ukka[ライブレポート]初配信ライヴで届けた溢れる想い「こうやってまたライブができることが嬉しく思います!」
Pop'n'Roll 編集部
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ukkaが、7月23日(木・祝)に初のストリーミングライヴ<ukka 1st streaming live 2020>を開催した。本公演は、今年3月14日から開催予定だった初の全国ツアーが新型コロナウイルスの影響により中止が続く状況を受けて、181日ぶりとなる単独ライブとなった。昨年11月の桜えび〜ずからの改名後、次なるステージへの“羽化”という願いも込められたグループ名と新曲を掲げ、花開く春を迎える予定だったukka。本公演は、ここまで貯め続けてきた、ファンとパフォーマンスへの想いを胸に、新しい生活様式へと変化を続ける春から夏への移り変わりを新曲を交えて紡いでいく、“楽曲派アイドル”ukkaの新しいストーリーを感じさせる内容となった。本記事ではオフィシャルレポートをお届けする。
<ukka 1st streaming live 2020>(2020年7月23日)
オープニングは、この日初披露となるukkaのOvertureで登場。
夏を告げるシティポップチューン「灼熱とアイスクリーム」でライブをスタートさせると、「Magik Melody」「わたしロマンス」と立て続けにダンスナンバーを披露。
新曲「ウノ-ウノ」では、カードゲームをしているようなコミカルで可愛らしい女子の世界を画面いっぱいにくり広げた。
約半年ぶりとなる単独公演に、メンバーと視聴コメントのテンションも高まりを見せると、続けて「まわるまわるまわる」「タリルリラ」「エビ・バディ・ワナ・ビー」などアッパーチューンを投下。
川瀬あやめは、客席にマイクを向けてコーラスを求めるなど、通常のライブと変わらず画面越しのファンへ熱い気持ちを届けていく。
ラストブロックでは、ukkaのメロウな「おねがいよ」を感情たっぷりに歌い上げると、水春が初めて振り付けを手掛けた「時間。光り輝く螺旋の玉。」を初披露。
本編最後はヤマモトショウと、MICO(SHE IS SUMMER)がタッグを組んで制作し、宮野弦士がアレンジを手がけた、ukkaのはじまりとなるシングル曲「恋、いちばんめ」で締めくくった。
アンコールMCでは、村星りじゅが“本当に久しぶりのワンマンライブということで、すごく緊張と不安がありました。でも、いざライブが始まったら歌って踊れることがすごく楽しくて、こうやってまたライブができることが嬉しく思います!”と涙を流しながら溢れ出る感情を言葉にした。
メンバーは、この日に込めたそれぞれの想いをカメラの先に伝えると、桜井美里の“最後まで楽しんでいきましょう!”という掛け声とともに、グループの活動の歴史を歌った楽曲「さいしょのさいしょ」、そして代表曲「リンドバーグ」でライブを締めくくった。
約100分に渡って行なわれた配信ライブでは、アンコールを含む20曲をパフォーマンスした。
なお、同公演は、8月24日(月)11:59までGYAO!にてアーカイヴ視聴が可能。
この日、ukkaは、9月6日(日)に東京Zepp Tokyoでのライブの開催を発表。今後の状勢と安全面を慎重に判断しながらの内容決定となるが、未来に向けて活動を続けるukkaの今後の展開に注目してみてほしい。