AKB48[ライブレポート]佐藤美波・道枝咲、ついに昇格!「みなさんに恩返しできるように頑張りたい」「良い先輩になりたいです」
佐藤 仁
エンタメライター
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AKB48が、2019年9月12日(木)に約4年ぶりとなる単独での全国ツアー<AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜>の東京公演を江戸川総合文化センターで開催。夜公演にはチームAが出演した。
アンコールが3曲終わり、メンバーがステージで挨拶をしていると、チームAキャプテンの岡部麟が封筒を取り出す。すると、会場から“おおぉー!”という大きな声援が発生。
岡部は封筒を開けると、“今日、この場をお借りして発表があります! 本日9月12日付けを持ちまして、チームA研究生が昇格します。佐藤美波!”と発表。
続けて、“研究生時代が本当に長くて、つらい想いもたくさんたくさんしたけど……”と語り出すと、総監督の向井地美音が“あのぉ……1人の名前しか言ってません!”と笑顔でツッコミ。ファンとメンバーから爆笑が起きた。
岡部は“え? ヤバい、どうしよう!?”と動揺しながらも、“もう1回、仕切り直そう!”という展開になり、“みなさん、何もなかった、何も知らなかった体で聞いてくださいね!”とメンバーが会場のファンに呼びかけた。
岡部が、再び“発表があります! 本日9月12日付けを持ちまして、チームA研究生が正規メンバーに昇格します。佐藤美波! 道枝咲!”と改めて告げると、会場からステージに“おめでとう!”という大声援が送られた。
“この2人なくしては、現在のチームAは今回のコンサートも劇場公演も成り立ちません。パフォーマンスだけでなく、妹のような可愛い存在の2人が今のチームAを作ってくれています。とても感謝しています! おめでとう!”と語る岡部。
ここで、昇格を遂げた佐藤美波と道枝咲が想いを口にする。
佐藤美波は、“ずっと、昇格のチャンスを逃していました。研究生として活動して1,000日以上が経ちました。やっとやっとこうして昇格することができて本当に嬉しいです。研究生としての時間を無駄にしたくないです。研究生としても、こうしてツアーにも参加したり、多くのライブや好きなアニメのイベントにも参加させていただきました。こうして昇格できました。昇格をずっと待っていてくださったファンのみなさまに御礼を伝えたいです。正規メンバーになったら、もっと大変なことも多いと思います。私は逃げてしまうことも多いですが、逃げることなく、みなさんに恩返しできるようにチームAのメンバーとして頑張りたいと思います。本当にありがとうございます!”と涙ながらに喜びと感謝の気持ちを伝えた。
道枝咲は“昇格した実感はないのですが、すごく嬉しいです! 研究生でいた時間が長いので、研究生の気持ちもよくわかります。後輩の気持ちを理解してあげられるような、良い先輩になりたいです!”と笑顔でコメント。
コンサート終了後に、岡部、佐藤、道枝の3人が並んで会場のファンに笑顔で一礼すると、大きな拍手と歓声が巻き起こった。