大阪☆春夏秋冬[ライブレポート]愛するライブハウスから熱い想いを届けた無観客生配信ライブ
Pop'n'Roll 編集部
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大阪☆春夏秋冬が、6月28日(日)にオンライン単独ライブ<MABU〜from LIVEHOUSE〜>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
彼女たちにとって約4ヵ月ぶりとなる今回のライブは無観客での生配信となったが、そんなことを感じさせないほどの熱気で開幕。
1曲目は、7月29日に発売されるニューアルバム『BRAVE SOULS』の1曲目に収録されている「MOVE AROUND」。SMORGASのアイニが手がけた90年代初期のミクスチャーロック感あるトラックをバックに、メンバー全員が交互にラップし、ANNAが振り付けをしたキレのあるダンスでステージを駆け巡った。続けざまにアップテンポナンバー「BABY CRAZY」と新作のリード曲「Brave Soul」をノンストップで披露。圧巻の歌とダンスで、冒頭からアクセル全開のステージングを魅せた。
視聴者からは、“最高すぎる…”“ぶち上がる!!”“やっぱかっこいいわ、、”など、久しぶりの熱いパフォーマンスに称賛の声が相次いだ。
MCを挟んでの4曲目は、初披露となる新曲「mellow mellow」。KEMURIの津田紀昭が作曲した極上のスカパンクチューンとなる同曲の振り付けは、YUNAが担当。メンバー2人ずつコンビを組みながらの歌とダンスで魅せる同曲のパフォーマンスは、グループの新たな可能性を垣間見せるものとなった。
一緒に踊れて楽しめる可愛らしい振り付けが魅力のダンスナンバー「Dance to the light」を経て、ライブ初披露となる新曲「SUNSHINE LOVE」へ。大阪のインディバンドSUNSHINE DUBの名曲をカバーしたレゲエロックを、MANAの振り付けで楽しげに踊るメンバーの笑顔が印象的であった。
ここまで激しく、楽しく、息つく暇もないパフォーマンスを披露してきたメンバーだったが、「SUNSHINE LOVE」後のMCで、「Brave Soul」と「太陽と月とピザ」のMV撮影で、静岡〜大阪まで自転車で激走したことを振り返った。
MAINAは、“3歳の頃からメンバーとずっと一緒にいて、いろんなことを経験して、山あり谷ありあったけど、それを一緒に6人で乗り越えてきた絆があったからこそ走り切れた”と語り、そのまま彼女たちの熱い想いが詰まったダイナミックなミドルバラード「太陽と月とピザ」を歌唱。
ラストは、前作より「その手」を披露。今までライブで温めてきた同曲を披露すると、無観客ではあるが、久しぶりのライブを大好きなライブハウスでできたこと、そして改めてライブが好きなんだと感じたメンバーの目には涙が浮かんだ。
そのメンバーの表情に感動した視聴者も、“泣ける…”“目から水が止まらない、、、”といったコメントを送り、胸を熱くさせているようだった。
そのまま終演かと思いきや、すぐさま無観客のはずのライブハウスにアンコールの声が鳴り響く。
そして、EONが“アンコールですか?”“アンコールって言ってますか?”“城ホールこんなもんか?”“武道館まだまだ声出せますよね?”と、視聴者を煽り、メンバーも巻き込み自らアンコールを演出。
アンコールでは、長年大切に歌い続けてきた「Let you fly」を、最高のテンションでアクト。4ヵ月ぶりとは思えない充実のライブパフォーマンスを魅せた。
新しい楽曲が加わったことで、さらに進化を遂げた大阪☆春夏秋冬。
今後の活動への期待感を高めてくれる渾身のライブであった。