© 2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会

清原果耶、初主演映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』Coccoプロデュースの主題歌を歌唱+本予告映像を解禁!

Pop'n'Roll 編集部

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2020.07.01
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清原果耶が初主演を務める映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』が、主題歌「今とあの頃の僕ら」を収録した本予告映像を解禁した。

透明感のある歌声とその詞世界でファンの心を掴む、シンガーソングライターCoccoの書き下ろしとなった同曲。

歌唱は清原果耶が担当し、伸びやかな歌声でヒロインの“心”の旅を爽やかに歌い上げている。

予告編は、“私は今のママが産んだ娘じゃない”と、清原果耶演じる主人公の少女・つばめが孤独を感じて思い悩むシーンから始まる。ある夜、星空を舞う謎の老婆・星ばあ(桃井かおり)との出会いから物語は一転、ともに過ごす中で笑顔を見せ始めるつばめ。“私もちゃんと家族になれるかな”と、両親に赤ちゃんが産まれることの不安を打ち明けるつばめに、“しぶとく生きろ”“屋根の下でいろんな時間積み重ねて家族になるんだろ”、と力強い言葉をかける星ばあ。歩き始めたつばめに起こるさまざまな出来事。泣いて笑った、星ばあと過ごしたかけがえのないひと夏の想い出が、色とりどりに絵本のように映し出される。つばめの“ありがとう、星ばあ”という言葉に込められた想いとは?

Cocco、清原果耶

本作は、小説すばるで新人賞を受賞するなど、多くの読者を魅了する作家・野中ともその大人気小説『宇宙でいちばんあかるい屋根』(光文社文庫刊)を映画化したもの。

監督は、『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した藤井道人が務めている。

主人公、14歳の少女・大石つばめを演じるのは、2021年春NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』のヒロインに抜擢された若手実力派女優の清原果耶。本作が映画初主演で、藤井監督とは『デイアンドナイト』に続くタッグとなる。

つばめの前に現れた老婆・星ばあ役には、数々の映画賞に輝き、『SAYURI』でハリウッド映画初出演以降、世界で活躍する実力派・桃井かおり。つばめが恋するお隣の大学生役に、NHK連続テレビ小説『スカーレット』に出演するなど活躍の場を広げる伊藤健太郎。つばめの父役には日本を代表する俳優・吉岡秀隆、つばめの義母役には人気実力を兼ね備える女優・坂井真紀。さらに、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗など注目のキャストが集結した。

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』は、9月4日(金)より全国公開。

コメント

清原果耶
Coccoさんが書き下ろしてくださった
主題歌「今とあの頃の僕ら」を歌唱させていただきました。
とても大切な作品に
広く深く染み渡るような楽曲。
こんなにも素敵な歌を
私が歌ってもよいのだろうか、と考えましたが
つばめを生きた自分だからこそ
届けられる何かがあれば嬉しいなと今は思っています。

レコーディングの際、緊張で固まる私に
“歌は手段だから”と
Coccoさんが声を掛けてくださって
身体中が温かい空気に包まれるような感覚になりました。
Coccoさんの真っ直ぐな目線の先で
“手段”の意味を探しながら
臨んだレコーディングは
何にも変え難い時間でした。
スタッフのみなさまにも支えていただいて
無事に録り終えることができ、本当に感謝でいっぱいです。

つばめという1人の少女が
生きている“今”にも
この曲を通して少しだけ触れていただけたら幸いです。

Cocco
映画を見終わるとすぐにつばめちゃんの声が曲に乗って聞こえてくるようでした。
私たちはみんな、傷付け傷付き、愛され愛を求め、そして愛を伝えていく生命活動を
懸命にくり返しながらそれぞれの人生を歩いていくのだというメッセージを、
清原果耶はその圧倒的な透明感をもって見事に歌い上げてくれました。

藤井道人監督
Coccoさんが本作のために書き下ろしてくれた楽曲を、主演としても映画を背負ってくれた清原さんの歌声で締めくくる、とても贅沢な試みでした。清原さんの澱みない歌声が、この映画の余韻を何倍にも大きくしてくれたと自負しております。大人になったみなさんへ、これから大人になるみなさんへ、1人でも多くの方にこの映画が届くことを願っています。

前田浩子プロデューサー
ロケ地への行き帰りのバスで清原さんはいつもイヤホンをつけて、音楽に耳を傾けていたのですが、そこから微かに漏れ聞こえてきたのがCoccoさんの歌声でした。その憧れのアーティストが初主演映画の主題歌を唄うことになった彼女のために書き下ろしてくださったのは奇跡であると同時に必然だったのかもしれません。鈴が転がるようなその歌声は透き通り、みなさまへお届けする贈り物を美しく包んでくれました。両手で受け止めていただけますと幸いです。

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