佐藤楓(乃木坂46)[インタビュー]約1年半の“音色の旅”、間もなく完走「私を通して地元の魅力をたくさん伝えられていたらいいな」
Pop'n'Roll 編集部
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テレビ愛知開局40周年を記念し放送中の『乃木坂46 佐藤楓 音色遺産~愛知69市区町村の音集め~』が、2月25日(日)に最終回を迎える。2022年10月3日(月)に放送がスタートし、グルメ、観光、歴史遺産、伝統工芸、自然遺産など、その町でしか聞くことのできない“オンリーワンの音色”をキーワードに、愛知県に69あるすべての市区町村を1エリア1週間ずつ、69週に渡り紹介してきた。ナビゲーターである愛知県出身の乃木坂46メンバー・佐藤楓に、1年半の撮影秘話や視聴者へのメッセージを訊いた。
『乃木坂46 佐藤楓 音色遺産~愛知69市区町村の音集め~』
ーー1年半にわたる長丁場の撮影でしたが、最終回を迎える気持ちは?
佐藤:
最初は“69市区町村って、けっこう多いな”と思っていたのですが、始まってみればあっという間に終わりがきてしまいました。撮影も毎回同じ制作チームでやっていただいて、すごく和やかな雰囲気だったので、(最後の撮影の時は)余計さみしかったです。撮影中に地元の方に声をかけていただくことも多くて、すごく嬉しかったです。親戚が住んでいる町で撮影していたら見にきてくれたり、たまたま行ったところで友達のお母さんが働いていてお会いできたり……地元ならではの出来事が撮影中たくさんあって、そこも含めてホントに楽しいロケでした。
ーーどのようなことを心がけて撮影に臨まれていましたか?
佐藤:
ナビゲーターとして番組に出演するのは初めてだったので、自然が豊かな町だと気持ちよさそうに歩いてみたり、その町の雰囲気に自分も馴染むように心がけていました。あと、もともとしゃべりが“棒読み”って言われることが多くて、それでいじられたりしているんですけど(笑)。そんな私がナレーションや、音を聴いてコメントするというのは、“大丈夫かな?”って思っていましたが、だんだん慣れてきて。気持ちを込めてやらせていただいていました。
ーー最後の撮影で行かれた場所の感想は?
佐藤:
名古屋市千種区で行ったところは、私の母校が近くて、よく通った馴染みの駅でした。“何年ぶり?”というくらいの場所で、この撮影がなかったら、もうあまり来なかったのではないかと思いますし、すごくいい機会でした。犬山市は、若い方からお年寄りの方まで楽しめる町で、お城があったり庭園があったり食べ歩きもできたりする魅力が詰まった町だなと思いましたし、(乃木坂46の)メンバーを連れてプライベートでも行きたいと思いました。
ーー69市区町村を回って、改めてご自身の故郷・愛知県のことをどのように感じましたか?
佐藤:
私は名古屋市内で生まれ育ったので、行ったことがない場所も多かったですが、名古屋市内とはまったく違う自然豊かな町があったりして“愛知県ってこんなに広いんだ”と実感しました。だから、みなさんが知っているような有名な場所のほかにも、いっぱい魅力的なところがあるんだよっていうことを全力で伝えたいと思えました。
ーー番組は配信もされているので全国から視聴可能。全国のみなさんへのメッセージをお願いします。
佐藤:
番組が始まる前の私は、愛知県は美味しい有名な食べ物はいっぱいあるけれど、オススメの場所を聞かれたら答えに困っていて……でも、それは名古屋市内しか知らなかったからなんだと思いました。『音色遺産』という番組を通して、愛知県のいろんな場所に行ってみて、全国のファンの方にも“あそこよかったよ”と伝えられるようになりました。これからは胸を張って愛知県出身と名乗れるかなと。私をきっかけに番組を見てくださった方もいるでしょうし、たまたま見かけて見始めた方もいるでしょうし、本当にいろんな方が観てくださっていると思うので、私を通して地元の魅力をたくさん伝えられていたらいいなと思います