AKB48グループ[公開稽古レポート]舞台<仁義なき戦い>への想い「夢を追いかけて本能のままに頑張るという点では、アイドルと通じるものがある」

AKB48グループ[公開稽古レポート]舞台<仁義なき戦い>への想い「夢を追いかけて本能のままに頑張るという点では、アイドルと通じるものがある」

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2019.10.24
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

AKB48グループが、10月24日(木)に東京近郊の稽古場にて、11月9日より博多座で上演する特別公演<仁義なき戦い〜彼女(おんな)たちの死闘篇〜>の囲み取材と公開稽古を実施した。

特別公演<仁義なき戦い〜彼女(おんな)たちの死闘篇〜>公開稽古(2019年10月24日)

囲み取材には、AKB48より岡田奈々(AKB48/STU48)・小栗有以・向井地美音・横山由依、 SKE48より斉藤真木子・須田亜香里、NMB48より白間美瑠・吉田朱里、HKT48より田島芽瑠・田中美久、NGT48より本間日陽、STU48より瀧野由美子ら、メインキャストたちが参加。

特別公演<仁義なき戦い〜彼女(おんな)たちの死闘篇〜>公開稽古(2019年10月24日)

『仁義なき戦い』といえば、原作映画では、主人公の広能晶三を菅原文太が演じ、松方弘樹、梅宮辰夫、渡瀬恒彦、田中邦衛、金子信雄らが出演して大ヒットを記録した作品。

今回、名優たちの演じてきた登場人物に挑むAKB48グループメンバーたちは、広島弁はもちろん、激しい殺陣やアクションを猛稽古中。

男性役の役作りについて、横山由依とともにWキャストで主演を務める岡田奈々(AKB48/STU48)は、“日頃から声を低くして会話をするようにしている”とドスの効いた声での返事を再現。小栗有以(AKB48)が“普段からガニ股歩きをして男性役を意識しています”と話すと、メンバーたちから“本当!?(笑)”というツッコミが入る場面も。

特別公演<仁義なき戦い〜彼女(おんな)たちの死闘篇〜>公開稽古(2019年10月24日)

また、舞台の題材にちなみ、アイドル界での“仁義なき戦い”について質問が飛ぶと、“お弁当を選ぶ時や差し入れをいただいた時に、HKT48では早い者勝ちなので、まさに「仁義なき戦い」です(笑)”と田島芽瑠(HKT48)。

現在グループの総監督を務める向井地美音(AKB48)は、“移動のバスで、横山(由依)さんがシートのリクライニングをすごく倒してくるんです! 後ろに座らないように戦っています”と前総監督に可愛いクレームも。

須田亜香里(SKE48)は、“アイドルが『仁義なき戦い』を舞台化することについて、どうなるんだろう?と多くの人が感じているかと思いますが、仲間だけれど友達ではない、夢を追いかけて本能のままに頑張るという点においては、アイドルと通じるものがあると思います”と、この舞台に挑む意義を語った。

特別公演<仁義なき戦い〜彼女(おんな)たちの死闘篇〜>公開稽古(2019年10月24日)

話題は、福岡にちなんだ2つのおめでたいニュースにも及んだ。AKB48のOGであり、先日第一子妊娠が明らかになった篠田麻里子(福岡県出身)について、横山は“絶対素敵なお母さんになると思います! 体調が落ち着いたらお子さんを連れてAKB48にも遊びに来てほしいです”と笑顔で祝福。

また、3年連続の日本一に輝いたソフトバンクホークスについても、“3年連続って本当にすごいです! 今とても博多が盛り上がっているなと感じます! 私たちもこの舞台で博多を盛り上げていけたら”と、田中美久(HKT48)がホークスとともに地元を盛り上げる決意を語った。

特別公演<仁義なき戦い〜彼女(おんな)たちの死闘篇〜>公開稽古(2019年10月24日)

これまでテレビドラマや映画で、ヤンキーやプロレスラーなどアイドルとはかけ離れたさまざまな世界に挑戦して来たAKB48グループ。“今までいろんなことに挑戦させていただきましたが、今回は『仁義なき戦い』を舞台化させていただきます。男役や広島弁、大変なことはたくさんありますが、持ち前のガッツで乗り越えて行きたい。ぜひ博多座に遊びに来ていただけたら!”と、最後は横山由依が“座長”として締めくくった。

公演は11月9日(土)から11月24日(日)まで上演。チケットはAKB48チケットセンター、各種プレイガイド、博多座電話予約センターなどで好評発売中。

特別公演<仁義なき戦い〜彼女(おんな)たちの死闘篇〜>公開稽古(2019年10月24日)

次ページ