©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会

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アイナ・ジ・エンド(BiSH)、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』を称賛!「瞬きをするのがもったいない映画でした」

映画『窮鼠はチーズの夢を見る』を鑑賞した著名人から寄せられたコメントが解禁された。

原作は、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』、『俎上の鯉は二度跳ねる』。

主人公・大伴恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』に続き、単独主演を務める大倉忠義。

そして恭一への想いを募らせ葛藤する姿に誰もが共感せずにはいられない今ヶ瀬渉を、『愛がなんだ』、『カツベン!』など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌が務める。

メガホンを取るのは、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲。その繊細な表現力と確かな演出力で、さまざまな愛のかたちを写し取った『ナラタージュ』、『リバーズ・エッジ』に続き、本作では、揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を、時に繊細に時に大胆に描き出す。

今回コメントを寄せたのは、King Gnuでボーカル兼キーボードを担当している井口理、俳優の有村架純、高良健吾、さらにBiSH のメンバーであるアイナ・ジ・エンドなどとなっている。

コメント

井口理(King Gnu):
“本当に大切な人は誰?”その自問自答に、同じ答えを出し続けることはできるんだろうか。
この作品は、あなた自身の“ラブストーリー”を浮かび上がらせる。

有村架純(女優):
一筋縄にいかない人間の性は愚かさをも暴く。
めきめきと皮が剥がれていくそれも、恋愛の醍醐味なのかもしれない。

高良健吾(俳優):
素直で誠実な身勝手さがここまで沁みるのは恭一と渉の間にあるなにか。
僕は2人のカタチに胸が震えました。
ぜひ劇場で確かめてほしいです。

アイナ・ジ・エンド(BiSH):
濡れたような声色と、薄暗い青、睨みつけるくせに優しく溶け込んでくる言葉たち。
瞬きをするのがもったいない映画でした。
スナック菓子を貪る男性2人の他愛ない色気を忘れられません。

柴崎友香(作家):
みんな、さびしくて弱くて優しくてずるい。それでも、自分だけの愛を見つけられたら、後戻りはしないのだ。
心の1番深いところを、この映画は容赦なくかき乱す。

小竹正人(作詞家):
男同士の生々しいリアルがこんなにも切なく描かれている日本映画が今までにあっただろうか?
恋の痛みの真髄を知る者は強く美しくそして哀しい。

相田冬二(映画批評家):
この作品は、あなた自身の“ラブストーリー”を浮かび上がらせる。
観る者の人生が見透かされる、ためいきが漏れるような恍惚。
21世紀最良の恋愛映画が、ここにある。

宇野維正(映画ジャーナリスト):
理性と本能。信頼と裏切り。人間の美しさと醜さ。
『窮鼠はチーズの夢を見る』は、恋愛映画が最高のサスペンス映画でもあることを思い出させてくれる。

ミルクマン斉藤(映画批評家):
行定勲が行きついた恋愛映画(セックス・コメディ)の極北。
ラストに至る数分間は、実に哀しく、どこまでも残酷で、それでいて甘美で爽やか。
世界の恋愛映画史はここから再び、はじまる。

カツセマサヒコ(ライター/小説家):
誰にも知られたくなかった感情が、とうとう描かれてしまった。
流される恋に共感するたび、古傷が痛んで膿んで吐きそうになる。

岩井俊二(映画監督):
例外探し。
恋愛とは、ただひとりの例外を探す旅路なのかも知れない。

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