CoverGirls[インタビュー]初ツアーを控えるライブアイドルの真髄「いろんな人にちゃんと評価してもらえるようなグループになりたい」 CoverGirls<東名阪LIVEハウスツアー2019 -少女卍警報->インタビュー
Pop'n'Roll 編集部
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今年1月、新体制メンバーで活動を再開したCoverGirls。以降、5月の初ワンマン、そしてカバガとして7年越し初となる<@JAM EXPO>への参戦と、“初”尽くしで着実にステップアップを続ける中、去る8月16日、赤羽ReNYで行われた単独公演<体感少女-SUMMER-~カバガをお試し単独LIVE~>では、新生カバガ初となる東名阪ツアーを発表。今回は、6人全員に来る<東名阪LIVEハウスツアー2019 -少女卍警報->をはじめ、9月17日にリリースされた配信限定EPや、新生カバガ1周年となる来年1月に控えた過去最大キャパとなるTSUTAYA O-EAST公演について、現在の想い、抱負、目標を語ってもらった。
取材・文:村田誠二
“チリツモ”じゃないですけど……今はそういう目標で臨んでます(月野)
――8月16日、赤羽ReNYで行われた<単独LIVE>で、新生カバガ初となる東名阪ツアーが発表されましたが、初めてのツアーが東名阪と聞いてどう思いましたか?
坂東 遥:
私たちは今年1月3日に、新生CoverGirlsとしてデビューしてまだ半年ちょっとしか経っていないので、東名阪ツアーと聞いてビックリしました。名古屋と大阪は遠征でちょこちょこ行くんですけど、まだカバガがあまり浸透してないなって実感していたので、最初は正直、不安もありました。
――とはいえ、5月の初ワンマンや8月の<@JAM EXPO 2019>の出演など、大きな舞台も重ねてきてだいぶ気持ちも固まってきたのでは?
月野なみ:
そうですね。名古屋出身のメンバーが2人いて(月野、松崎)、初めての“凱旋”って感じのライブになるので、楽しみっていう気持ちの方が強かったりします。
横山なつみ:
大阪はもう新しい挑戦って感じですね。大阪にもカバガのことを知ってくれる人をたくさん増やしていきたいなと思っているので、頑張ります。
――ちなみに、8月24日、25日に横浜アリーナで行なわれた<@JAM EXPO 2019>は、CoverGirlsとしては7年越しの初出演となりましたが、フェスのステージはいかがでしたか?
坂東:
めっちゃ楽しかったよねぇ!
全員:
(大きくうなずく)。
坂東:
私、個人的にですけど、これでやっと“私、アイドルなんだ”って思えました(笑)。誰もが知っているアイドルが出る、そういう大きいイベントにカバガは今まで出たことがなかったので、初めてそういうイベントに出て、改めて自分が認められたというか……。そこに出るってことが1つの目標だったので、めっちゃ嬉しかったです。
横山:
私たちは、オレンジステージで1ライブしかできなかったので、ほかのアイドルさんが大きいステージでやっているのを観て、やっぱり大きいステージに立ちたいなって悔しい気持ちもありました。来年は絶対にまた<@JAM EXPO>に帰ってきて大きいステージにも立ちたいなと思ってます。
――このツアーは、11月10日(日)の白金高輪SELENE b2公演まで続きますが、この長丁場を乗り切るのに必要なものって何だと思いますか?
月野:
メンタル……(笑)。
全員:
(爆笑)。
――それはどういう意味で?
月野:
やっぱり、どんな結果になろうとも私たちの気持ちをブレさせないで最後までどう持っていくか、みたいな(笑)。
坂東:
東名阪ツアーの後、来年1月6日に渋谷のO-EASTで2ndワンマンをやるんです。この東名阪ツアーは、そこに1人でも多くの方に来てもらうための大切なステップでもあって、1stワンマンの時よりも2倍、3倍くらいの人数に来てほしいので、名古屋や大阪の方にも興味を持ってもらえるような3ヵ月間にしたいなって思ってます。
――何か作戦はありますか?
月野:
作戦⁉︎(笑)
坂東:
もうすでに今来てくれてるお客さんの中で“名古屋から来たよ”とか“大阪から来たよ”って言ってくれる方がチラホラいるので。
横山:
その人たちが友達を連れてきてくれるようにお願いしてますね。“友達いっぱい連れてきてね”とか“初めての人も連れてきてね”って。“友達作戦”ですね(笑)。
――友達作戦はいいアイディアですね。メンタル以外に、長丁場を乗り切る体力という点で何か取り組んでいることはありますか?
月野:
定期公演が月イチであるんですけど、そういう日頃のライブや対バンとかで体力は作り込んでいってますね。あと今年は、夏に野外フェスにいっぱい出演させてもらったので、暑さにはけっこう耐えられるようになったと思うから、あとは持久力をつけないと。ひとみん、疲れちゃうしね(笑)。
野田ひとみ:
そうなんです……。すぐ疲れちゃうからツアーに向けてトレーニング頑張りたいと思います。
横山:
この間、ジムに行ったって言ってたよね?
野田:
でも、体験みたいなやつに1回行っただけで(笑)。そのあとはまだ行ってないんです。
――体験だけ(笑)。みなさん、日頃のライブ以外に体力作りは?
月野:
夜、腹筋してます!
澤北ひな:
してない、してない……。
坂東:
何もしてない……。
月野:
みんなでやったりはしてないよね。
横山:
でも、たまに、急に体幹トレーニングやり始めたりするよね。
澤北:
本番前にみんなでね。
――本番前のルーティンとかはある?
月野:
“どういう気持ちで挑むか”みたいなことは、みんなで固めていくことはありますね。
坂東:
ライブ前に、煽りとか“ここはこういう感じで”みたいなことは毎回話します。
――ライブが終わった後に、すぐに反省会をすることは?
横山:
ありますあります。楽屋に帰りながらとか(笑)。例えば、“お客さんのノリがこうだったよね。ああだったよね”とか、“あの場面で声があまり出てなかったよね”みたいなダメ出しも、その場でバーってみんなで言って(笑)。
――ステージ上で熱くなりながらも、実はすごく冷静に分析しているんですね。
全員:
そうですね。
月野:
日によって、ファンの人の温度感とか感じ方だったりとか、“今日、普段見ないお客さんがいっぱいいたよね”とか、よく話しますね。
――客席もかなり見ているんですね。
横山:
実は、けっこう冷静に見てますからね(笑)。“あそこで笑ってたよね”とか。
全員:
あぁ〜、あるある!
――定期公演には、毎回どういう気持ちで臨んでいるんですか?
月野:
ツアーの初日に1人でも多くの人に観に来てくれたらいいなって。“チリツモ”じゃないですけど……今はそういう目標で臨んでます。あ、もちろんお客さんはチリじゃないですけど!(笑)
全員:
(爆笑)。
横山:
1人ひとりの方に観ていただくことが、大きな結果につながるってことだよね。
月野:
そうなるといいなって臨んでます。今はツアーに向けて、時間が少しでもあればビラ配りにも行ったり。