“都会の寂しい女の子”がコンセプトのlonely planet、1/5より正式に活動スタート
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文:長澤智典
“都会の寂しい女の子”をコンセプトに掲げるlonely planetが、2020年1月5日(日)より正式に活動をスタートさせる。
映像クリエイターでもある女性アーティストが存在を伏せてプロデュースし、衣装は若い女性たちから高い支持を得ているブランド“kemono”とコラボレート。また振り付けはアイドル/女子プロレスラーとして活動中の中野たむを起用。lonely planetは、新人アイドルグループながら、しっかりとしたバックアップ体制を整えた上でスタートを切っている。
さらに舞台の上では女性の孤独な心の内側を独白するように歌い語り、幻惑な世界観を描き出す。弱さや寂しさなど心の闇へ寄り添いながら、lonely planetは共感/共鳴した想いを前向きな力へ変えていく。“病む”という言葉が安易に使われる世の中だからこそ、その言葉を真剣に受け止めている人たちや、想いを言葉として出せずにいる人たちの気持ちを代弁しているのだ。
今回、lonely planetのメンバーたちが持ち歌を解説してくれた(メンバーのAsunaはインフルエンザのため欠席)。
Yu-ma:
lonely planetには寂しがり屋な女の子ほど共感できる歌詞がめちゃめちゃ多いのと、楽曲がとにかくよいんです。どの歌も自分の気持ちに寄り添ってくれるから、聴くことで元気をもらえると思います。決して暗い感じではなく明るい曲調で、しかも共感できる部分が強いからそこが良いのかな。
Rinka:
マイナスな感情が生まれた時に、lonely planetの歌を聴くと気持ちへ寄り添ってくれるのもそうですけど。これから“こういう風にしていきたい”と目標へ向かう時に勇気をくれる歌詞でもあるように、どんな感情の時にでも寄り添ってくれる楽曲がlonely planetには揃っています。だから心が動いた時に聴いてもらえたら、lonely planetの曲たちをより深く愛してもらえると思います。
Yu-ma:
「PLANET NINE」のサビの歌詞に綴った“そばにいてよ 孤独な私の 在り来りな夢物語りで この寂しさを抱いて”や“この寂しさを埋めるの”の部分が私は好きで、とても共感を覚えています。
Umi:
「PREVIOUS STAR」は、“好きな人にはもう逢えないけど、でも、まだ好き”という内容。振りでは、メンバーそれぞれにストーリーがあって物語が進んでいくんですけど。AsunaちゃんとYu-maちゃんの2人にも関係性を持った物語があれば、私とRinkaちゃんとの関係性にも物語があります。注目してほしいのが、2人の色恋沙汰を描いた振り。歌詞に寄せた振り付けのように、ちょっとお芝居っぽい振りをしているので、曲だけじゃなくて、この曲は振りも観てほしいです。特に、私とRinkaちゃんの物語では、最後のサビに入る前に私とRinkaちゃんがキスをするのかしないのかみたいな振り付けがあれば、実際にライブ中にキスをしたのかしてないのかもライブごとに変わるので、そこが注目ポイントです。
Rinka:
私、「TOKYO DANGEON NIGHT」の“1人じゃ生きていけないって そんなの分かっているんだ この街のせいにしてきたんだ”という歌詞が好きです。全部まわりのせいにしてきたけど、でも、自分がちゃんと強く生きていかなきゃいけないという想いの詰まった曲で、理不尽なことが世の中にはいっぱいあるけど、自分が強くなって、まわりの環境を受け入れられたらきっと変われるし、もっと生きやすくなるんじゃないかなという想いもこめています。だから歌っていて勇気をもらえるし、マイナスな感情になったとき、この歌を聴いて自信をつけていけると思いました。
Umi:
「SIGNAL LIGHT」は、メンバーそれぞれが曲を聴いた印象で書いた歌詞を持ち寄って、それをいい感じにまとめてもらった歌になります。
Yu-ma:
みんなの言葉を使っている歌詞だから、それぞれの魅力や個性が曲の中に出ています。
Yu-ma:
“孤独な女の子”というコンセプトだけど、決して女の子だけに向けているわけではなく、老若男女問わずいろんな方の孤独な心に寄り添いたいし、誰が見てもカッコいいなと思ってもらえる世界観でステージを描きたいと思っています。曲調もアンニュイな歌から、明るい表情やアップテンポなものと多彩で、いろんな方々に観ていただき、楽しんでもらいたいです。