【連載】沖口優奈×高萩千夏(アップアップガールズ(2))「私たちは努力が実るグループだと思っています」 マジカル・パンチライン 沖口優奈「ここの責任者、出してください❤️」第6回:アップアップガールズ(2)高萩千夏
沖口 優奈(マジカル・パンチライン)
Pop'n'Roll Chief Discovery Officer
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マジカル・パンチラインのリーダー沖口優奈が、さまざまなリーダーと対談して理想のリーダー像を見つけていく本企画。第6回目に登場するのは、<TOKYO IDOL FESTIVAL 2019>初日(8月2日)のスペシャルコラボステージでマジカル・パンチラインと共演したアップアップガールズ(2)のリーダー高萩千夏。灼熱のSMILE GARDEN で存在感溢れるパフォーマンスをくり広げた直後の興奮冷めやらぬ2人が、コラボの感想をはじめ、グループの中での立ち位置やリーダーへの想いについて語り合った。
グループのお母さんみたいになっちゃいます(高萩千夏)
沖口:
先ほどはコラボステージありがとうございました。
高萩:
ありがとうございました。
沖口:
コラボは2年ぶりでしたよね。お互い2年前からメンバーが圧倒的に増えて、ステージがちょっと狭く感じて(笑)。
高萩:
狭かったですねー! あの人数で立つのはなかなか……
沖口:
ないですよね。
高萩:
メンバーの間から顔を出せるか出せないかみたいな(笑)。
沖口:
“あれ? アップアップガールズ(2)さんとマジパンって、こんなにたくさんメンバーいたっけな?”って思うぐらい、お互いグレードアップしていて(笑)。それでは、リーダーのお話を伺っていきたいと思います。まず最初にリーダーになった経緯を教えてもらえますか?
高萩:
もともとリーダーはいなかったんですよ、アップアップガールズ(2)って。私は最年長なので、正式なリーダーじゃないけど、リーダー的なポジションでグループ自体をまとめていたり、指示を出したりとかしていたんです。
沖口:
うんうん。
高萩:
それで初めて単独イベントをやった時に、私がリーダーになることがサプライズで発表されて。事前に相談とか何もなく、急に“じゃあ、今日から高萩がリーダーです”ってなって、“あっ、頑張ります!”みたいな(笑)。それまでリーダー的なことをしていたけど、リーダーって肩書きがちゃんとつくようになると、責任感とか、言葉の重みみたいなものが感じられましたね。
沖口:
それまでは言ったらボランティアみたいな。
高萩:
そうそう! ボランティアでやってたのが、急にお仕事になって、メンバーとスタッフさんの間に立って通訳をするようになりました。お互いの言えないこととか、言った方がいいことの間を取って、どっちにも意見が言えるような立場にいますね。
沖口:
アイドルグループのリーダーがメンバーと大人の架け橋になるっていうのは、このリーダー対談企画で共通して出てくる話ですね。
高萩:
そうなんですね(笑)。マジパンさんも、めっちゃ小さい子とかいますよね?
沖口:
います。14歳が!
高萩:
中学生って、大人の言葉をダイレクトに受け止めちゃうので、ウマく……
沖口:
そう、クッションを入れてあげて……
高萩:
私たちがそういう風にしないと、言葉が通じなかったり、言いたいことのニュアンスを間違えたりすることがあるじゃないですか。たぶん、私たちが間にいないとお互いの気持ちが伝わらないですよね(笑)。
沖口:
確かに(笑)。保育園の先生みたいな。
高萩:
ホントに! グループのお母さんみたいになっちゃいますよね。若い子がいっぱいいるので。
――お姉さんじゃなくて、お母さんなんですか?
沖口&高萩:
そう、お母さんですよね!
高萩:
ずっと面倒見てますよ。
沖口:
最近もね、メンバーが“ママ”って言ってきて(笑)。
高萩:
言われます?
沖口:
言われます(笑)。
高萩:
私も言われます!(笑) ファンの人にも“ママ、ママ”って言われて。いやいや、私より年上やんって思いながら、お話ししていますけど(笑)。
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