B.O.L.T［ライブレポート］デビューから1年の成長を見せつけた＜GIG TAKAHASHI tour 2020 ツアーファイナル＞B.O.L.T＜H.I.P. presents GIG TAKAHASHI tour 2020 〜ツアーファイナル 配信ライブ〜＞レポート

真っ赤なライティングに照らされながら、アップテンポで身体を揺さぶる中毒性のある「BON-NO BORN」でライブをスタート。内藤るなが“私たちはみなさんのこと見えてますよー！”とアジテーションし、「宙に浮くぐらい」へと流れ込む。先ほどの言葉のとおり、まるでフロアに観客がいるかのようにステージのぎりぎりまで前に出たり、“そこ、さぼらないー！”、“ジャンプするよー！”と掛け声を投げかけたりしてライブを盛り上げていた。

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コンパクトな自己紹介MCを経て、高井千帆が“早速、次の曲いきますか”とスタンドマイクを用意し、伸びやかな歌声が印象的な「夜更けのプロローグ」へ。小学6年生の青山菜花、白浜あやは、内藤と高井のまわりで腕を振り回し、パワフルで若さあふれるパフォーマンスを展開していく。ステージに上がる前は緊張する素振りを見せていた4人だが、ライブが始まれば、それを一切感じさせない堂々としたステージングがとても頼もしかった。

7月15日にリリースしたメジャーデビューアルバム『POP』のリード曲「axis」をファルセットをウマく使いこなしながら歌い上げたあとは、力強いアカペラから始まる「寝具でSING A SONG」でラストスパート。“この続きは夢で”という歌詞を筆頭にライブの締めくくりにピッタリなナンバーだ。“夢の中で会いましょう”と余韻を残し、4人はステージの幕を降ろした。

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