【ライブレポート】鶯籠、ツアーファイナルで見せつけた揺るぎない決意「メジャーデビューをスタート地点に、みなさんと一緒に夢を叶えていきたい」

オープニングはOvertureに合わせて、鶯籠のメンバーが1人ずつ東京キネマ倶楽部のサブステージに登場。グループのExecutive Producerを務める駄好乙（たむこ）が姿を現し、「鶯龍茶」のタイトルコールを皮切りに「鶯演義」「キレる」と、フロアの熱量を上げるナンバーを3曲叩き込む。

MCでは、ʚ✞ばんぱいあ✞ɞが、“このツアーで私たち自身もちょっとずつ成長だったりとか、自分ができることが増えたので、今日は私たちらしいファイナル公演にできたらなと思います”と話し、からあげは“ツアータイトルが＜若者のすべて＞なんですけど、みなさんも若者になりきって、若者＝青春なので、青春の1ページ作りましょう！”と、それぞれがこのツアーを振り返り、この日のファイナル公演への意気込みを話した。続いて、夏にふさわしいセットリストということで、「1995 A.D」「キラキラ光る」といったナンバーを5曲連続で披露。

その後はムードを変えて、このツアーで初披露したピアノロック調な「楽園」「流転」と続き、本ツアータイトルにもなっている「若者のすべて」を歌い上げた。本公演がツアーファイナルということを受け、「若者のすべて」ではファンからスマートフォンライトでのサプライズ演出があり、会場が夜空のような雰囲気に。

メンバーからの“ダークサイドからハッピーな感じの雰囲気になります”というコメントに続いて、「黒い雨」「ブレーメン」の2曲を初披露。パフォーマンス後にメンバーが本編ラストの楽曲ということを伝えると、ファンから花束のサプライズプレゼントがあり、ファイナル公演らしい大団円の雰囲気になる。その後はファンとの記念撮影をし、ライブ本編は終了。