【TIFライブレポート】二丁目の魁カミングアウト、8/4 DOLL FACTORY(13:05-)

【TIFライブレポート】二丁目の魁カミングアウト、8/4 DOLL FACTORY(13:05-)

Pop'n'Roll 編集部

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2019.08.04
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世界最大のアイドルフェス<TOKYO IDOL FESTIVAL 2019>が、8月2日(金)〜8月4日(日)の3日間開催されている。今年も数多くのアイドルたちが百花繚乱のパフォーマンスをくり広げている<TIF 2019>から、8月4日DOLL FACTORYに登場した二丁目の魁カミングアウトのライブレポートをお届けしよう。

二丁目の魁カミングアウト、8/4 DOLL FACTORY

TIF最終日のDOLL FACTORYに登場したゲイアイドル・二丁目の魁カミングアウト。15分という限られた持ち時間にも関わらず、一曲目の曲コールから繰り出されたのはシリアスなナンバー「ゼロ」だった。バレエの動きを振り付けに入れ、指先まで魂をこめた全身表現と歌唱力に二丁魁初見勢もみるみる惹き込まれていく。

一曲目の余韻から、すかさずぺいにゃむにゃむの「もっともっと盛り上がっていこうぜー!」という強烈なシャウトからアッパー曲「耳をすませば」でボルテージを底上げ。緩急の激しさをものともせず力技で会場のテンションをアゲていく様は一見の価値ありだ。

さらにそのまま「リバ」では歌詞の世界観で聴かせながらアグレッシブなパフォーマンスで突っ切った。ぺいにゃむを三人で担ぎ上げる流れや、歌詞や振り付けも個性的。

たった15分にこれだけ詰め込んでしまうのかと思っていると、「踊るよ! 一緒に! みんなで!」という煽りでとラストナンバー「青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ」へ。手拍子も交え、会場全体が熱気とともに一つになり、ミキティー本物から「センキュー!」と締めの感謝が贈られた。

TIF2019を全力で駆け抜けた二丁目の魁カミングアウトは、2020年1月8日(水)に中野サンプラザでのワンマンライブ開催が決定している。

二丁目の魁カミングアウト <TOKYO IDOL FESTIVAL 2019>| DOLL FACTORY(13:05-)
二丁目の魁カミングアウト <TOKYO IDOL FESTIVAL 2019>| DOLL FACTORY(13:05-)
二丁目の魁カミングアウト <TOKYO IDOL FESTIVAL 2019>| DOLL FACTORY(13:05-)
二丁目の魁カミングアウト <TOKYO IDOL FESTIVAL 2019>| DOLL FACTORY(13:05-)

二丁目の魁カミングアウト

二丁目の魁カミングアウト

「ゲイだから」を理由に諦めたくない気持ちから、「ゲイでもアイドルになれる」をコンセプトに活動しているゲイアイドル。

ミキティー本物、ぺいにゃむにゃむ、きまるモッコリ、白鳥白鳥の4名による、ダンスボーカルユニット。

グループ名には、新宿二丁目から先駆けて「ゲイアイドル」というジャンルをカミングアウト(公言)していきたいという思いが込められている。



男性でありながら、@JAMやアイドル甲子園などのアイドルイベントや、夏の魔物などのフェスにも出演。

オリジナル楽曲の作詞は全てミキティー本物が担当しており、切ない情景が描かれている。



また,、リーダーのミキティー本物は、私立恵比寿中学、Maison book girl、フィロソフィーのダンス、BiS、LADYBABY、ゆるめるモ!など、アイドルのコレオグラファーとしても活動中。