わーすた［インタビュー前編］太陽のように輝く5人が届ける飛び切りキュートな夏ソング「ぜひ一緒に踊ってもらいたいです」わーすた「サンデー！サンシャイン！」リリースインタビュー（前編）

1人で踊るのは緊張しました（小玉梨々華）
自分が想像していた以上に素敵なものになっていてすごく嬉しい（坂元葉月）

――MVも公開されましたけど、アニメーションを使った映像になっていますよね。わーすたはアニメーションを使ったMVが多いように思います。

三品：
そうですね。CGも多いです。だから、グリーンバックで撮影することが多いんですよ（笑）。

――では、今回もグリーンバックでの撮影だったんですか？

小玉：
そうなんですけど、今回は新型コロナウイルスの影響で、1人ずつ撮影したんですよ。これまでも別々に撮影したことはあるんですけど、全員のダンスシーンまで1人ずつというのは初めてでした。しかも、新曲の振りを入れてもらったばっかりだったので、緊張もしていて。でも、まわりに誰もいないから誰にも助けてもらえなくて（笑）。1人で踊るのは緊張しましたね。

――そういう状況では、振りを間違えたら自己申告するんですか？

三品：
はい（笑）。“すみません、もう1回やらせてください”って（笑）。

廣川：
けっこう自己申告しましたね（笑）。

三品：
今回、ダンスシーンは全身とバストアップの2カットを撮ったんですよ。全身のバージョンを撮り終えた時に、衣装の髪飾り（のひらひらした部分）をピンで留めていたことに気がついて。ヘアセットの時に邪魔になるので、そうしていたんですけど、そのまま撮影しちゃって……だから、もう1回撮りました。この曲、振りがめちゃくちゃきついんです（笑）。

小玉：
1回踊るだけでも、すごく体力がいるよね。

三品：
汗もすごくかいちゃうし。やっと終わったと思ったのに、“（ピンが）ついてる！”って言われて（笑）。2回連続はけっこうキツかったです（笑）。でも、逆にアドレナリンが出て楽しくなっちゃって、いいものが撮れたと思います（笑）。ウォーミングアップがしっかりできたってことですね！

廣川：
えらい（笑）。今回のダンスシーンは、フォーメーションなしで撮ったんですけど、いつもは、みんなのテンション感とか、一緒に動いている感じとか、そういうものを感じながら踊っているので、それがなくなるだけで、こんなに難しいんだって初めて気づきました。映像を観てみると、“ここ、こんなに揃わないんだ”って思う部分もけっこうあって。監督さんもどこを使うか、編集が難しかっただろうなって思います（笑）。

松田：
私はダンスシーンを最後に撮ったんです。みんなが緊張しているところや頑張っているところを見ていたので、“みんなが可愛いかったから自分も頑張ろう！”みたいな感じであんまり緊張せずにできましたね。ホントに思ったよりも振り付けがきついんですよ。なのに、きつそうに見えないんです（笑）。だから、なるべく顔は可愛くというか、苦しい感じにならないようにやってました。あと、息切れすると苦しくなってきて、鼻の穴が拡がっちゃうんですよ。だから、鼻の穴を抑えるのに必死でしたね（笑）。ライブでは歌も歌いながらなので、これからはもっと鼻を引き締めてやらなきゃいけないなと（笑）。ただ、MVの撮影をしてからライブだったので、撮影がウォーミングアップになってよかったです（笑）。

――撮影には、MVに加わるアニメーションをイメージして臨んでいるんですか？

三品：
全然できていないです（笑）。

松田：
なんとなくの雰囲気くらいですかね（笑）。

坂元：
絵コンテとかで“こういうシーンです”っていうのはなんとなくわかっているんですけど、実際、それがどんなものなのかは、CGが付くまでわからないです。撮影の時は、可能な限り自分の頭の中で想像して、“おそらくこういうものが後ろに映っているんだろうな”、“今はこういう感じなんだろうな”ってイメージしながらやってます。わーすたはCGを使うことが多いので慣れてはいるんですけど、今回は個人撮影だったので、完成したものを観た時にすごく感動しました。自分が想像していた以上に素敵なものになっていて、すごく嬉しいです。

――坂元さんは可愛らしいシーサーと“共演”していますよね。

坂元：
あのシーンはトーテムポールみたいなもっと怖いお面をイメージしていたんですよ。しかももっと大きなものがドーンっているイメージだったんですけど、実際はめっちゃポップで可愛くて（笑）。ガッツリ“怖～い！”みたいな顔をしなくてよかったなって思いました（笑）。

廣川：
過剰に演技をしなくてよかったね（笑）。

――三品さんは上手なパントマイムを披露していましたが、かなり練習したんですか？

三品：
全然（笑）。撮影の直前にバッグを持つことを知って、それでスタンバイしている時に勝手にパントマイムをして遊んでいたんですよ、それがそのまま採用になりました（笑）。

――もともとパントマイムができる？

三品：
いえ、急にやりたくなっちゃって（笑）。テレビで観たんで、ちょっとやってみようって。そうしたらけっこうできちゃいました（笑）。“本番でもやっていいよ”って言われたんで、“じゃあやらせてもらいます”って。

坂元：
めっちゃ上手でした！

――小玉さんは、帽子を追いかけるシーンがありました。

小玉：
最初の設定では、自分が被っている帽子が飛ばされて、それを追いかけるっていうシーンだったんです。スタッフさんが釣竿を使って、帽子を操ってくれたんですけど、想像以上にウマく帽子を飛ばすのが難しくて。なので、ひたすら帽子を追いかけるシーンになりました（笑）。なるべくその場から動かないようにしながら、走る演技をするのは難しかったです。しかも、けっこう長くて……。

三品：
けっこう時間をかけて撮ってました。だからずっと帽子に手が届かないまま（笑）。何回か手が届きそうになっちゃってたよね？

小玉：
それでちょっと手を引っ込めてみたり（笑）。

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