【レポート&インタビュー】<GIG TAKAHASHI>あゆくま、特別なセトリが生んだ圧倒的高揚感

【レポート&インタビュー】<GIG TAKAHASHI>あゆくま、特別なセトリが生んだ圧倒的高揚感 <GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>「あゆみくりかまき」イベントレポート

鶴岡 舞

Pop'n'Roll Editor(編集者)

2018.11.09
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<GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>が、11月3日(土)に高崎club FLEEZで開催された。出演は、あゆみくりかまき、Task have Fun、kolme、DEVIL NO ID、凸凹凸凹 (ルリロリ)、AKAGIDAN(オープニングアクト)の6組。<GIG TAKAHASHI>は、高崎での開催が今年で“3”年目、2018年の開催がこの日で“3"回目、そして11月“3”日開催ということで、“3"という数字にちなんで本編に登場する5組はすべて“3”人組というラインナップ。出演グループのほとんどが主催のH.I.P.高橋文彦氏と長い交流があるため、全体的にアットホームな雰囲気がありながらも、それぞれが自分たちの武器を最大限の見せることで、3人組の多彩さを感じさせてくれるイベントとなった。ここでは、そんな<GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>の中から、あゆみくりかまきのライブレポートと終演後インタビューをお届けしよう。

あゆみくりかまき<GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>画像

オープニングSEが流れると同時に、フロアはまたぎ(あゆくまファンの総称)が掲げるタオルで埋め尽くされる。“あゆくま、やったんでーーー!”の掛け声とともに、「つながり」から彼女たちの怒涛のライブは火蓋を切られた。

冒頭から、メンバーは客席に飛び込むかのような勢いでステージの最前部でパフォーマンスをくり広げ、会場のボルテージは最高潮に。曲名のとおり、メンバーとまたぎとの“つながり”は強固だ。続いて「未来トレイル」のイントロが流れると、会場から大きな歓声が上がる。サビでは、フロアにサークルが生まれ、シンガロングが響く。“今日は高橋さんの誕生日! 1年に1度、この日にしかできない経験を高橋さんに見せたいから行くよ!”と熱い想いがこもった煽りも轟いた。

「旅立ちの唄」での歌い出し1音目からのハンズアップ、「ナキムシヒーロー」での回されている無数のタオルが、会場の盛り上がりと一体感の強さを象徴していた。

MCでは、<GIG TAKAHASHI>3回連続皆勤賞への感謝と、高橋氏が決めたセットリストについて“いつもと違うセットリストだから、すごく高揚感が伝わる”とコメント。

“みなさん、この後も楽しんでいってください”と配信限定の新曲「蝋人形の館」へ。聖飢魔IIの代表曲のカバーを真っ赤な照明に彩られながら熱演した。

終盤は、キュートに「「キミが好き」「キミが好き」」、左右に手を挙げる振りが印象的な「蜜蜜蜜」、ライブの定番「鮭鮭鮭」をパフォーマンス。ラストは、“またみんなと<GIG TAKAHASHI>で笑顔で会えますように”と「泣き虫笑顔」。6曲ノンストップで盛り上げ、<GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>を見事に締めくくった……かと思われたが、会場からはアンコールの大歓声が。

その熱い声に応えて、あゆくまの3人はステージに再登場。「ジェットクマスター」で、この日一番の盛り上がりを更新して、<GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>の幕を降ろした。高橋氏が作った予想外のセットリストに、フロアには充足感が溢れていた。

あゆみくりかまき<GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>より
あゆみくりかまき<GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>より
あゆみくりかまき<GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>より

あゆみくりかまき<GIG TAKAHASHI 2018 vol.3>セットリスト

11月3日
高崎club FLEEZ

セットリスト

SE
M1 つながり
M2 未来トレイル
M3 心友フォーエヴァー
M4 旅立ちの唄
M5 ナキムシヒーロー
M6 アイノウタ
MC
M7 蝋人形の館
M8 反抗声明
M9 「キミが好き」「キミが好き」
M10 蜜蜜蜜
M11 鮭鮭鮭
M12 泣き虫笑顔

EN1 ジェットクマスター

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