橋村理子、 アプガ(2)ラストステージ「これから先の人生、羽ばたいていけると思います」
Pop'n'Roll 編集部
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アップアップガールズ(2)(以降アプガ(2))が、7月28日(日)に東京・新宿ReNYでライブツアー<アップアップガールズ(2) ライブツアー2019 アオイハル アツイナツ>のツアーファイナル公演を開催した。
本公演は、約2ヶ月に渡り行われた9人体制でツアーの集大成を見せる場であり、7月29日に卒業する初期メンバー橋村理子のラストステージ。
さらに、8月13日に発売されるつんく♂サウンドプロデュース第4弾、8人体制初のニューシングル「Be lonely together」が初お披露目された。
橋村がデザインした衣装を着たメンバー9人は、「We are Winner!」からドラマチックにライブをスタート。続く「スターティングオーバー」で元気さを爆発させ、ライブ冒頭から詰め掛けた大勢の観客ととも熱い盛り上がりを作っていく。
リーダーの高萩千夏が「ツアーファイナル始まりました!」、橋村が「今日を最高の日にしましょう!」と叫ぶと、観客も大きな声援で応える。テンション高まる会場を、アプガ(2)は「2学期サマーっ!!」「Go For Girls!」などポップなナンバーで会場を華やかに彩っていく。
ここで、先輩のアップアップガールズ(仮)の「FOREVER YOUNG」を披露。この曲は、結成当初のアプガ(2)がバックダンサーとして参加した、初期メンバーにとっては思い出の曲。グループの原点を振り返るように、9人のメンバーでフレッシュさ全開のパフォーマンスを見せた。
ライブは、折り返し地点をむかえてノンストップゾーンに突入。幻想感溢れる「かかって来なさい」、エモーショナルなダンスチューン「っていう初恋のお約束」「エンジェル演じて20年」、ドライブ感たっぷりなロックチューン「OVER DRIVE」などを熱量たっぷりに届ける。
そして、デビューシングルの2曲「Sun!×3」「二の足Dancing」を披露し会場のボルテージを最高潮にしてライブ本編は終了。
観客の声援に応えてのアンコールでは、新体制のメンバー8人がステージに登場し新曲「Be lonely together」を初披露。「Be lonely together」は、孤独と葛藤と前に進む思いを歌うソリッドなビートのダンスチューン。アプガ(2)は、渾身の歌とダンスで観客を圧倒した。
鍛治島彩が、「8月13日に発売される新曲「Be lonely together」いかがでしたか? つんく♂さんに作詞作曲していただいた4作目になります。昨日MVも公開されました。夏はリリースイベントも始まりますし、夏フェスも始まります。この曲を武器に、今年はアプガ(2)の年にします!」と新曲に掛ける意気込みを語った。
ステージに呼び込まれた橋村は、8人体制のステージを見た思いを語る。「新曲はアプガ(2)の新境地を見せた曲だなと思いましたし、この強さが今のアプガ(2)にぴったりだなって思いました。これからアプガ(2)が、この曲と一緒にどんどん強くなって成長していってくれると思います。歌詞に“孤独は味方なんだ”“僕が守るよ”ってあるんですけど、私もこの曲を聞いて、メンバーみんなに見守られてるような気持ちになりました。自分も力強くなれる曲ですし、みなさんにアプガ(2)の魂をたくさん届けられる曲だと思います。この曲で、みなさんとアプガ(2)で、アツく盛り上がっていってほしいなと思います」と新曲の感想を口にした。
続いてのナンバーは、橋村の「ツアーファイナルで9人で披露したいと思っていた曲」というリクエストで、再び9人体制に戻って「どしゃぶりのテラス席」をパフォーマンス。センチメンタルな「スクール・ポーカー・ライフ」が披露され、会場は和やかな空気に包まれた。
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