね、リモコンの位置とか。

田中みな実：
そうね、自分ではね。子どもが動かしちゃうのは多分いいと思うんだけど。旦那さんとか彼とかだと、目の前で直しちゃうかもしれないですね。

ーー言わないんですか？

田中みな実：
条文に書いたら、すごい大変なことになりそうだから。“守ってくださいよ”っていうか“お互いに気をつけようね”みたいな。でも、多分向こうにも向こうのルールがきっとあると思うので。いずれにしても長くお互い、男も女も1人でいるっていうのは、多分知らず知らずのうちに勝手な自分の中のルールとか条文を作り出しちゃってるんじゃないかと思います

ーーちなみに、田中さんの中でこれだけは守ってほしいという恋愛ルールを1つ挙げるとしたら？

田中みな実：
1つだけ挙げるとしたら？　浮気とかそういう、ほかの人に行きたくなったんだったら、別れてからにしてほしいっていう。なんかちょっとでも、そういう気持ちがあるんだったら1回別れてもらって、ほかを見に行ってもらってかまわないけど、いる状態でキープしながら、ほかを見るとかつまみ食いするのはなしよっていう。ルールっていうか、これは人間としての常識。

ーー最後に番組の見どころを教えてください。

田中みな実：
最初にも言ったんですけど、すごい議論の余地がある番組だなと思うから、ほかの国の文化とか条文を通して知れるのと同時に、家族で見ていたら、考え方が広がるなと。“日本ではどう適応されると思う？”とか、“この国だから成立するよね”ということだったり。もしかしたら“家庭内での条文を作ろうよ”っていう話になるかもしれないし。けっこう思い切った条文が多かったので、それを楽しんで見てもらいたいなと思いました。

■柴田理恵

ーー収録を終えて、番組はいかがでしたか？

柴田理恵：
すごく面白かったです。やっぱりその国にはその国ならではの歴史とか慣習とかがあって。だから私たちには“とんでもないな”と思うような、そういう条文も“ほ〜ちゃんと普通に機能してるんだな〜”と思うと、すっごく面白かったです。条文を見て、その国の歴史全部わかるじゃないですか。これどういう状況なのかっていう。それから“あ〜幸せな国だな”ってのも。なんかフィンランドとか、ああいう税制、罰金制はホントはアリなんじゃないかなって思うんですよね。

ーー視聴者のみなさんに見どころを教えてください。

柴田理恵：
全部見どころですよ。でもね、ユニークな条文を出しているところは、その条文を作った上の人たちが、考えて考えて考えた上の知恵だなと思うんですよね。だからそういうユニークな面白い為政者というか、そういう人がいたんだなっていうことが勉強になって。なんか“日本も、もっとそういうユニークなものがあればいいのに”と思いました。そういう“面白い風に日本もなればいいな”と思うかもしれません、観てくださる方も。

■陣内智則

ーー収録を終えての感想をお願いします。

陣内智則：
いや〜ホントに知らないこと多かったですね。この時代にこんな条文があるんだって言うのは勉強になりましたね。

ーー中でも印象に残ったものは？

陣内智則：
税金を払ってない人、太鼓を叩くとか。なかなかそれは原始的やけど、そういう効果があるんだなとか。あとは何ですかねえ。日本では考えられないね、けっこうプライバシーのことが世界は当たり前のように知られてるんだなっていうのは、ちょっと怖いですよね。どうなんですか？　海外から見たら、日本にはおかしな条文があると思ってるんですかね？　その辺わかんないですけど。