マジカル・パンチライン[ライブレポート]変わらぬ多幸感を作り上げたマジカルなリモートステージ!「このライブを観ているみんなが明るい明日を作れますように」

マジカル・パンチライン[ライブレポート]変わらぬ多幸感を作り上げたマジカルなリモートステージ!「このライブを観ているみんなが明るい明日を作れますように」 マジカル・パンチライン<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>ライブレポート

鶴岡 舞

Pop'n'Roll Editor(編集者)

2020.06.14
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マジカル・パンチラインが、6月14日(日)に配信ライブ<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>を開催した。ライブ配信サービス『Thumva』の初の有料ライブ配信となった本公演は、マジカル・パンチラインにとって4ヵ月ぶりとなるステージで、かつ初めてのリモート公演という慣れない環境ではあったが、これまでと変わることのない彼女たちの魅力がたっぷり詰め込まれたハッピーなライブとなった。本記事では、そんな<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>の模様をお届けしよう。

マジカル・パンチライン<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>

お馴染みのSEが流れ、カラフルなライトが照らされたステージにメンバーが姿を表し、マジカル・パンチラインにとって初めてとなるリモートライブは「マジカル・スーパーマーケット」から幕を開ける。

1曲目は初めてリリースしたフルアルバム『MAGiCAL SUPERMARKET』のリード曲。マジパンの多彩な表情を収めた楽曲で勢いよくスタートを切る。サビ終わりで“僕らはここにいる 傍にいる!”と歌うメンバーの姿は、配信ライブという物理的な距離感を一気に縮めてくれるようであった。

勢いそのままに、キュートに魅了する「Melty Kiss」、愉快な自己紹介ソング「マジ☆マジ☆ランデブー」をアクト。リーダーの沖口優奈が、久しぶりとなるライブへの気持ちを込めて“マジパンリモートライブ、最後まで一緒に楽しみましょう!”とシャウト。いつもならファンに送るレスも、この日はカメラに。ハートを射抜く可愛らしい表情もばっちりだ。

“画面越しですが、一緒にペンライト振ってください”と「Alright」へ。鮮やかなピンクのサイリウムを輝かせ、伸びやかな歌声を響かせる。

沖口優奈(マジカル・パンチライン)<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>(2020年6月14日)
吉澤悠華(マジカル・パンチライン)<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>(2020年6月14日)
吉田優良里(マジカル・パンチライン)<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>(2020年6月14日)

MCでは、彼女たちらしくリーダーの沖口をいじる掛け合いがくり広げられる。変わらないメンバーの仲のよさは場を和ませていた。そして、自己紹介へと進めていく。ライブが久しぶりならば、自己紹介も久しぶりということで、浅野杏奈は自分の自己紹介で手拍子を忘れてしまうハプニングも。

ここでのトークテーマは“おうち時間で1番ハマったもの”。清水ひまわりは友達との『Zoom』、吉澤悠華は『荒野行動』、沖口は「Apple Pencil」を購入し、イラストを描き始めるなどインターネットを活用するメンバーがいる一方、浅野は大好きな『名探偵コナン』の漫画を1巻から大人買い、小山リーナはハイクオリティな手作りご飯と、それぞれの個性が光るものを発表。最年少の吉田優良里は、1日に3つも食べてしまうほどアイスにどハマり。しかし、マネージャーから“丸くなったね”と言われてしまったことをきっかけにランニングを始めて、時には18kmも走ったことを明かした。

小山の力強くも儚い歌声から始まる「今日がまだ蒼くても」からライブを再開。ソーシャルディスタンスを保ちつつも、いつも以上の笑顔を輝かせるメンバー。観ている者の心をグッと掴む、浅野が歌い上げる落ちサビも健在だ。

「名もなきヒーロー」、「これから、私!」と、後半も楽曲を連続でドロップ。ステップを踏むことで鳴り響く足音もピッタリと揃っており、4ヵ月ぶりのライブということを感じさせない高い完成度のステージングを展開していった。もちろん配信カメラには映らないところでも全力投球。メンバーはアイコンタクトを取りつつ、ハッピーな時間を届けていった。

小山リーナ(マジカル・パンチライン)<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>(2020年6月14日)
清水ひまわり(マジカル・パンチライン)<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>(2020年6月14日)
浅野杏奈(マジカル・パンチライン)<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>(2020年6月14日)

再びMCを挟み、ここでは今後3ヵ月連続でリモートライブを開催すること、今月16日発売の『週刊SPA!』で表紙を飾ることを発表。『週刊SPA!』の表紙については、沖口は“私たち、ついにコンビニ並んじゃうな”、清水は“ついついコンビニに寄っちゃうかも”と喜ぶ姿を見せた。

沖口が“ここからはアツアツな曲です!”と語りかけ、長く空いてしまったこの期間を埋めるかのように、よりホットなパフォーマンスでラストスパートへ。

思わず胸が熱くなる現体制への想いを込めた「もう一度」では、溢れる感情がそのまま表れた真剣な表情ともに、キレのあるダンスで魅せていく。力強く突き上げられた拳には、配信ライブという形であっても、その熱量をマジファン(マジカル・パンチラインのファンの総称)に届ける強固な気持ちが込められているようであった。

ラストは、“このライブを観ているみんなが明るい明日を作れますように”と「ONE」。タイトルのとおり、メンバーと視聴者を1つに繋ぐナンバーを届け、マジパンの6人が作り上げた初めてのリモートライブは多幸感に包まれながら、その幕を降ろした。

なお、この公演の模様は、ライブ配信サービス『Thumva』にて、6月21日(日) 23:59までアーカイブ配信を実施中。また、ライブ配信を見逃してしまった方でもライブ配信視聴チケットを購入することで映像を楽しむことができる(チケット販売は、6月20日23:59まで)。

マジカル・パンチライン<MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~>(2020年6月14日)

MAGiCAL PUNCHLiNE Remote Live Express~LiVE TOGETHER! Vol.0~
当ライブは、メンバー・スタッフの検温、アルコール消毒、室内の換気や適切な距離を保つなど、感染症対策の上で実施させていただきますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

【日時】2020年6月14日(日)13:00〜配信開始(予定)
※当日12:00から、グループでのビデオ通話やコメント機能をご利用いただけます。

【アーカイブ配信期限】
2020年6月21日(日) 23:59まで
ライブ配信後もアーカイブ配信として映像をお楽しみいただけます。

【チケット情報】
ライブ配信視聴 当日チケット ¥2,500 (販売期間 6/14 10:00~6/20 23:59)

※当日及びアーカイブ視聴期間のライブ配信視聴チケット料金は2,500円となります。
ご視聴ご予定の方は、本受付期間内(6/13 23:59まで)にお申し込み下さい。

【チケット販売サイト】
・チケットデリ:https://ticket.deli-a.jp/
・Thumva:https://thumva.com/events/cPfVepWz69vL80u ※クレジットカードのみ

【ライブ配信視聴サイト】
・Thumva:https://thumva.com
※ダウンロードはこちら
IOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id1512931280
Android:http://bit.do/thumva-android
※アプリは視聴専用です。上記Webサイトから視聴チケットをお買い求めください。