×純文学少女歌劇団[イベントレポート]裏話とライブパフォーマンス、さらに新たな謎を提示した新曲お披露目イベント
Pop'n'Roll 編集部
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×純文学少女歌劇団が、2月6日(火)にClub Mixa(東京・池袋)にて、新曲「嘘嘘嘘」のお披露目イベント<SECRET TALK PARTY>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
×純文学少女歌劇団<SECRET TALK PARTY>Club Mixa(2024年2月6日)
■出演者
迷宮アリス:山本愛梨
桃園モモ:高橋みのり
白雪リンゴ:わだこなつ
胡桃沢セイラ:奥村優希
赤家野アン:橘二葉
若草式ジョー:倉持聖菜
若草式ベス:畑美紗起
傘飛空メリー:高橋美海
栗捨アガサ:大森莉緒
取材&文:大宮高史
撮影:林晋介
イベントのオープニングを飾ったのは、File No.0000<フェアリーテイルは盗まれた>公演の劇中曲である「不純文学讃歌」。同じくFile No.0000<フェアリーテイルは盗まれた>公演の劇中曲である「ミステリーの始まり」をアガサが歌唱したところで、実際にメンバーが舞台上でお互いの秘密を探し合う“リアル”オーディオコメンタリーへ。
“リアル”オーディオコメンタリーでは、File No.0000<フェアリーテイルは盗まれた>の公演映像を観ながら隠された秘密や夢の話を9名でくり広げた。
早速、公演映像で流れるダンスの話題になり、モモは“意外とゆったりしている中で意味のある歌詞がたくさんあるから、簡単な振りでも意味をちゃんと伝えなきゃいけない。アリス、モモ、リンゴはもう必死に3人で狭い部屋で歌詞を1つひとつ汲み取ってました”と想い出を語り、ジョーも“1番狭い部屋で練習してたよね”と振り返った。
また、“セクシーに踊らないといけないけど、想いもぶつけないといけない。どうしようってなった時に、感情を1度怒りだけとか、笑ってるだけとか固定してやってみたら、感情の解放がしやすくなった”と語るジョー。
“最初は1番駄目って言われていた”というセイラ、アン、ジョーのパートは、試行錯誤を重ねてリハーサルで褒められるようになったという。ところが“褒められたけど、次のリハーサルではボロボロだった”(ジョー)とのことで、セイラ、アン、ジョーは“褒められると駄目になっちゃう3人でした”と振り返った
秘密や謎をお互い隠している話になると、ベスがずっと咳をしていることを姉のジョーが話し、咳をし倒れ込むベス。すると“仮病よね”(セイラ)といい、アンは驚きジョーを困らせた。
続いて、アリス、メリー、アガサが登場するとジョーから“なんでアリスはメリーとアガサを歌劇団に誘ったのか”という話に。“生徒会長であるアガサと、図書委員長であるメリーは、頭脳と権力があるから”とアリスは話した。“あなたたちも内緒ですよ”(アガサ)と観客へ話し、歌劇団結成秘話について語った。
“File No.0000<フェアリーテイルは盗まれた>公演の映像はYouTubeで無料公開されており、ぜひご覧いただけたらと思いますし、File No.0001の時、私は地下に閉じ込められていたので何も知らないんです。みなさんも、もう1度観たいですよね”と、File No.0001<マエストロには背を向けよ>公演に登場しなかったジョーが映像公開を希望すると、客席からは多くの拍手が。
そしてFile No.0000の劇中歌「The Fairy Girl is Over」を9人で歌うと、歌劇団のオリジナル楽曲が披露されるBLACK PARADEへ。「道化師たちのロンド」「グレーテルパレード」の2曲を迫力ある歌唱とダンスで魅せた。
最後にアンコールでは新曲「嘘嘘嘘」(2月29日(木)配信リリース)を初披露。×純文学少女歌劇団の秘密やミステリーを“嘘”という言葉で表現し、歌劇団らしいゴシックサウンドから明るいメロディに変化しながら、ラップ風のパートも盛り込まれた、バラエティに富んだナンバーだ。
新曲初披露の興奮に続いて、スクリーンに映し出された告知映像で×純文学少女歌劇団の新ビジュアルと、6月の新公演File No.0002<パラノイドには騙されない>の上演を発表。そして最後スクリーンに“白雪ミロワール”という謎の文字が映し出される。“白雪ミロワール”とは一体何なのか? “ミロワールって何?”とメンバーも興味津々の公演は、6月21日(金)から26日(水)まで上演される予定。新公演決定に感極まって涙する観客もいる中で、メンバーは“やっと今日発表できて嬉しいです。ありがとうございます”と喜びを口にした。
裏話あり、新曲披露のライブもありと盛りだくさんの新曲お披露目イベント<SECRET TALK PARTY>は、×純文学少女歌劇団のファンに新たな謎を振りまいて幕を閉じた。