日向坂46 小坂菜緒、女子高生テストジャンパー役で映画出演決定「人はどの場にいても輝けるということが伝わってくれたら」

日向坂46 小坂菜緒、女子高生テストジャンパー役で映画出演決定「人はどの場にいても輝けるということが伝わってくれたら」

Pop'n'Roll 編集部

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2020.02.18
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日向坂46の小坂菜緒が、2020年6月19日(金)より公開となる映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』に出演することが決定した。

1998年の長野五輪にて、金メダルを獲得したスキージャンプ団体を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化した本作。

主人公・西方仁也役に『おっさんずラブ』シリーズ、ドラマ『あなたの番です』、『図書館戦争』シリーズなど、人気実力ともに今最も旬な俳優・田中圭。西方の揺れ動く内面、葛藤を、圧倒的な存在感と演技力で力強く演じ切る。また、聴覚障害のあるテストジャンパー・高橋竜二役に、今年注目度NO.1の若手俳優・山田裕貴が出演。

監督は、『荒川アンダーザブリッジ』で大きな注目を集め、さまざまな分野で才能を発揮する映像作家・飯塚健。秀逸なテンポ感の中で、しっかりと人間模様を描く演出力に定評があり、感涙なくしては見られない感動作品を描き上げる。撮影は2020年1月~2月。実際に長野五輪のスキージャンプが行なわれた長野県白馬村でも撮影を敢行。

今回、テストジャンパーの一員でケガのトラウマを抱えたテストジャンパー・南川崇役に眞栄田郷敦、唯一の女子高校生テストジャンパー・小林賀子役に小坂菜緒(日向坂46)、テストジャンパーのコーチ・神崎幸一役に古田新太の出演が決定。

昨年TBSテレビ日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』のラグビー選手・七尾圭太役を20kg増量して演じ、大きな注目を集めた眞栄田郷敦が挑むのは、ケガを負ったことでトラウマを抱えるスキージャンプ選手の南川。大先輩にでも軽口をたたく“イマドキ”の若者だが、テストジャンパーとして長野五輪に参加し、西方らと過ごすことでトラウマを克服すべく前進していくといった役柄となる。“自分の性格と少し離れたキャラクター”と語る眞栄田は“長野オリンピックが行なわれた白馬スキージャンプ場で先輩方やスタッフに支えてもらい、日々新しい挑戦をしている”と熱い思いを抱いて撮影に臨んでいる。

昨年「キュン」などの楽曲で大ブレイクを果たした日向坂46のセンター小坂菜緒が演じるのは、唯一の女子高校生テストジャンパーの小林賀子。女子スキージャンプがオリンピック種目になかった当時、テストジャンパーとしてでも長野五輪に参加したいという熱い思いを持った実在の選手・葛西賀子をモデルにしたキャラクターとなる。“唯一の女子高生ジャンパーで、私も今、17歳。等身大の役をやらせてもらっている”と語る小坂にとって、映画出演は本作で2本目。空サッツというスキージャンプの練習シーンで、ジャンプ指導の山田大起コーチ(ソルトレイクシティ五輪 スキージャンプ日本代表選手)をはじめ、共演の山田裕貴らからも“めちゃくちゃウマい”と絶賛されているという。

そして、演劇・映画・ドラマとどんな役柄もこなす日本エンタメ界に欠かせない個性派俳優・古田新太がテストジャンパーのコーチ神崎幸一役で出演。自らも日本代表選手に選ばれなかった経歴を持つ神崎、各々が抱える思いを胸にテストジャンパーとして長野五輪に向き合っている選手たちを時に厳しく、時に温かく熱く支える。“けっこう渋めに役を作っていたけど、写真を見たら……すごく朗らかなんだよね”と笑いながら役どころを解説。“寒いと聞いていたからすごく厚着させてくれるんだけど……暑がりだから1人で汗をかいてる”と極寒の撮影地から思いがけないエピソードも披露した。

さらに、長野五輪日本代表選手・原田雅彦役で、映画『カメラを止めるな!』の濱津隆之、レジェンド・葛西紀明役には、ドラマ『おっさんずラブ』で田中圭と共演した落合モトキが出演。

若手からベテランまで個性あふれる俳優陣が、長野五輪に裏側にあった、感動の人間ドラマを大いに盛り上げる。

コメント

■眞栄田郷敦
長野オリンピックスキージャンプ団体の表舞台と舞台裏。そこには1人ひとりの個性があり、想いがあり、ドラマがあり、その1つひとつに胸が熱くなりました。今回は自分の性格と少し離れたキャラクターです。実際に長野オリンピックが行なわれた白馬スキージャンプ場で先輩方やスタッフのみなさんに支えていただきながら日々新しい挑戦をしております。お楽しみに。

■小坂菜緒(日向坂46)
1998年に開催された長野オリンピックは、私がまだ生まれる前の出来事で、初めて知ることもたくさんありました。本作はその長野オリンピックでのスキージャンプ団体を題材にした作品です。“栄光に彩られた表舞台の裏側にはこんなドラマがあったんだ”と気づかされ、背中を押されるような力強い脚本でした。当時を知らない私と年齢が近い世代の方にも、“人はどの場にいても輝ける”、そう伝わってくれたらいいなと思います!

■古田新太
おいらの中の「ヒノマル飛行隊」と言えば札幌オリンピックである。
小学生だったおいらたちはウケると言うことで、近所の子供全員が笠谷のマネをしていた。
ジャージの横を指で挟み、パタパタして飛ぶマネをしていた。
全員が「笠谷」と言っていた。
そいつを大変なことにしたのがリレハンメルだ。
「ヒノマル飛行隊」がやってきた。
そこで原田が、、、その後は映画で。

監督:飯塚健
郷敦くんと小坂さん、若い2人はキラキラ眩しいので、話す時はサングラスが必要です。だけど実は、超の付く負けず嫌いで、見せないけど努力家。より芝居を好きになってもらえる現場をともに作れたら、と思いながら撮影しています。古田さんのラジオはずっと聴いていましたし、連載も読んでいました。つまりはファンでしたから、ご一緒できて光栄です。

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