コレって恋ですか?[イベントレポート]<コレフェス2020>で新曲「ライフビューイング」を初披露!

コレって恋ですか?[イベントレポート]<コレフェス2020>で新曲「ライフビューイング」を初披露!

Pop'n'Roll 編集部

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2020.02.26
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ライブ配信の王と呼ばれ、チャンネル登録者数109万人を超えるYouTuberであるコレコレが、2月22日(土)にZepp DiverCity(TOKYO)にて<コレフェス2020>を開催した。2017年は赤坂ガーデンシティ・vector、2019年は渋谷CLUB QUATTROにて行われてきた<コレフェス>は、今回で3回目。今年はゲストにコレコレがプロデュースする女性アイドルグループ・コレって恋ですか?(以下、コレ恋)をはじめ、ゆうかん、kimono、しんやっちょが登場し、約2,000人のコレコレリスナー(以下、コレリス)を大いに沸かせた。

ライブ配信者、YouTuber、アイドルプロデューサーとしてコレコレが歩んできた変遷がスクリーンに映し出された後、ライブはコレ恋のデビュー曲「友達以上恋愛未満」でスタート。コレコレも歌唱で参加し、昨年2019年11月に行われたコレ恋お披露目ライブ以来の7人全員でのパフォーマンスに、フロアのペンライトが大きく揺れる。

恋遙ひよりのジャンケンを取り入れたアイドルらしい自己紹介フレーズや、空気を読まない四葉このはがコレコレに匂わせをしていることがいじられるシーンがあった後、コレ恋にとって2曲目のオリジナル曲「ストリーミングラバーズ」が披露された。企画、撮影、編集、全てをコレ恋メンバーが担当したMVが話題のこの楽曲では、映り込み系YouTuberのゆうかんがステージ袖からしれっと姿を現す。可愛らしく踊るコレ恋メンバーの後ろで、ステージを右往左往しながら、しっかりと映り込んでいた。

グッチで全身コーディネートしてきたゆうかんをコレコレが雑にいじった後は、事前に撮影していた動画『ゆうかんさん家に行ってみた』がスクリーンに映し出される。私生活がベールに包まれているゆうかんへの興味は絶えず、コレコレ、コレ恋メンバーから質問攻めにあうはめに。尊敬するYouTuber・ヒカルと同じ髪色にした件や、謎に包まれたプライベートなどが明らかとなった。

<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)
<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)
<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)

ここで、コレコレが<コレフェス>を今まで一緒に盛り上げてきた相方であるぷぅさんの名前を挙げる。コレコレとぷぅさんはとある事件をきっかけに仲違いし、現在は絶縁状態に。真面目なトーンで“俺は2人で<コレフェス>をやりたかった”と打ち明け、ぷぅさんとの思い出が詰まったスキマスイッチの「奏(かなで)」を熱唱した。

ステージ袖に向かって“あの時は本当に申し訳なかった”とコレコレが謝ると、会場にぷぅさんの声が響く。“ぷぅさん来てよ、こっちに”とコレコレが手招きすると、コレコレくん(着ぐるみ)が登場。“まさか、この中にいるのはぷぅさん?”と会場全員が息をのんで期待するなか、頭部を外すとコレコレが所属する株式会社ライバーの会⻑・飯田祐基が顔を出した。

飯田と入れ替わりで登場したのは、女性声が得意な配信者のkimono。女装姿で、落ち込むコレコレを優しくなぐさめる。ゆうかんがコレコレに激しいアプローチをしていることをkimonoが暴露すると、コレコレとゆうかんが実際にキスをする流れに。マスク越しのキスにコレリスからは、悲鳴にも似た歓声があがった。

そしてコレコレは、ぷぅさんとの別れから次に進まないといけないという思いが詰まった新曲「Go This Way!」を、癒愛みうち・彩葉ちえり(コレって恋ですか?)をバックダンサーに迎えて初披露した。

<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)
<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)
<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)

コレ恋と和やかにトークしていると、けたたましいサイレンの音と共に、配信者のしんやっちょが姿を現した。過激な動画配信でも知られ、逮捕歴、炎上騒動など、自他共に認める危なっかしい言動の彼とは、2009年にニコニコ生放送でコレコレが“ニコ生四大癌”と呼ばれていた頃からの仲だ。

2人はボーカロイドでラップリリックを綴った楽曲「back again」をカバー。さらにコレコレがプロデュースしていたアイドルグループ・Kore:ctの「ステンダ」を歌い上げる。ストリートダンサーとしての経歴を持つしんやっちょは、間奏で華麗なブレイクダンスを見せつけた。

次に“みんなで盛り上がる曲”というコレコレの紹介から、コレ恋はタオルをサビで派手に振りまわすダンサブルな新曲「show / do!」をパフォーマンス。

ゆうかん、kimono、しんやっちょのコレ恋推しメンバー発表から、リスナーへの感謝を歌ったコレコレの新曲「星屑のレゾナンス」で、会場は温かな空気に包まれた。

<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)
<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)
<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)

バックダンサーについたコレ恋6人が見守る中、コレコレはコレリスに向けて“ここに立てるのはみんなのおかげ。だから、絶対俺たちについてきてほしい。後悔させないから。ついてきてくれるよな!?”と真剣なトーンで呼びかける。しかし、半笑いの会場にコレコレは“満足です”とすぐさま我に返った。

続けて、コレ恋が新曲「ライフビューイング」を初披露。ネットでの配信を軸とした“配信ネイティブアイドル”を掲げた彼女たちらしい、エレクトロポップな楽曲だ。

ラストはしんやっちょ、kimono、ゆうかんがコレコレへの感謝の思いを述べ、コレ恋からは3月21日(土)にCLUB251(下北沢)にて<コレ恋LIVE!! vol.5>が開催されることがアナウンスされた。

kimonoから“<コレフェス>、またやりますよね?”と聞かれると、コレコレは“もちろん。またやります。もしかしたら、もっと大きいところでやるかもしれない”と宣言。スクリーンには“また来年”とコレコレからのメッセージが届けられ、約2時間にわたる<コレフェス2020>は幕を閉じた。

<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)
<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)
<コレフェス2020>Zepp DiverCity(TOKYO)(2020年2月22日)

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