モーニング娘。[YouTube人気曲ランキング]再生回数が1番多い曲は?
笠原 瑛里
Pop'n'Roll Editor(編集者)
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1998年にシングル「モーニングコーヒー」でメジャーデビュー。その後「LOVEマシーン」、「ハッピーサマーウェディング」、「恋愛レボリューション21」、「ザ☆ピ~ス!」などミリオンを含む大ヒット曲を次々に飛ばし、その名を知らぬ者はいないと言われるまでの存在となったモーニング娘。。オリジナリティ溢れる楽曲やハイレベルなダンスを披露し、メンバーが入れ替わっても20年以上愛され続けています。そんなモーニング娘。の楽曲の中で、最も多く聴かれている曲は何でしょうか?
この記事では、モーニング娘。のYouTube再生回数のトップ10を発表していきます!(2020年6月14日現在。なお、本記事はMVだけではなく、Dance Shot Ver.の映像も含みます)
10位「What is LOVE?」(2014年1月リリース)
799万回再生
2014年元旦から、“モーニング娘。”ではなく “モーニング娘。'〇〇(年)”という名前で活動を開始した彼女たち。この「What is LOVE?」は、改名後に初めてリリースされた55枚目のシングルに収録されている楽曲です。BPM195前後という驚異のテンポの速さや、ビームのような強烈なシンセ音、オートチューンで加工されたボーカルなど、近未来的なイメージを抱かせる要素が満載。新たなフェーズに突入した当時の彼女たちの勢いを示すような、インパクト大のナンバーです。
9位「ザ☆ピ〜ス!」(2001年7月リリース)
844万回再生
デビューからリーダーを務めてきた中澤裕子が卒業した後の9人体制で初めてリリースされたシングル。地を這うようなベースが先導し、ホーン隊が華やかさをプラスするファンクサウンドの上で、メンバーたちが元気いっぱいかつラブリーな歌声を放っています。またこの曲のセンター・石川梨華による中盤での一人語りや、終わった……?と見せかけて永遠に終わらないアウトロなど、耳をそばだててしまったり、ちょっと笑えてしまったりするフックが盛りだくさん。モーニング娘。は“可愛い”だけで人気になったアイドルではないということを鮮やかに証明する、不朽の大ヒットナンバーです。
8位「恋愛ハンター」(2012年4月リリース)
874万回再生
“恋愛ハンター”というフレーズに合わせて、メンバーが手と脚を大きく開き中腰になるポーズが話題の楽曲。甲高い電子音と重低音が鳴り響くダブステップ調のサウンドや、“人のせいにすんな”、“抜け駆けしてでも/伸し上がる気がないなら/Wow Wow Wow 明日はない”という歌詞など、音の面でも言葉の面でもかなり攻めているのが特徴です。なお、今作は当時のリーダー・新垣里沙にとってのラストシングル曲。このようなアグレッシブな歌詞になったのは、グループを旅立つ彼女に対する厳しくも優しい想いがあったからかもしれません。
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