NGT48 本間日陽[ライブレポート]太陽のように弾ける笑顔で魅せたソロコン「お祭りしかないっしょ!」
Pop'n'Roll 編集部
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NGT48の本間日陽が、<AKB48グループ2020TDCライブ祭り>8日目となった1月25日にTOKYO DOME CITY HALLにて<NGT48 本間日陽ソロコンサート 〜来いっしゃ!ひなたまつり〜>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
<NGT48 本間日陽ソロコンサート 〜来いっしゃ!ひなたまつり〜>TOKYO DOME CITY HALL(2020年1月25日)
前座コーナーには、この日のバックダンサーを務める新潟県出身の研究生・大塚七海(新潟市)、佐藤海里(新潟市)、寺田陽菜(新潟市)、諸橋姫向(弥彦村)の4名が登場。自己紹介と2曲をパフォーマンスし、先輩の晴れのステージを開演前からハツラツと盛り上げるとともに華を添えた。
本編がスタートすると、お祭らしく、はっぴを羽織った本間がトロッコに乗って、“ひなたまつり、いくぞー!”と威勢よく登場。“眩しい太陽の下ノリノリで行こうよ”と、自身の名前の由来となっている太陽が歌詞に入った「ひなたフェスティバル(「AKB48フェスティバル」のアレンジ)」を披露し、幕開けから会場をお祭りの雰囲気に包みこんだ
その後も、自身が初選抜入りしたAKB48シングル曲「#好きなんだ」、新潟の田園風景や雪景色の映像を背負っての「Maxとき315号」、AKB48でも珍しい盆踊り楽曲「一歩目音頭」などを、艶やかな浴衣姿などの多彩な衣装早替えを交えながら、またお面や太鼓や輪投げなどお祭りらしい小道具も取り入れてパフォーマンス。
オープニング「ひなたフェスティバル」から「チーム321推し」まで“二十歳メドレー”として20曲連続で披露。20曲を完走すると“⻑かったですよね……”と息切れしながも、本間は“村上市はお祭りが有名。お祭りの街に生まれたからソロコンサートができると聞いた時は、「お祭りしかないっしょ!」と決めました”と語り、新成人になってさらに強くなった故郷への想いをコンサートのコンセプトに込めたことを明かした。
中盤では、ステージに立ち続けていた本間の姿が消えてしまう場面が。このピンチに村上市の観光キャラクター・サケリンがモニターに登場し本間を捜索。サケリンは本間を探しつつも、「イヨボヨ会館」「おしゃぎり会館」「村上市スケートパーク」など、村上市の施設をちゃっかりPR(村上市は“3つのさけである、鮭、酒、情け”を大切にしている)。すると、2階席に颯爽と登場した本間が、“ニカイニイルヨ!”と「ナニカガイル」を各階を走って移動しながら歌唱し、ファンの近くまで笑顔を届けた。
「唇 触れず...」では、特別ゲストとしてAKB48福岡聖菜とHKT48豊永阿紀が参加。本間を含めた3人は、2018年のAKB48グループユニットじゃんけん大会に“ポメとミケとキツネ(通称:PMK)”というユニットを結成して出場したほどの仲。グループの垣根を超えた大の仲良しトリオが揃い、“会場に来て2人の顔を見て嬉しかった”と安心した表情の本間に対し、2人は“私たちの前だと甘えたがりだけど、NGT48単独コンサートの時は本当にメンバーを引っ張っていた”と、親友目線での本間の一面を紹介す るとともに、その舞台裏の努力と頑張りをたたえた。
終盤には、ソロコンサートに臨むにあたり、“めちゃめちゃ緊張していました。(AKB48の活動のために新潟を離れる機会も多く)自分はこのグループ(NGT48)の中でどうやっていくか葛藤していた時期も多くて。でも、その先に楽しい何かがあるって、それに気づけた1年だったなと思います”と悩んだ日々があったことを告白。しかし同時に、20歳の目標として“村上市で、もっともっとお仕事がしたい。生まれ育った街ですし。村上市に貢献したいな、新潟をアピールしたいなと。みなさんにも、私の原点にぜひぜひ遊びに来てほしいなと思います”と溢れる地元愛を前向きに語った。
本編最後は、“これまでの出会いへの感謝とこれからの出会いに期待を込めて”とファンや仲間への感謝の気持ちを乗せて、「草原の奇跡」を歌い上げた。
アンコールでも本編に続き途切れることなく会場に響き渡る“ひなた!”コールに応えるように、本間は最後の最後まで笑顔を絶やすことなくパフォーマンス。
“NGT48メンバーみんなでコンサートができるように頑張っていきたい”とこれからの意気込みを力強く語るとともに、ステージを降りるギリギリまで“ありがとうございましたー!”“これからも頑張っていきます!”と“新潟の太陽”と称される弾ける笑顔で挨拶し、自らの大きな目標であった夢のステージをやり遂げた。