青春高校3年C組[イベントレポート]涙と笑いに包まれたメジャーデビューの夜「これからがホントの勝負だと思います」
Pop'n'Roll 編集部
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青春高校3年C組が、1月22日(水)に東京・ヴィーナスフォート教会広場にてメジャーデビューシングル「君のことをまだ何にも知らない」CDリリース記念イベントを開催。本イベントには、担任の三四郎、柴田英嗣(アンタッチャブル)、副担任の中井りか(NGT48)も参加し、番組の公開生放送も行なわれた。本記事ではオフィシャルレポートをお届けする。
青春高校3年C組<メジャーデビューシングル「君のことをまだ何にも知らない」CDリリース記念イベント>ヴィーナスフォート教会広場(2020年1月22日)
テレビ東京と秋元康がタッグを組み、2018年4月からスタートした青春ドキュメントバラエティ番組『青春高校3年C組』。オーディションで集まった約40名の生徒たちが“理想のクラスを作る”というコンセプトのもと、さまざまなことにチャレンジし、その成長を描いている。出演する生徒は、アイドル部、男子アイドル部、ダンス&ボーカル部、軽音部の4部活に分かれて音楽活動を行なっている。
満員となる600人の観客が集まる中、軽音部がトップバッターを務め軽快なロックナンバー「うるさい歌」でライブをスタート。アイドル部のハイスクールベイビーが、フレンチポップテイストの「大っ嫌いロミオ様」を歌唱し、ダンス&ボーカル部が「マイナスワン」でパワフルなステージを見せる。男子アイドル部がダンスポップナンバー「バトラー」でファンを魅了すると、アイドル部のBlue Springがキャッチーな「サンダルガール」を爽やかにパフォーマンスした。
17時30分より番組の生放送がスタート。兼行凜が“1つ言いたいことがあります。「#青春高校3年C組」でツイートしてください。トレンド入りを目標としてるので何回も書いてください!”とファンにお願いした。
生放送内では、デビューシングルに収められたすべての楽曲が披露されていく。まずは、男子アイドル部が「弁解オセロ」を歌唱。爽やかなポップチューンで、会場の一体感を作っていった。
“行くぜー!”の掛け声から、ダンス&ボーカル部が「約束のSunrise」をパフォーマンス。諦めない思いを力強い歌とフォーメーションダンスで表現し、観客の熱量をアップさせる。
“盛り上がっていきましょー!”の声から、軽音部が「好きならYeah!Yeah!Yeah!」を歌唱する。涌嶋茜の勢いたっぷりなボーカル、上島陸歩のバイオリンソロなど、力いっぱいの演奏に歓声が上がった。
ここで、会場に来られなかった先生からのお祝いメッセージがサプライズで届く。メイプル超合金、小峠英二(バイきんぐ)、千鳥、おぎやはぎ、バカリズム、日村勇紀(バナナマン)、飯塚悟志(東京03)の笑いを織り交ぜた応援の言葉に、涙を流すメンバーも見られた。
そして、デビューシングルの表題曲を務めるアイドル部がステージに並ぶ。メンバーたちは、涙をこらえるのに必死。円陣を組み“青春高校3年C組!”と掛け声をあげる。学級委員長でもある日比野芽奈が“私たちは、みなさんのおかげで今ここに立てています。感謝の気持ちを込めて歌います”と声を上げると、「君のことをまだ何にも知らない」を歌唱する。13人のメンバーは、恋する想いを爽やかに届け、“好きだー!”の声をファンとともに叫ぶと、キラキラの笑顔で楽曲のラストを締めくくった。
生放送の時間が終わってもイベントは続き、トークの合間にツイッタートレンド入りが報告された。そして、全員曲「Never ending time」をアクト。前向きな想いを生徒全員で熱唱し、ファンとともに“オーオー”の大合唱が巻き起こった。
さらに、1月21日付けオリコンデイリーシングルチャート5位獲得が告げられる、とメンバーはさらに歓喜。ファンから大きな拍手が送られる。
日比野が、“ホントに青春高校入った頃は、こんなことになるとは思ってなかったです。みんなで理想のクラス作ろうって頑張って、そこからこんなに素敵な場所でイベントをさせてもらってメジャーデビューまでさせてもらって。夢の中にいるみたいで、急に覚めて何事もない高校生活に戻っちゃうんじゃないかって今でも不安に思うことがあります。ここまで、みんなでいろんなことを乗り越えてメジャーデビューというゴールを目指して頑張ってきました。でも、これからがホントの勝負だと思います。これから先のゴールに向かって、ファンのみなさん、スタッフさん、先生、青春高校全体で新しい道を切り開きながら一緒に素晴らしい景色を見れたらいいなと思います。今日はみなさんのおかげで素晴らしいスタートが切れました。忘れられない1日をありがとうございました”と今の想いを語り、会場は大きな拍手に包まれた。
最後に、合唱曲「夕焼けはなぜ、一瞬なのか?」を披露。感極まったメンバーは涙を流し、ファンのオレンジのペンライトの光に包まれる中、肩を組んで青春の想いを歌っていった。
イベントの終わりに、副担任の中井りかは“入学して来た時から全員のことを見てたので、こんなにキラキラしてステージに立ってるみんなを見てすごい成長したなと思いました。今日の日のこと、初心を忘れずにずっと活動を頑張ってほしいです。今日、デビューの日を一緒に迎えられて幸せでした。これからどんどんいろんなところに羽ばたいていってほしいです”と生徒たちにエールを送った。
メジャーというフィールドに飛び出した青春高校3年C組。これから、どんな青春のドラマを見せてくれるのか期待したい。