【ライブレポート】マリオネッ。、750人に想いを届けたお披露目公演「この6人で夢を絶対に叶えていきたい」

【ライブレポート】マリオネッ。、750人に想いを届けたお披露目公演「この6人で夢を絶対に叶えていきたい」 2018年11月10日に開催されたマリオネッ。のデビューライブレポート

鈴木 健也

Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)

2018.11.11
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マリオネッ。が、2018年11月10日(土)にデビューライブを渋谷WOMBLIVEで開催した。第1部は単独、第2部は天晴れ!原宿、uijin、NEO JAPONISM、MIGMA SHELTERらを迎えての対バンとなった、この日のイベント。お披露目公演から、いきなり2部合わせて750人を超えるオーディエンスを熱狂させた彼女たちの記念すべき初ステージの模様をお届けしよう。

<第1部 マリオネッ。film EP.0〜夜明け前公演〜>より

新たに発足したマネジメントプロダクション“MITSUME SESSION”所属第1号となるマリオネッ。は、百瀬あぐり、久留あずさ、星島ゆい、二瀬ひなた、深月かおり、星名ふみみの6人によって2018年9月17日に結成。“つまらない人生に最高のドラマを。”をテーマに、普通の女の子が夢を叶えるまでの道のりを追った“リアルタイムドキュメンタリー”という独自のコンセプトのもと活動を展開していくグループだ。グループ名は“マリオネット”から派生させた造語で、マリオネット(操り人形)ではなく、“何にも縛られず、自分の意思で”という想いが込められているという。

[第1部]
単独公演となった第1部。彼女たちが、自分たちの“ドキュメンタリー”の重要なファーストシーンに選んだ楽曲は、疾走感のあるロックナンバー「タリナイ!タリナイ!(動画リンクはこちら)」。6人はメインボーカルを目まぐるしく変えながら、伸びやかな歌声を聴かせる。初めてのステージということで、序盤は動きにやや固さが見られたが、楽曲が進むにつれて躍動感を増して行く。そんな彼女たちのパフォーマンスに呼応するように、フロアからも大きな歓声が上がった。

2曲目の「THE Guilty Guilty BANG(動画リンクはこちら)」は、“行くぞー!”という叫びとともにドロップ。6人はスピーディな4つ打ちビートに乗りながら、元気いっぱいのステージングで魅せる。赤と青を基調にした照明のもとクールな雰囲気を出しながら、サビでは観客とともに力強いシンガロングを響かせた。

2曲を一気に歌唱すると、6人の自己紹介コーナーへ。リーダーの星名にお披露目公演の感想を求められた深月は“今日を本当に待ち望んでいたんですけど、緊張していて。蓋を開けて見たら、お客さんが全然いなかったらどうしよう?とか思っていたけど、後ろの方まで人がいてくれて。もう本当に嬉しく泣きそう……。今日私たちのライブを選んで、ここに来てくれて本当にありがとうございます!”と観客へ感謝の気持ちを伝える。その言葉にフロアからは温かい拍手が起こった。続いて、同じく指名された星島は“こんなに大勢の方にご来場いただけて本当に嬉しいです。2曲終わっちゃいましたが、まだ足りないですよね? 残り3曲頑張りますので、みなさん見ててください!”と観客を煽った。

3曲目は、彼女たちの初めてのオリジナル曲「空中ブランコ(動画リンクはこちら)」。エモーショナルなメロディが印象深いピアノロックをメンバーは表情豊かに歌い上げる。“こんな世界でも 夢見たいなアンバランス/空回り 頼りない僕でも/手を差し出すから 笑って掴んでよ/きっときっと この先も”という歌詞が、夢に向けて活動をスタートした現在の彼女たちにも向けられているようで、よりエモ感を高めていた。6人は終盤に向けて勢いを加速させながら、ロックンロールナンバー「Galaxy Dance Dance!(動画リンクはこちら)」へ。サビでは力強い歌声が放たれ、観客も手を挙げて応えた。

<第1部 マリオネッ。film EP.0〜夜明け前公演〜>より
<第1部 マリオネッ。film EP.0〜夜明け前公演〜>より
<第1部 マリオネッ。film EP.0〜夜明け前公演〜>より
<第1部 マリオネッ。film EP.0〜夜明け前公演〜>より
<第1部 マリオネッ。film EP.0〜夜明け前公演〜>より

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