AKB48[ライブレポート]ツアー選抜ファイナルで描いた多幸感溢れる光景「またAKB48らしいAKB48を作っていけたらいいな」
Pop'n'Roll 編集部
Pop'n'Roll 編集部
-
ポスト
-
シェア
-
ブックマーク
AKB48が、本日10月22日(火・祝)に苫小牧市民会館 大ホールにて、約4年ぶりの全国ツアーのツアー選抜の出演としては千秋楽となる北海道公演を開催した。本記事ではオフィシャルレポートをお届けする。
<AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜>北海道公演|苫小牧市⺠会館(2019年10月22日)
幕が上がると、ステージや客席に選抜メンバー16人が登場し「真夏のSounds good !」「Everyday、カチューシャ」など、息の合った全力パフォーマンスを8曲連続で披露。AKB48グループ総監督・向井地美音が“今日でツアー選抜は最後ですけど、悔いのないように盛り上がれますか?”とファンに呼びかけると、割れんばかりの大歓声が飛び交い、会場はオープニングから熱気に包まれた。
北海道出身の坂口渚沙は“地元で千秋楽ってそうそうないことですし、千秋楽って特別じゃないですか。だからみんなで北海道旋風を巻き起こして、いい思い出を作れたらな!と思います”とコメント。
小栗有以は“先輩や後輩と一緒にツアーを回るということで、(チーム8ファン以外の)はじめましてのファンの方にもお会いできましたし、メンバーとも仲良くなれて、自分の中で大きな思い出になりました”と、今回のツアーを振り返った。
さらに横山由依は、夜公演の開演前に緊張しすぎて1人ステージ脇でスタンバイしていたら、メンバーとの円陣をすっかり忘れていて、スタッフに呼ばれて慌てた!という横山にしては珍しいエピソードを暴露しながら、メンバーに“迷惑かけてごめんね”と謝罪し、会場の笑いを誘った。
続くユニットコーナーでは、柏木由紀・西川怜・坂口渚沙の3人はアイドル全開で「カッコ悪い I love you!」をキュートにパフォーマンス。岡田奈々・岡部麟・山内瑞葵の3人はクールな表情で「クサイモノだらけ」を披露し、ユニット6曲を6種6様のパフォーマンスで魅せた。
終盤は「Teacher Teacher」「NO WAY MAN」「僕たちは戦わない」を3曲続けて歌唱し、迫力のダンスパフォーマンスで、これまでのツアーで培った個々の体力とダンススキル、メンバー同士の一体感を発揮。
その後も「言い訳Maybe」「希望的リフレイン」「大声ダイヤモンド」をアクト。北海道旭川市でMV撮影を行なった最新シングル「サステナブル」では、ファンも息を呑むほどの強くタフな圧巻のステージングをくり広げ、本編の幕を閉じた。
アンコールは「AKB参上!」でスタート。「恋人いない選手権」「法定速度と優越感」「君と虹と太陽と」に加えて、夜公演は千秋楽ということで「Mosh & Dive」「夏が行っちゃった」「永遠より続くように」のダブルアンコール3曲が追加され、会場の盛り上がりも最高潮に。
コンサートタイトルの通り、メンバーとファンが1つになって“楽しいばかりがAKB!”を体現した内容の公演となった。
メンバーコメント(ステージ上、一部抜粋)
AKB48 チームA 横山由依
自分が総監督の時にツアーができなかったことがすごく悔しかったんですけど……各地でファンの方がツアーに来てね!って何度も言ってくださっていて、でもそれを叶えられなかったことが自分としてはすごく力不足だなと感じていたけど、でもそれを言い続けて、みーおん(向井地)が引き継いでくれて、メンバーもいっぱいいっぱいツアーに行きたいって言ってくれたのが、こうやって叶ったと思うので、本当に本当に嬉しいですし、ファンのみなさんの顔を見てると、きっとみなさんも普段、学校や仕事でいろいろなことがあって、それもこの瞬間だけでも忘れてくれたら嬉しいなと思いますし、メンバーもそうですけど、たくさんのファンの方がいて、スタッフさんがいて、このAKB48が成り立っているんだなっていうのを、このツアーを通して改めて感じたので、これからもいろんなことをAKBでやっていくと思うんですけど、みなさんに楽しいとか、嬉しいとか、ちょっと変だなってとこもあるかもしれないけど、変化を恐れず、たくさん挑戦して、もがいて、もっともっとたくさんの方に愛していただけるグループになって、もっと地方だったり大きなステージに立てるように頑張りたいなと思いますので、これからも総監督をはじめ、メンバーみんなのことを応援よろしくお願いします。
AKB48 チームA 向井地美音
今年の夏は総選挙がなくて、AKB48グループをどう盛り上げていけばいいんだろう?と、私もメンバーも、ファンの方も何が起こるんだろうと不安になっていらっしゃったと思うんですけど、全国ツアーを通して、今年の夏は1人ひとりが競い合うんじゃなくて、みんなで1つになれる、こういうライブができたことが、本当によかったなと思いますし、だからこそ、今まで先輩方が作ってきてくださったAKB48を引き継ぎながら、私たちの世代でまた新しいAKB48を作っていって、それが根本に“楽しいばかりがAKB!”という言葉を忘れずに、またAKB48らしいAKB48を作っていけたらいいなと思います。このツアーをやっている時間は私個人としても、“ああ私の大好きなAKB48だな”って思えたから(涙ぐみ、会場から盛大な拍手)、大事なこのAKBを守り続けていけるようにこれからも頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
<AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜>
12月9日(月) 東京・TOKYO DOME CITY HALL【AKB48チームコンサート追加公演】
12月10日(火) 東京・TOKYO DOME CITY HALL【AKB48チームコンサート追加公演】
※詳しくはAKB48 公式サイト
関連リンク