きみとバンド 大野真依、音楽ドキュメンタリー『COUNT ME IN 魂のリズム』公開記念トークイベント出演!
Pop'n'Roll 編集部
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きみとバンドの大野真依が、本日3月15日(金)より全国ロードショーされる音楽ドキュメンタリー『COUNT ME IN 魂のリズム』の公開記念トークイベントに出演することが発表された。
鍋やフライパンまでありとあらゆるものを叩きながら過ごした子供時代から、世界中のスタジアムで旋風を巻き起こすようになるまでの道のりはどんなものだったのだろうか? クライマックスへ向けた特別なセッションへの道のりを軸に、錚々たるドラマーの面々がドラムの歴史、自身のキャリア、音楽やドラムそのものについて語る貴重なインタビューが交錯しながら自然とドラムへの理解が深められてゆく。全編に渡ってドラムへの愛が溢れた作品でありながら、ドラムに関する専門的な知識は不要。全ての音楽ファン必見のドキュメンタリー『COUNT ME IN 魂のリズム』。
今作の製作に至った経緯について監督マーク・ローは「友人から、18世紀に建てられた資産家の邸宅、ヘッドリィ・グランジ(※)の廊下でドラムのレコーディングをしたいと言ってきた人物の話を聞きました」ときっかけを明かす。
(※ヘッドリィ・グランジ = レッド・ツェッペリンが最も有名なアルバム「レッド・ツェッペリンIV」を制作し、ジョン・ボーナムが演奏した象徴的なドラム・パートが録音された場所でもあり、ロックンロール界では伝説の場所)
「いくつかのドラムをサンプリングするよりも、世界的に有名なプレイヤーを集めて、フルのサンプル・ライブラリーを作り、フルのドラムキットでサウンドを再現する方が素晴らしいのではないか」と考えた監督は、Spitfire Audio(世界で最も有名な音楽ライブラリーのひとつ)のために、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ロジャー・テイラー(クイーン)と一緒にヘッドリィ・グランジの廊下でレコーディングの準備に取り掛かったという。そして制作の過程で「ドラマーたちを駆り立てるものは何なのか」ということに魅了されるようになったと話す。
「ドラマーの遍歴についての映画を作ったらどうだろう? ドラムそのものではなく、ドラマーたち、そしてドラムが彼らにとって何を意味するのかを中心とした映画を」というアイデアのもと、友人でもあるプロデューサーのジョン・ジワ=アムーに映画の企画について話し、製作会社のグレート・ポイント・メディアがその開発資金を出すことに同意したことで、チャド、ロジャーをはじめ、スチュワート・コープランド(ポリス)、エミリー・ドーラン・デイヴィス(ザ・ダークネス、ブライアン・フェリー)、エイブ・ラボリエル・ジュニア(スティング、ポール・マッカートニー)、スティーヴン・パーキンス(ジェーンズ・アディクション)、ニック・メイソン(ピンク・フロイド)、ボブ・ヘンリット(アージェント、ザ・キンクス)、クレム・バーク(ブロンディ)などへのインタビューの実現に至ったという。
プロモの編集に3日間を費やしたという監督だが「3日目の終わりに私たちが目にしたものはとても教育的で、全く活気がないつまらないものでした」と、当初はその方向性に難航していたという。そして「目が覚めた時、ふとチャドのインタビューからの引用が頭に浮かんだのです。『ドラムを叩くのは楽しい!』」と、チャドの言葉にインスピレーションを受け、刺激的で活力に満ちた今作の制作に取り掛かっていったと秘話を明かした。
ファン必見の貴重なエピソード&映像はもちろんのこと、映画のクライマックスに待ち構える、ドラマーたちの臨場感あふれるセッションも大きな見どころ。映画館の大きなスクリーンで堪能してほしい。
今回発表されたのは、日本を代表するドラマー・玉田豊夢とガールズバンド『きみとバンド』のドラマー・大野真依が登壇するトークイベントが決定した。