山出愛子[ライブレポート]新曲とともに見せたSSWとしての強き決意
Pop'n'Roll 編集部
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現役女子高生シンガーソングライターとしての活動中の山出愛子(元・さくら学院)が、12月15日(日)にライブイベント<duo Night Vol12>に出演し、夏のワンマン以来のステージに登場。今月1日に誕生日を迎え17歳になったばかりの山出は、未発表の新曲を含む全7曲を披露した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
黒と赤のチェックのオーガンジーが印象的なガーリーな衣装で登場した山出。
“毎月15日は愛子(15)の日!と勝手に決めています。なので、今日は愛子の日、楽しんでいきましょう!”という久しぶりのステージを心待ちにしていたことがわかる明るく楽しげな挨拶のあと、夏のワンマンで発表された新曲「走り出したら」でライブをスタート。一気に会場の雰囲気を盛り上げる。
続く、お馴染みの「ふたりことば」では軽やかなピアノも披露。
初めて山出のステージを観た観客に向けての自身の紹介、そして現役高校生として期末試験を終えたことなどの近況を報告したあとは、もうすぐ来るクリスマスへ向けてカバー曲「サイレント・イヴ」を披露。「大切な君へ」と合わせて、山出の真骨頂とも言えるバラードを丁寧に聴かせた。
MCでは、サポートメンバーのギターの太田貴之とベースの奥野翔太(WEAVER)を紹介。最近は、この2人と一緒にイベントなどに参加していると話した。
ソロ1stシングル曲「スマイル」、さくら学院時代に制作した「ひらりひらり」をしっかりと届けて会場を1つにすると、サポートギターの太田とサポートベースの奥野の力を借りながら、来年のリリースへ向けて現在レコーディングをしていることを発表。
ラストは、来年準備しているCDに収録予定の新曲「ピアス」を初パフォーマンス。同曲は、山出の近況でもある“ピアスを空けたこと”がテーマの曲。シンガーソングライターとして、ピアノのレッスンを受けている先生が、そのレッスンの合間に愛子の近況を聞いて創ってくれた曲であることが明かした。
新曲を披露し、自分が“今、歌いたいこと”を歌っていきたいと決意表明した山出愛子。
2020年には新譜のリリースも約束し、今年のライブ納めとなるステージを終えた。新しいスタートラインに立った山出愛子の今後の活動に期待が高まる。