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松岡茉優、好きが深すぎる“清貧⼥⼦”を演じる! ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』主演決定

Pop'n'Roll 編集部

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2020.07.14
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松岡茉優が主演する火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS)が、9月より放送をスタートする。

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中堅おもちゃメーカーの経理部で働く主⼈公・九⻤玲⼦(くき・れいこ)は、とある過去が原因で“清貧”という価値観で生きるアラサー⼥⼦。金銭感覚が独特で、お金の価値ではなく、自分が愛する“モノ”の本質を大切にして暮らしている。その玲⼦が勤めるおもちゃメーカーの御曹司・猿渡慶太(さるわたり・けいた)は、“浪費”にかけては天賦の才能を持った男。営業部に在籍していたが、浪費のしすぎで玲子がいる経理部に異動になる。そんな⾦銭感覚が両極端な、“清貧⼥⼦”と“浪費男⼦”が出会い、ひょんなことから鎌倉にある玲子の実家に慶太が住み込むことになる。お金修⾏を通してひと夏の恋物語がくり広げられていく完全オリジナルラブコメディだ。

主人公の清貧⼥子・九⻤玲⼦を演じるのは、TBS連続ドラマ初主演となる松岡茉優。

第42回日本アカデミー賞において優秀主演女優賞(『勝手にふるえてろ』)、優秀助演女優賞(『万引き家族』)を受賞し、第61回ブルーリボン賞では助演女優賞(『万引き家族』『ちはやふる -結び-』)を受賞するなど、名だたる映画賞を総なめにする今大注目の演技派女優である松岡が今作で演じる玲子は、自身と同年代のOL。過去のある経験から、モノも恋も物持ちが良く、日常のかけがえのない幸せに感謝する“清貧”という一風変わった価値観を持つキャラクターを表情豊かに演じる。

そして、玲子が働く経理部に異動になった、お⾦にルーズな浪費男子・猿渡慶太を演じるのは三浦春馬。

TBSドラマ『ブラッディ・マンデイ』(2008年シーズン1・2010年シーズン2)で連続ドラマ初主演を務め、2016年の『わたしを離さないで』ほか話題作に多く出演。近年ではドラマに留まらず、映画や舞台での活躍のほか、歌手デビューするなどマルチに活動している。そんな三浦が今作で演じる慶太は、⾦銭感覚が崩壊した“浪費男子”で、愛も“狭く、深く”の玲⼦と対照的に“広く、浅く”。玲子とは正反対のキャラクター・慶太を、魅力的な笑顔の三浦が爽やかに演じる。

松岡と三浦は今作が初共演。それぞれクセの強い“清貧⼥子”と“浪費男子”を、演技力に定評のある2人がどう演じるのか、テンポのよいコミカルな掛け合いに注目したい。

共演には、玲⼦の初恋の相手・早乙女健(さおとめ・けん)役に三浦翔平が決定。作品ごとにキャラクターが変わり、話題作への出演オファーが絶えない三浦が今作で演じるのは、公認会計士の資格を持ち、そのイケメンすぎる容姿を生かし“お金の専門家”としてテレビ番組で人気コメンテーターとしても活躍する、“顔面を金に換える男”。玲子が“清貧”になった過去の出来事を知る存在であり、また玲子の初恋の相手で15年もの間想われている早乙女だが、キラキラしている表の顔の一方で謎めいた裏の顔を持つ。

さらに、玲子と慶太が勤めるおもちゃメーカーで慶太の後輩であり、ドケチ節約男子・板垣純(いたがき・じゅん)役には北村匠海。北村は、映画『君の膵臓をたべたい』で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、今年公開の映画だけでも(現在)5作品も控えている最も旬な俳優の1人。今作で演じるのは、とある理由で将来の貯蓄に大きな不安を抱いており、“恋よりお金”な“ドケチ節約男子”で、あることがきっかけで玲子に恋をしていくという役どころだ。

個性豊かで魅力的な2人が松岡・三浦にどう絡み、恋愛の四角関係がどうなっていくのか、注目してほしい。

⾦銭感覚と恋愛感覚、一見相容れない2つの感覚だが、お金の使い方は恋の仕⽅そのものではないだろうか。清貧⼥子、浪費男子をはじめ、⾃分に投資しすぎ⼥⼦、ドケチ節約男⼦など、お⾦の使い⽅や人としても“ほころび”だらけの男⼥が登場し、価値観の違う相手に傷つき、傷つけながら、恋愛模様をくり広げるラブコメディ。登場人物たちのさまざまな価値観に共感しながら楽しんで観られるだろう。

玲子と慶太、デコボコな2人の恋と金銭感覚から目が離せない、お金×恋の新感覚“じれキュン”ラブコメディとなる。

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コメント

主演・松岡茉優:
ドラマでオリジナルストーリーに挑戦させていただくということが久しぶりなので、ドキドキしながら台本を読んでいるのですが、私たちもまだ知らないラストがありますので、わくわくしながら撮影に挑んでおります。『おカネの切れ目が恋のはじまり』という、“お金と恋”っていうラブキュン物語なのですが、私が演じる玲子さんと三浦さんが演じる慶太の成長物語として、ほころんでいる2人がどんどん成長していくところも注目していただきたいポイントです。

三浦さんと私では、普段も違う性格な気がするので、二人三脚で、この暑い夏、そしてこの状況ですけど、乗り切っていきたいなと思っています。私演じる玲子さんはあんまり自分の世界から出たくなくて、静かに生きていきたい人なのですが、三浦さん演じる慶太が現れて、ズカズカと土足で踏み込んで、玲子の大事な世界をぶっ壊していきます。でも、ぶっ壊してもらうことで玲子はさまざまな喜びや楽しみや嬉しさ、わくわくする気持ちを覚えていきます。ぜひ視聴者の方にはご自身と照らし合わせながら、玲子が人としての喜びを得ていく様子を見守っていただきつつ、お金の使い方に関しても役立つプチ情報が入ってますので、お金の部分と恋の部分と、そして2人の成長物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。

癒される火曜日になってほしいと思います。

三浦春馬:
このドラマは、松岡さん演じる玲子が、それぞれの登場人物が抱えるほころびを気持ちいいくらいに繕っていくプロセスがとっても愛らしく、心地いい解決策を毎話ごとに生み出していくので、僕自身も台本を読み進めるのがとても楽しみでした。

僕が演じさせていただく役どころは、玲子の働く会社の御曹司なのですが、彼のキャラクターはとても気持ちの良い青年で、すごくポジティブです。ただお金の捉え方に関しては少し突き抜けているので、登場人物のセンシティブな金銭感覚や問題に関して土足で軽快に乗り込んで、前を向かせようとする部分があり、ポジティブにかつ嫌味なく演じるのがすごく難しいなと感じています。

松岡さんとも現場で話し合いをしながらアイディアを出し合って、よりよい“猿くんと玲子さん”のコンビネーションみたいなものを築き上げていきたいと思うので、みなさん楽しみに待っていていただけたらと思います。

三浦翔平:
今回演じるのは、お金のカリスマということで、序盤はすごく爽やかにニコニコしながら、いい青年を演じているのですが、物語が進んでいくにつれていろいろと早乙女のほころびが出てくると思いますので、そこをウマく演じることができればいいなと思います。

火曜10時の枠でラブコメとのことで、キラキラした作品になればいいかなと思います。

早乙女という役を通して、この作品のいいスパイスになればと思いながら演じています。観てくださっている人々が元気になれるような、笑って、泣けるところは泣いて、明日への活力になるようなドラマになればいいなと思いますので、ぜひお楽しみにしていてください。

北村匠海:
今回僕が演じる板垣純は、最初は“堅いやつ”かなって思っていたんですが、意外とそうではない部分もあるので、全話通して“可愛らしく憎めないやつ”として演じられたらと思っています。1話から純が何を抱えているのか描かれますが、話を重ねるごとに可愛らしかったり、コミカルな部分もあるので楽しみです。

お金は身近なものではあるけれど、人それぞれ価値観がすごく違うと思うので難しい部分もありますが、観てくださった方々がパーッて明るく笑顔になれるように、ドラマを通してエネルギーを発信できたらいいなと思っています。精一杯演じて、ほっと温まる、心にいつまでも残ってくれるような“癒し”作品にしたいです。

脚本家・大島里美:
お金にまつわる“ちょっと困ったほころび”を持つキャラクターたちのラブコメディです。

ほころびを抱えた人々が、お金とままならぬ現実に振り回されながら、健気に奮闘する可愛らしいドラマになっていると思います。

舞台がおもちゃ会社なので、いろんなお楽しみもあります。さまざまなツッコみどころを笑っていただけましたら幸いです。

プロデュース・東仲恵吾:
“お金と恋”、一見すると正反対のものに見えますが、実はお金の使い方と恋の仕方は共通するものなんじゃないかと思い、お金に対して正反対の価値観を持つ2人が恋愛していく話を、今回完全オリジナル脚本で描いていきます。

主人公の玲子は、はたからみればケチに見えるけど、本当はすべてのものを“清く”使い、“一途”で“愛がある”人です。そんな玲子を想像していく中で、松岡茉優さんが浮かびました。松岡さんが演じたらと考えたら、玲子という人物像がどんどん立体的に深まりました。

そして、そんな玲子と正反対の浪費家だけど、そっと寄り添う優しさと底抜けの明るさを持つ慶太をイメージした時に、三浦春馬さんの屈託のない笑顔がぴったりだと思いました。

当たり前だった日常が失われて、今までの価値観が様変わりしている今だからこそ、主人公・玲子が貫く日常のかけがえのない清らかな幸せに対して感謝する“清貧”という考え方は共感が持てると思います。

そして、三浦翔平さん、北村匠海さんをはじめとして、この物語に出てくる登場人物は、みんな、お金の使い方がどこか変で、恋愛でも、人としても、“ほころび”がある人たちです。でも、そんな人たちが“ほころび”を抱えつつ、懸命に生きる姿はとても可愛らしく、明日からも頑張ろうという元気を与えてくれます。

そして、“好きが深すぎる玲子”と、“好きが多すぎる慶太”という価値観の違う2人が、お互いを想い合い、お互いの“ほころび”を一緒に“繕う”、2人の不器用なじれキュンラブストーリーを、ぜひお楽しみください。

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