エビ中、ワンマンツアー終幕「初めまして福井、さよなら秋ツアー、ありがとう、以上!」
Pop'n'Roll 編集部
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私立恵比寿中学が、12月1日(土)に福井県 越前市文化センターにて、ワンマンコンサートツアー<私立恵比寿中学 秋ツアー2018~9年目、義務教育からの卒業~>を開催した。
2019年にグループ結成10周年を迎えるエビ中。今回のツアーは、“義務教育からの卒業”をテーマに、6人のメンバーが全6公演で1人ずつ“日直”(=演出)を担当。6公演目のツアーファイナルとなる福井公演は、出席番号12番のメンバー・中山莉子が担当した。
“初めまして福井、さよなら秋ツアー、ありがとう、以上!”という潔いテーマのもとに組まれたセットリストでは冒頭、恒例のオープニングトラック「ebiture」で、いつもの前山田健一(ヒャダイン)が号令をかけるナレーション部分を、中山が特別バージョンとして“福井のみなさま、お待たせしました中山日直です! ただいまより私立恵比寿中学 秋ツアーファイナル、上映するぞー”と、ファミリー(エビ中ファンの総称)に号令をかけると場内に歓声が響き渡った。
今年のシングル曲「でかどんでん」でスタートすると、エネルギッシュでロックなパフォーマンスを披露。曲中では、客席に向かって“どーん!”と指を差す名物パフォーマンスをスペシャルバージョンとして5回もくり返し、会場を大いに盛り上げた。
続いて、「ちちんぷい」「EBINOMICS」など序盤からアゲ曲を連投し、会場が熱気に包まれる。
中盤では、運動会をテーマにした青春ナンバー「もっと走れっ!!」を披露。中山考案の演出で間奏で借り物競走が突如始まると、紅組の小林歌穂は自身がプロデュースしたグッズ「ぽーちゃんのまあるいペンライト」、白組の柏木ひなたは「キャッチャーミット」を探しに客席に降り奔走する。
圧倒的ハンデの中、見事小林が客席からペンライトを借りてくると、先にゴールを決め紅組が勝利。
直後のMCでは中山の指示で小林がペンライトを借りたお客様のもとへ再び戻り、丁寧に返却。
各メンバーが自分がプロデュースしたペンライトの数を確認し合う中、中山は“自己判断で今後キャッチャーミットも持参”という無理難題をファミリーに要求するさらに奔放な展開に。
後半、「感情電車」「スーパーヒーロー」「響」といったエモーショナルなナンバーで、伸びやかな歌声を響かせる。
続くMCでは、来年の2月にパシフィコ横浜にてファンクラブ公演の開催を告げて観客を喜ばせた。
アンコールではエビ中のライヴアンセム「HOT UP!!」と「ハイタテキ!」を続けて披露し、ボルテージ全開に一気に駆け抜ける爽快な公演となった。
なお、エビ中は12月23日(日・祝)、24日(月・休)、25日(火) に、幕張メッセ・イベントホールで恒例のアリーナ公演<クリスマス大学芸会2018>を開催する。