ゆるめるモ![ライブレポート]溢れる想いを全身全霊で届けた下北沢の夜「これからも今を大事にして生きていきましょう!」
Pop'n'Roll 編集部
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ゆるめるモ!が、7月24日(水)に東京・下北沢シャングリラにてワンマンライブ<ゆる松さん〜ゆるめるモ!が6つ子になったよ!〜>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
ゆるめるモ!<ゆる松さん〜ゆるめるモ!が6つ子になったよ!〜>下北沢シャングリラ(2024年7月24日)
撮影:イノウエタクヤ
この日はらき、まことの新メンバー2人が休養中のため、4人での出演となった。
「ゆるトロ(slo-モ!)」がかかるとメンバーが登場し、“今日はここ下北沢シャングリラに、ゆるめるモ!の音楽を届けに来ました!”となにが力強い言葉で宣誓。ライブ後半に演ることが多い「Only You」のイントロが1曲目にかかると、会場からどよめきが起こる。へそが“下北沢シャングリラ! 君たちの声を聞かせてくれ! 距離なんて関係ない! 前も後ろも関係ない! 君がいてくれたから今があるから、今を全員で一緒に生きようぜ!”と煽り、観客もジャンプと拳で応戦。続く「歩くの遅い犬」が始まると、ねるんが“今日は来てくれてありがとうございます! 今日という日を最高にしましょう!”と大きな声で叫び、全員の煽りが続く。
「a____(あ、なんとか)」「スキヤキ」と重めのサウンドのナンバーを次々と連発した後は、「サイケデリックわっしょい」「ロックンぼっち」とロッキンなダンスチューンが続き、下北沢シャングリラが狂乱のダンスフロアと化した。「NEW WAVE STAR」では、ねるんが“みなさん! お隣の人と肩を組んでもらって、大きな大きなニューウェーブを作りたいと思います!”と煽ると、観客同士が肩を組んで横に揺れて大きなニューウェーブが作られた。
MCでは、へそが“多くは語りません。私たちはここ下北沢シャングリラにライブをしに来ました! みんな日々大変なことや、理不尽なこと、つらいことがたくさんあると思うけど、そんな一昨日を昨日を、乗り越えて、今日ここ下北沢シャングリラに集まってくれた。私もだけど、あなたは弱いかもしれない。でも、今日ゆるめるモ!のライブに来てくれてありがとう! そんな勇気ある君たちのために、今日私たちは、最高のライブを届けることを、約束しますので、最後までよろしくお願いします!”と語り、「モンスターメリーゴーラウンド」のイントロがかかると、そのままへそが“静かな日を潰されるのはもう終わりにしよう。みんなの手には武器があるから、その手を高く掲げて、一緒にこの場所を守るために、戦ってくれますか?”と観客に手を挙げさせて歌った。
その後「ガチャガキ」「ミュージック3、4分で終わっちまうよね」と低音が激しめのサウンドでズドンズドンと踊らせ、「must正」のイントロではへそが“君はどんな時でも正しいよ、美しいよ。君はどんな時でも君だから、それを絶対に忘れないでください”と真摯に話す。
「OO(ラブ)」では扇子を手に優雅に舞い、曲中でめありが“今、この音楽とメッセージはこの瞬間に私たちがあなたたちに全身全霊で届けているものです。今しかないから、これからも今を大事にして生きていきましょう!”と涙で声を詰まらせながら語った。「極東47の街」「逃げろ!!」とライブの定番曲が続き、これでもかと盛り上げた後、「DELIVERY LIFESAVERS〜ゆるめるモ!を止めないで〜」のイントロがループされる中、へそが“次が最後の曲です。みなさん、楽しむ準備はできてますか? 燃え尽きる準備はできてますか? こっちがステージで、そっちがフロアだなんて、誰が決めた? そんな境界線は今すぐぶっ壊して、私たちと、みんなで、今日を迎えられたことを、全力で、全力で、お祝いしていきましょう。Don't stop ゆるめるモ! 正真正銘最後の曲です! すべてを出し切って、アンコールなんてないからね!”と煽った。
以上アンコールなしの全17曲を歌い尽くすと、最後はねるんが“私たちは4人でゆるめるモ!ではありません! 6人でゆるめるモ!でもなく、ここ、ここ以外もみんな全員でゆるめるモ!となっていますので、今日というこの日を胸に刻みこんで、お家へ、お家じゃなくてもいい、どこに帰ってもいい、また自分の場所に帰って、ここで会いましょう!”と言って去り、80分を超えるワンマンライブを終了した。
なお、この日のライブの後に、らきが復帰することを発表。8月3日(土)に同じ下北沢シャングリラにて開催される<夏めるモ!〜ゆるめるモ!夏休ミニライブ〜>から復帰する。
<夏めるモ!〜ゆるめるモ!夏休ミニライブ〜>
日程:2024年8月3日(土)
会場:下北沢シャングリラ
※このライブから、らきが復帰