伊藤沙莉、瀧内公美、主演を務める連作長編映画『蒲田前奏曲』公開決定!

伊藤沙莉、瀧内公美、主演を務める連作長編映画『蒲田前奏曲』公開決定!

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2020.07.15
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

伊藤沙莉と瀧内公美が主演を務める連作長編映画『蒲田前奏曲』が、2020年9月25日より全国順次公開されることが決定した。

同作は、中川龍太郎監督、穐山茉由監督、安川有果監督、渡辺紘文監督による連作スタイルの長編映画。

伊藤沙莉(『タイトル、拒絶』)、瀧内公美(『火口のふたり』)など、旬の俳優が名を連ね、『飢えたライオン』で主演を務めた松林うららが地元である蒲田を舞台に、作品をプロデュースし、自身も出演する。

また、本日7月15日から9月23日まで、同作の宣伝費支援のためのクラウドファンディングがスタート。オンライン試写会やイベントなどの特典を用意している。

伊藤沙莉
瀧内公美
松林うらら

コメント

松林うらら(プロデューサー・出演):
女優として今後どう活動していくか、自分の中で悩んでいたことが多くあり、これらの思い悩んでいることを表現できないか考えたところ、女優というものを通して、変えたい現実と変えられない現実がありました。女性の置かれている立場や生きづらい部分を女性目線と男性目線を交え、1人の女性が環境によって顔が違って見えるというテーマをもとに、何か新しい表現ができないか。最初はそのようなきっかけで、自分の置かれている現状を表現したかったのですが、4人の監督のシナリオが出来上がった時、それだけではない女性に対する普遍的な問題提起になるのではないかと感じました。窮屈な日本で、現実と立ち向かう女性がこの作品には描かれているので、観てくださった方がフィクションの垣根をこえて、身の回りのことを再度考えるきっかけになれば幸いです。4人の描くそれぞれのテーマと作品をお楽しみください。

松林うらら

中川龍太郎(監督):
人間はいつも何者かを演じている。演じつづける裂け目に、時たま「本当らしさ」を感じさせる自分や他者が垣間見える。自分自身も含め、多くの人が神経質になり、ノイローゼとなってしまった現代において、僕たちは演じるというテーマについて何を描き出せるのか。蒲田という街と、素敵な仲間たちの胸を借りて、そのことに挑戦いたしました。

中川龍太郎

穐山茉由(監督):
“4人の監督によって「ひとりの女性が持つ複数の顔」を表現したい”というお話をいただいた時、素直に興味を惹かれ、ぜひその1編を描いてみたいと思いました。「呑川ラプソディ」ではそれぞれ違った環境に生きる女友達とのズレや結束をテーマに、その中にいる主人公の顔を切り取りました。4つの短編を繋ぎ合わせた時、新しい化学反応が生まれ、また違った景色が見えたらいいなと思っています。

穐山茉由

安川有果(監督):
プロデューサーの松林さんからmetooを題材にした映画を作ってくれないかとの誘いを受け、悩みました。思うところがある題材だからこそ、まだ映画にするには心の準備が整っていないように感じたのです。しかし、声をあげる人が増えてきた今、自分から見たこの問題を映画に残しておくことには意義があるのではと思いました。1人の俳優を巡る4つの短編を繋ぎ合わせた時に何が見えてくるのか、ぜひスクリーンで体感していただきたいです。

安川有果

渡辺紘文(監督):
大田原愚豚舎が『蒲田前奏曲』の参加を決めたのは、女優・松林うららの強い意志と映画への愛情に共鳴したからです。勝ち目があるわけでも、成功が保証されてるわけでもない、それでも闘わなければならないものがあるから闘う。

苦悩し、のたうちまわり、不条理な目に会い、時に踏み潰されそうになりながらも、映画界に孤高に立ち向かい、闘おうとする松林うららの決意表明であり、宣言であり、叫びであるこの前奏曲が多くの人々に届くことを願っています。

渡辺紘文

伊藤沙莉(穐山茉由監督作 / 呑川ラプソディ / 帆奈 役):
私は呑川ラプソディに参加させていただきました。ハンナという女性にどう寄り添えばよいか、またこの女性の強気の裏にある不器用さ、寂しさをどう表現しようかとても迷い、悩みましたが、自分なりの「蒲田前奏曲〜ハンナ編〜」を頭に描きつつ、また一方で女友達の前での自分はこの中だったら誰だろうと、自分を誰に投影するかを楽しみつつの撮影でした。

そして、マチ子という女性には私自身も経験として共通、共感する部分が多々ありました。空回りするほどの熱さはどんどんと冷めていくし冷静にいろんな方向から自分を見つめ直すと、どんどんとわからなくなるし、深く低く唸るほどわかる、わかるよと思う部分はたくさんあったので、観ていただいた方々の多種多様の唸り声を聴くのがとても楽しみです。

伊藤沙莉

瀧内公美(安川有果監督作 / 行き止まりの人々 / 黒川瑞季 役):
初めて松林うららさんとお会いした時、今自分がどうしても言いたいことを映画にしたい、とおっしゃっていました。

私の作品は#metoo、セクハラに関することが題材で、私自身はそれに対してぼんやりとした認識しかなかったので、難しいかもと感じました。ですが、うららさんとお話ししていくうちに、この題材についてもっと深く考えたいと思い、撮影に参加しました。

出来上がった作品がコロナの影響もある中、劇場で上映していただけることが本当に嬉しいです。うららさんの想いと4名の監督作品が1人でも多くのお客様に届きますように。

瀧内公美

次ページ

  • 1
  • 2