GANG PARADE[YouTube人気曲ランキング]再生回数が1番多い曲は?
笠原 瑛里
Pop'n'Roll Editor(編集者)
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2014年にプラニメとして活動を開始し、POP時代を経て今に辿り着いたGANG PARADE。2019年4月にはワーナーミュージック・ジャパン内の新レーベル『FUELED BY MENTAIKO』よりメジャーデビューを果たし、同年11月にメジャー1stフルアルバム『LOVE PARADE』をリリースして勢いをさらに加速させました。しかし2020年3月、突如としてグループが“分裂”し、GO TO THE BEDSとPARADISESの2グループとして活動していくと発表。ファンを驚かせました。そんなGANG PARADEの楽曲の中で、最も多く聴かれている曲は何でしょうか?
この記事では、GANG PARADEのYouTube再生回数のトップ10を発表していきます!(2020年5月17日現在)
10位「GANG PARADE」(2017年11月リリース)
21万回再生
歪み切ったシンセベースと腹の底に響くヘヴィなキックが、ダーク感とクールさを醸し出すナンバー。そこに乗るメンバーたちのボーカルも、思いっ切り叫ぶようなものであったり、がなり声が使われていたりとかなりハードで、“向かうところ敵なし”的な風格を漂わせています。このような楽曲に自身のグループ名を冠したのも粋。“強気にガンガン攻めていくぞ!”という彼女たちのたくましい姿が目に浮かぶようです。
9位「BREAKING THE ROAD」(2018年2月リリース)
23万回再生
BiSからレンタル移籍中だったアヤ・エイトプリンスが在籍していた体制でのラストシングル曲。2ビートが効いたメロコアノリの高速ドラムと、ド頭から放たれるハイトーンボイスという掛け合わせが素晴らしい爽快感をもたらします。また間奏で、元気溌剌とした合唱と、海ではしゃぐメンバーの音声が流れるのも聴きどころ。グループの和気藹々とした雰囲気が感じられ、アヤ・エイトプリンスを笑顔で送り出しているような印象を受けます。
8位「FOUL」(2017年4月リリース)
24万回再生
スポーツでの“ファウル”や、“むかつくような”、“汚れた”などのネガティブな意味を持つタイトルとは対照的に、シンセサイザーの明るい音像が希望的なイメージを抱かせるフューチャーベース調の楽曲。サビではドラムやギターが加わって壮大なサウンドとなり、“どうか世界 輝け”という歌詞の祈りがより真摯に伝わるようになっています。ちなみに本曲の作詞クレジットはグループ名です。蓮が泥水から花を咲かせるように、“FOUL”と呼べるほどの苦労を積んできた彼女たちでも、こんなに晴れやかでポジティブな歌を歌えるんだということを示しているかのような作品です。
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