【連載】寺嶋由芙「楽天さんはサービスが連動できるのがものすごく強いですね」|楽天チケット運営・株式会社チケットスター(前編) 「寺嶋由芙の推しごと訪問記」第6回:楽天チケット運営・株式会社チケットスター編(前編)
寺嶋 由芙
Pop'n'Roll Chief Idol Officer
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Pop’n’Roll のChief Idol Officer(CIO)寺嶋由芙が、アイドルに関係していたり、自身が興味のある企業を訪問する“アイドル社会科見学”連載企画「寺嶋由芙の推しごと訪問記」。第6回目の訪問先は、音楽ライブやミュージカル、舞台、スポーツをはじめ各種ジャンルのチケットのオンライン販売を手掛ける「楽天チケット」を運営する株式会社チケットスター。同社が“アイドル”に強い理由や、楽天グループならではの強み、さらに楽天のライブ動画配信サービス「Rakuten LIVE」が昨年から配信を始めたアイドル専門番組『giRls talk!!! 1.』について、楽天の公式キャラクター「お買いものパンダ」のファンでコレクターでもある寺嶋が、楽天チケット事業本部営業推進室室長・余田圭介さんと事業戦略部部長・吉江敏行さんのおふたりに話を聞いた。
撮影:曽我美芽
編集協力:村田誠二
楽天チケットと言えば“アイドル”
寺嶋:
私、「お買いものパンダ」の大ファンなので、楽天さんにお話をうかがえてとても嬉しいです。今日はよろしくお願いします。パンダのお話も伺いたいんですが(笑)、まずは楽天チケットでのお仕事について基本的なことを教えていただけますか?
余田:
弊社はおもにチケット販売を行なっておりまして、寺嶋さんのイベントのチケットも販売させてもらっています。具体的には、イベンターさんから座席があるイベントを開催する際に“この範囲を販売してください”という委託をいただいて、システム登録やチケットの券面作成などを通じてお客さまに購入いただけるようにする業務を行なっています。それ以外にも、楽天グループであるプロ野球の「東北楽天ゴールデンイーグルス」やJリーグの「ヴィッセル神戸」のチケット販売も行なっています。
寺嶋:
「ヴィッセル神戸」も楽天さんのサッカークラブですもんね。ほかのチケット会社さんと“ここが違うぞ!”というポイントはありますか?
余田:
既存の大手各社さまに比べると弊社は後発ではありますが、独自の強みとして挙げるならば、アイドルのチケットに力を入れている、という点ではないでしょうか。チケットスターの現社長である常川が2016年に就任した際に“アイドルに特化して販売をする”という戦略を打ち出したのですが、これまでアイドルを中心に据えたチケット販売サービスはあまりなかったと思うので、今では“楽天チケットと言えば「アイドル」”というイメージが少しはついたかな、と思っています。
寺嶋:
それは私も思います。既存の大手チケット会社さんにお願いする時って、私なんかの場合は、ある程度大きなワンマンライブにならないとお願いするハードルが高いなと思ってしまうんですけど、楽天チケットさんでは、わりと小規模なイベントでも扱ってくださるのでとってもありがたいです。そういうところは意識されているんですか?
余田:
営業の判断もありますが、気持ちとしては“どんどん販売させてください!”というところですね。
吉江:
うちの社長はこの間も“チケット販売はもちろん、アイドルジャンルの中で楽天チケットが1番良いと言われたい、そう言われるようにもっと良くしたいし、大きく展開したい”と言ってました(笑)。
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