ルーチェTWらが中国・上海のファンを熱狂させる!<リスアニ!LIVE SHANGHAI>イベントレポート
Pop'n'Roll 編集部
Pop'n'Roll 編集部
-
ポスト
-
シェア
-
ブックマーク
リスアニ!主催のライブイベント<リスアニ!LIVE SHANGHAI>が、2019年12月28日(土)に中国・上海のバンダイナムコ上海文化センター 夢想劇場にて開催。飯田里穂、JUNNA、早見沙織、Machico、Luce Twinkle Wink☆の5組が出演し、現地のファンを熱狂させた。
取材&文:リスアニ!編集部
上海での<リスアニ!LIVE>開催は初めてということもあり、会場には日本のアニメ音楽を愛する多くの人々が詰めかけ、期待と興奮の熱気が充満する仲、ライブはトークパートも交えつつ進行。
トップバッターを務めたのは、<リスアニ!LIVE BEIJING>に続いての参加となったMachico。「TOMORROW」「fantastic dreamer」「1ミリ Symphony」と、彼女のキャリアには欠かせない『この素晴らしい世界に祝福を!』シリーズのテーマ曲を3曲連続で披露し、最後には『りゅうおうのおしごと!』のOPテーマ「コレカラ」を歌唱。アニメ主題歌のみで構成した盤石のセットリストとともに、彼女らしい明るく前向きな歌声を上海に響かせた。
続いては、上海初上陸となるLuce Twinkle Wink☆。『うらら迷路帖』のEDテーマ「go to Romance>>>>>」を皮切りに、『ゲーマーズ!』のEDテーマ「Fight on!」や『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』のOPテーマ「1st Love Story」など、アニメ作品を彩った4曲のシングル表題曲を披露する。キュートに弾けた歌声とサウンド、衣装を含め華やかで可愛らしいルックス、動きのシンクロ率を追求したパフォーマンスで、日本のアイドルの魅力を同地に知らしめた。
まだ10代ながらも卓越した歌唱力で人気を集めるJUNNAは、彼女が参加する『マクロスΔ』発の音楽ユニット、ワルキューレの楽曲「いけないボーダーライン」からライブをスタート。意外かつスペシャルな選曲で会場は一気に沸き立つ。そこからTVアニメ『賭ケグルイ××』のOPテーマ「コノユビトマレ」、TVアニメ『ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王』のEDテーマ「紅く、絶望の花。」と、アグレッシブかつ高難度なアニメ関連楽曲を連続で披露。最後はTVアニメ『魔法使いの嫁』OPテーマ「Here」でドラマティックな歌世界を広げてみせた。
過去に現地でバースデーイベントを開催するなど、上海での人気も高い飯田里穂は、芸能生活20周年を記念した最新アルバム『20th Anniversary Album -rippihylosophy-』からの楽曲を中心に4曲をパフォーマンス。TVアニメ『寄宿学校のジュリエット』のEDテーマ「いつか世界が変わるまで」や、彼女がモーンスト役で出演した中日合作アニメ『超游世界』のOPテーマ「Change the World」などを歌い、最後はμ's「僕らのLIVE 君とのLIFE」のセルフカバーで盛大なコールを巻き起こした。
<リスアニ!LIVE SHANGHAI>のラストを飾ったのは、今回がソロアーティストとしては初の海外公演となる早見沙織。デビュー曲「やさしい希望」で明るく爽快な声を届けたかと思えば、続く「ESCORT」ではジャジィかつシックに迫る。さらに先日配信リリースされたばかりの最新曲「Statice」では悠久の時を感じさせる壮大な景色を描き出すなど、楽曲ごとにまったく異なる歌唱表現を見せて、オーディエンスはその素晴らしい歌声に酔いしれる。締めの「Jewelry」で会場はハッピーなフィーリングに包まれた。
なお、日本では2020年2月8日(土)、9日(日)に千葉・幕張メッセ イベントホールにて<リスアニ!LIVE 2020>、3月7日(土)には北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)にて<リスアニ!LIVE SPECIAL EDITION ハルヤスミ at 北海道>の開催が決定している。