飯田里穂[イベントレポート]「1番綺麗な姿を撮っていただけた」芸能生活20周年記念写真集発売イベント開催
Pop'n'Roll 編集部
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飯田里穂が、12月21日(土)に三省堂書店池袋本店にて20th Anniversary PHOTOBOOK『永遠と一瞬』発売記念イベントを開催した。
飯田里穂 20th Anniversary PHOTOBOOK『永遠と一瞬』(東京ニュース通信社刊)発売記念イベント
20th Anniversary PHOTOBOOK『永遠と一瞬』は、飯田里穂の芸能生活20周年を記念したプロジェクト『Riho Iida 20th Project』の第4弾として発売されたもの。
発売記念会見で飯田は、“20年も続くなんて思ってもみなかったので、驚いています。ありがたいことに良い出会いがたくさんあって、感謝にあふれた20年間でした”と、今までの芸能生活を振り返った。
20周年を記念した今回の写真集は、9月の初めに行なったベトナム・ダナンでのロケを経て出来上がった渾身の1冊。撮影の感想を聞かれると、“アジアリゾートが大好きなので、ゆったりと有意義な時間を過ごしながら撮影させてもらいました。到着したその日に採寸して、ベトナムの民族衣装のアオザイを着て撮影をしたり、最終日はまるまるオフだったので、プライベートで初めてダナンを旅行した時に行けなかったところへ連れて行ってもらったり、お土産もたくさん買って帰って楽しかったです”と満喫した様子。
これまでにもたくさんの写真集を発売してきた飯田だが、水着やランジェリー姿での撮影は実に6年ぶり。“本当に緊張しました”と照れ笑いを浮かべながらも、“女性からも男性からも「素敵だな」と思われるような身体作りをちゃんとしたいと思ったので、パーソナルトレーニングに通って積極的に運動をして、食事もいろいろ気をつけながら、ダイエットを頑張りました。写真集のために半年かけて6kg落としたので、今の年齢の中で1番綺麗な姿を撮っていただけたんじゃないかなと思います”と自信を見せた。
さらに、“昔グラビアをやっていたから、またやったということではなくて、声優のお仕事をはじめる前の時間も私にとって大事な経験値になっているので、20年間応援してくれた人にも、新しく私のことを知ってくれた人にも、「飯田里穂はこういう人間なんだぞ」というのを今回の写真集で示したいと思いました”と、6年ぶりに挑戦するに至った思いを説明。“自分のヒストリーをしっかりさかのぼった意味のある1冊になりました”と笑顔でアピールした。
そんな記念すべき本作には、ファンに向けた嬉しい仕掛けが。“小学生の時の写真集に、黄色いひよこのペットボトルケースが出てくるんですけど、今回スタイリストさんが再現したものを作ってくださって! 10数年ぶりにこれを持って撮影するなんて思わなかったです”とニッコリ。“1番最初の写真集の表紙をイメージしたカットだったり、ほかにも昔の写真集をオマージュした写真があるので、「ちゃんと成長したんだな」と比べながら楽しんでもらいたいです”と声を弾ませた。
また、1番のお気に入りとして、“表紙候補に最後まで残っていた”という写真も披露。“もし同じシチュエーションで6年前に撮っていても、このなんともいえない表情はまだ私の中になかったと思うんです。今だからこそ撮れた1枚だと思うので、買ってくださったみなさんに見てもらいたくて、あえて表紙じゃなくて中に入れました”と裏話を明かし、“昔は「明るく真っ直ぐ」というのが写真集のテーマにあって、私も何も考えずにその場の楽しい雰囲気で撮ることを大事にしていました。でも今回は、綺麗な身体で挑みたいとか、みなさんに見てもらいたいポイントを入れたりとか、内側のことも考えるようになったところが大人になったかなと思います。そういうのが表情にも表れているんじゃないでしょうか”とはにかんだ。
そして、テレビ『天才てれびくん』(NHK)で共演したTIMのゴルゴ松本&レッド吉田との対談が掲載されていることも話題に。“いつか絶対に『天てれ』以外の現場でTIMさんとお仕事をするというのが私の目標だったので、まさかこんな形で叶うとは思っていなかったです。15年ぶりにお会いして、もう感激でした。最初に3人で撮影したカットは、顔がちょっと引きつるくらい緊張してしまったんですけれど、お話しているうちに、どんどん小学生の時にタイムスリップしているような感じがしました。TIMさんから見た当時の私とか、子どもだった私には見えていなかったことを聞けてすごく貴重な時間でした”と振り返った。
さらに、アニメ『ラブライブ!』で共演した南條愛乃との対談については、“南條さんには、声優として大変なことやくじけそうになった時にアドバイスをもらって、声優のお仕事が楽しいと思うようになったきっかけをくれた方です。『ラブライブ!』のお仕事が落ち着いて、会う機会も前より減ってしまったこのタイミングで、出会った時のことやお互いについてしゃべれたのも嬉しかったですし、こういう時間を過ごしてきたなと思い出して、温かい気持ちになりました”とコメントした。
最後に飯田は、“この20年間はすごくあっという間で、あと何年で20年だとか、数えながら一生懸命やってきたというより、自然な時間の流れとともに成長して、出会いや別れを経験しながらやらせてもらってきました。30周年を迎えた時、「30年やってます」と胸を張って言えるようなパフォーマンスや質量のお仕事をしていきたいと思っています”と、これからの目標を口にした。
“次に水着で撮影するのも30周年?”と記者から問われると、“え~、どう思います? お求めの声があればやるかもしれないですね(笑)。20代の最後と、30代とでは魅力や見せ方も違うのかなと思うので、30代を迎えたら考えたいですね。やるのかやらなのかはまだ秘密です!”と笑顔を見せた。