【ライブレポート】X21解散ライブ、30曲3時間を笑顔で完走「最後は明るく笑顔で終わりたい」
Pop'n'Roll 編集部
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X21が、11月25日に、東京・原宿クエストホールにて、グループ解散に伴う最後のライブ<NEXT FUTURE STAGE〜FINAL SEASON〜>を開催した。全30曲3時間超えとなる自身最長のライブを超満員の観客と一緒に走り切り、笑顔で有終の美を飾った。
2012年にグループ結成、2014年にCDデビューしてから、これまで12枚のシングル、2枚のアルバム、1枚のDVDをリリースしてきたX21。何人かのグループ卒業・加入をくり返し、最近ではランキングベスト10常連となっていたが、今年9月に発売の最新シングル「デスティニー」のイベント最終日に、“メンバー1人ひとりの未来を考えたときに個々の道を歩んでいくことがメンバーの成長につながると考え、ユニットの解散という結論にいたりました”と、突然の発表を受けての最後のライブ現場だった。
オープニング、X21定番登場曲「Overture」から「少女X」で幕が上がると、会場の盛り上がりは一気に最高潮に。この日が最後ということで、メンバーもファンもフルマラソンを全力疾走するかのような盛り上がりを見せる。
本編最後のMCでは現存メンバー17名全員が1人ひとり、想い想いの挨拶を述べた。
“今日まで支えてきてくれて本当にありがとう”
“こんな(満員の)素敵な景色を見せてくれてありがとう”
“6年間、X21が全てでした”
“この仲間が本当に支えてくれました”
と、感極まって涙するメンバーもいたが、基本はみんな、終始笑顔。
X21としては珍しいアンコールを挟み、最後の曲はメンバーたっての希望で「BeautifulX」という希望の未来に向けたポジティブソング。
全30曲、約3時間超え“最後は明るく笑顔で終わりたい”というメンバーの想いが、会場を埋め尽くしたフィナーレとなった。今月30日をもって、X21は正式に解散。
今後メンバーは個々の道を歩き始める。すでに女優として頭角を出してきている井頭愛海、尾碕真花などは12月からスタートする東海テレビフジテレビ系列ドラマ『さくらの親子丼2』(主演:真矢みき)にレギュラー出演が決定。そのほかのメンバーも、数々の女優、モデル、タレントを輩出しているオスカープロモーションのホープたちだ。
今後の彼女たちの新たな展開、活躍を期待せずにはいられない。