【ライブレポート】鈴木愛理、単独ホールツアー完走!「自分のやりたいこと、表現したいことをできた」

【ライブレポート】鈴木愛理、単独ホールツアー終幕!「自分のやりたいこと、表現したいことをできた」 <鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”>|大阪・フェスティバルホール(2019年8月4日)

Pop'n'Roll 編集部

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2019.08.05
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鈴木愛理が、8月4日に自身初の単独ホールツアー<鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”>のファイナル公演を大阪・フェスティバルホールで開催。メドレーを含む全20曲を披露し、5月の静岡公演からスタートした全国ツアーを笑顔で完走。2020年4月に横浜アリーナで単独公演を行うことを発表した。

<鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”>|大阪・フェスティバルホール(2019年8月4日)

昨年6月に1stアルバムをリリースし、“15年目の新人ソロシンガー”として活動を再開させた鈴木は、ソロデビュー2年目を迎えた今夏、『テレ東音楽祭』(テレビ東京系)、『音楽の日』(TBS系)で新曲を披露。8月12日には大型ロックフェス<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019>への出演も控えるなど、その勢いを加速させている。

<鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”>|大阪・フェスティバルホール(2019年8月4日)

今回のツアーのテーマは“Escape”。9月4日に発売される1stシングル「Escape」がテーマソングとなっており、バックダンサーを従えて、クールなパフォーマンスで魅了した“AiRi”(=鈴木愛理)は、満月の夜に訪れた街でライブを行い、盛り上がりすぎた観客の腕を筋肉痛にさせてしまうという理由で指名手配され、彼女を捕らえようとするさまざまな人物などから逃げる(=Escape)という設定だ。

<鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”>|大阪・フェスティバルホール(2019年8月4日)

ライブは「Escape」からスタート。プロジェクションマッピングの映像なども駆使しながら展開されるストーリー仕立てのステージは、ライブというよりミュージカルのよう。時にはスナイパーに狙われながらも、まったく動じずに圧倒的なボーカルで歌い続ける彼女に、観客は釘付け。変装をして現れるため、衣装も目まぐるしくチェンジし、写真撮影OKタイムも設けるなど、ファンサービスも満点だ。

<鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”>|大阪・フェスティバルホール(2019年8月4日)

MCなしで約90分18曲の本編が終了。見事に“Escape”した鈴木はアンコールで、°C-ute時代の人気曲をメドレーで披露し、会場を沸かせた後、MCへ。1stシングル「Escape」が9月4日に発売され、今夜その特設サイトが開設されること、レギュラー出演中のドラマ『Iターン』(テレビ東京系)が放送中であることを告知した後、12月21日にZepp Tokyo、12月24日にZepp Namba、12月25日にZepp Nagoyaでライブを開催することを発表した。

<鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”>|大阪・フェスティバルホール(2019年8月4日)

さらに、“鈴木愛理、来年の4月21日に横浜アリーナでライブします!”と宣言すると、会場は歓喜の渦に包まれた。“2020年ということでオリンピックイヤーにさせていただきます。私もまだ実感が湧いていないんですけど、横浜アリーナといえば、私からすると、Buono!のラストライブをやった場所という思い出が大きいので、そこに1人で立つということは、ちょっと待って!という感じなんですけど(笑)、またみなさんと素晴らしい時間を過ごしたいと思いますので、ぜひ遊びに来てください!”と呼びかけた。

<鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”>|大阪・フェスティバルホール(2019年8月4日)

そして、観客からの質問に答えるなど、約25分間のフリートークを楽しんだ後、“今回のツアーも、自分のやりたいこと、表現したいことをできたかなと思います。また、年末のライブしかり、横浜アリーナしかり、みなさんが笑顔になれるようなエンタテインメントができたらいいなと思っていますので、これからも鈴木愛理の歴史を作っていくお手伝いをしていただけたら嬉しいなと思います!”と挨拶。最後は「ハナウタ」を大合唱し、幕を閉じた。

2020年春。26歳になったばかりの鈴木愛理が、さらなる進化を遂げた姿を見せてくれるに違いない。