神宿 羽島みき&羽島めい[インタビュー]姉妹のつながりが生み出す尊きハーモニー「姉妹としての誇りを持っていきたい」 神宿 羽島姉妹ユニット曲「SISTERS」リリースインタビュー
鶴岡 舞
Pop'n'Roll Editor(編集者)
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神宿が、6月10日(水)に配信シングル「SISTERS」をリリースした。今作は、前作の一ノ瀬みか、塩見きら、小山ひなによるユニット曲「Erasor」に続く、神宿初となるユニット曲の第2弾。羽島みき、羽島めいが、姉妹としてメンバーとしてお互いを大切に想う素直な気持ちをぎゅっと詰め込んだキュートなポップチューンとなっている。神宿を知る者なら仲良し姉妹の待望の共演という言葉では語るに足りない、このユニット曲はどのようにして生まれたのか。楽曲への想いを始め、“羽島姉妹”の素顔に迫った。
神宿 羽島姉妹ユニット曲「SISTERS」リリースインタビュー
撮影:忠地七緒
想い出話とかを歌詞にして歌う方がより姉妹感が出るかなって(みき)
――今回、神宿初となる姉妹ユニット曲「SISTERS」がリリースとなりますが、楽曲の第一印象を教えてください。
めい:
常に2人とも性格的には明るい方だから“2人で歌う曲なら明るい曲がいいよね”って思ってて、いろいろ考えてもらって今回の曲調になったんです。歌いやすいし、可愛いらしいなって自分たちで思っちゃうぐらい可愛い曲だなって思いました。
――ホントに可愛い曲ですよね。姉妹でのユニット曲の制作が決まった時はどんな心境でしたか?
みき:
実は2人とも歌が苦手なんですよ(笑)。どちらかというとダンスの方が好きだから、今回ユニットで3人(一ノ瀬みか、小山ひな、塩見きら)と、私たち2人に分かれて、最初2人って言われた時はすごい嬉しかったんですけど、“ホントに2人で歌えるのかな?”とか、“どういう曲ができるんだろう?”みたいな不安もあったんですよ。でも、神宿として5年やってきて、姉妹推しのファンの人もたくさん増えたので、きっと喜んでくれるんだろうなっていうのもけっこう考えていました。
――先日、ティーザー映像も公開されましたが、反響がすごかったんじゃないですか?
めい:
すごかったよね!
みき:
やっとか!って言われたね(笑)。
めい:
神宿の公式Twitterにリプ送ってくる人ってあんまりいないんですよ。いつもリプを送ってくれるのは、いい意味で“神宿大好きおじさん”くらい(笑)。リプって普通はメンバーに送ることが多いじゃないですか。でも、そのティーザー公開を発表した神宿公式のツイートにめちゃめちゃリプがいっぱい送られてきてて。“お〜! それほどまでにか〜!”って思っちゃいました(笑)。
みき:
それがすごい嬉しかったよね! たくさん再生もされてて、みんな観てくれて、嬉しかったです。
――みなさん、待ち望んでいた姉妹ユニット曲だったわけですよね。先程、不安もあったとおっしゃっていましたが、2人での楽曲を制作してみていかがでしたか?
みき:
みきは音痴だし、本当に歌が苦手だから不安でしたね。どうなることやらってずっと思ってました。
めい:
今回、けっこうラップ調な感じなので、歌っていうよりかは言葉が伝わってくるような曲調だから、うちらも歌いやすかったんですよ。それに歌詞の内容も2人のことを取材してもらって、2人の想い出話とか、お互いにどう思ってるとかを全部書き留めてもらって、それをそのまま歌詞にしてもらったみたいな感じだったので、けっこう自然体でできたんじゃないかなって思います。
みき:
私たちの想い出話を歌詞にして歌う方がより姉妹感が出るかなって。その方がファンの人も多分聴いてて楽しいと思いました。
――そんな姉妹感が出ている歌詞ですが、2人の想い出深いエピソードを教えてください。それこそ、みきさんがめいさんについて歌う部分には、“正反対”っていうワードがありますね。
みき:
ちっちゃい頃はママが好きだから、お揃いの洋服とかをよく着てたんですけど、どんどん成長するにつれて“お揃いは嫌〜! 違うのがいい!”とか、習い事も一緒に始めたけど、結局めいはクラシックバレエに向いてなくて、サッカーとかスポーツ系の道に進んだり。洋服の趣味もめいは黒とかが好きだけど、みきはピンクとか花柄が好きで。そういうところではホントに正反対なんですけど、結局仕事は一緒みたいな(笑)。
めい:
一緒に買い物に行くこともけっこうあったんですけど、お姉ちゃんが見たい洋服を私が付き添いで見に行くんですね。お姉ちゃん、もうめちゃくちゃ悩むから“これいいじゃん! 絶対こっちの色がいいよ!”って言っても、“ん〜……でもね〜”って1時間ぐらい悩んで、結局買わないんですよ! そういうことが多いから無駄な時間を過ごしたなって思うんですよね!(笑) “またかよ!”って。一緒に悩んだ時間はなんだったんだろうみたいな。でも、それがそのまま歌詞になったからね(笑)。
――それもきっと作詞前の取材から生まれた部分ですよね。2人の日常の生活感が出てて、一ノ瀬さんもTwitterでおっしゃってましたが、ホントに尊いなって思います。
みき:
私、以前、尊いを“つどい”って読み間違えたんですよ(笑)。
――それもまた、“つどい”ですね(笑)。
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