【TIFライブレポート】神宿、「＜TIF＞の締めくくりに神宿のライブを選んでくれてありがとう！」8/4 DOLL FACTORY（19:00-）

＜TIF 2019＞DOLL FACTORYのトリを務めたのは、今年で結成5周年を迎える神宿。

原宿カルチャーを歌詞にふんだんに詰め込んだ「原宿戦隊！神宿レンジャー」から勢いよく、そのステージの幕を開けた。神宿の頭文字“KMYD”の“K=KAWAII（可愛い）！　M=MAX（全力）！　Y=YELL（応援）！ D=DREAM（夢）！　神宿です”という自己紹介を取り入れた人気曲で一気にフロアをヒートアップ。そのまま、アッパーチューン「Action!」へとなだれ込む。“もっともっと行きましょう／後ろの方も一緒に／前の方も気を抜くなよ”と、羽島めいが怒涛に煽り、1秒ごとに舁夫（神宿ファンの総称）のボルテージを上げていく。羽島みきも“みんなで優勝するぞー！”とシャウト。彼女たちがこのステージに懸ける思いの丈がひしひしと伝わってきた。

MCでは、“＜TIF＞の締めくくりに神宿のライブを選んでくれてありがとう！　今日、絶対に後悔させないから！　ここにいる誰1人置いていかないからいいな？　それではぶち上がっていくぞ！”と魂のこもったアジテーションの後、昨年の夏に初披露して以来、神宿の代表曲となった「お控えなすって神宿でござる」を披露。“一見さんも常連さんも狂乱と熱狂の渦へ”という歌詞のとおり、集まった観客全員を圧倒的な熱狂へと誘う。

歌い終えたかと思えば、再び「お控えなすって神宿でござる」を投下し、同曲連続ドロップという必殺技をトリのステージでくり出す。最高潮の盛り上がりを見せるフロアだが、テンションが上がっているのはメンバーも同じ。小山ひなは力強い歌声を響かせ、一ノ瀬みかは表情を七変化させる。ダンスや歌い方にもライブならではアレンジを加え、とびきりの笑顔を見せていく。DOLL FACTORYのステージを縦横無尽に駆け回り、ハッピーな空気で満たしていった。

笑顔で埋め尽くされるDOLL FACTORYの景色に、新メンバーとして4月に加入し、初めての＜TIF＞参加となった塩見きらは、うっすらと目尻を滲ませていた。5人は、“みなさん最高です！　ありがとうございます！”と、目一杯の感謝を伝え、満足げにステージを去っていった。

神宿

神宿

2014年9月結成。原宿発の5人組アイドルユニット。UUUM所属。メンバーは一ノ瀬みか（赤）、羽島めい（青）、羽島みき（黄）、塩見きら（緑）、小山ひな（ピンク）。グループ名の「神宿」は「神宮前」と「原宿」を合わせたもの。神宿（KMYD）の頭文字 K=KAWAII（可愛い！）M=MAX（全力！）Y=YELL（応援！）D=DREAM（夢！）を届けるために原宿を拠点に活動している。