山崎怜奈、現在の目標は明かす「緩やかな上昇志向。持続可能なものにしている」『ABEMA Prime』出演
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山崎怜奈が、11月22日(水)21:00から放送のニュース番組『ABEMA Prime』に出演した。
今回の放送では、国会でも議論が始まったホストクラブの“売掛問題”にフォーカス。女性客が返済能力をはるかに超えた借金を背負ってる実態を受け、東京・新宿区長が店や業界に自主規制を求めたことを紹介。
番組MCを務めるタレントの山崎怜奈は“売掛が規制されると、ホストは客にサラ金や闇金業者を斡旋するようになるのでは? そうなると、誰から借金するかの違いになるだけ。結果的に、もっと事態把握が難しくなる”とコメントした。
歌舞伎町のホストクラブで働く現役ホストの男性は“僕の店では、売り上げのランキング上位3人と役職に就いているホストだけが売掛ができる。自分の場合は、お客さんが払えなかったら自分が立て替えることとなるので、ちゃんと返済してくれそうな子にしかしない”と説明した上で、“僕の中では、10回以上は自分を指名していることを最低条件にしている。普段と比べて高額になった日に「売掛をしたい」と言われても断る。一方で、長く指名してくれる子のお願いを断ってしまったら、「私は信用されていないんだ」と傷ついてしまうのでは?と考える。つまり、積み重ねた信頼関係で判断している”と明かした。
また、“ホスト業界の暗黙のルールとして、お客さんの年齢や職業は聞かない。非日常を求めてホストクラブに来ているので、現実的な話を振らない”と話すと、山崎は“金銭の貸し借りは信頼という感情よりも、相手の年収や職業、返済計画を知った上で判断しないといけない。「素性を明かしていないけどお金を貸してください」はやっぱり変だと思う”と持論を述べた。
売掛の自主規制について、ホストの男性は“店も利益が欲しいので、ほとんどが自主規制をしないと思う。個人的には、僕のために闇金業者にお金を借りてほしくないし、身体を売るようなことはしてほしくない。楽しくワイワイ飲めたらいい”と述べると、山崎は“ホストも店から搾取されている部分もあるのでは?と思った。店と従業員としてのホスト、ホストとお客さんという三角関係の中で、売掛の実態が把握しづらくなっていることは明らかだ。そこに行政が介入して解決するのは難しいと感じた”と締めくくった。
番組では、“将来の夢は?”という質問を苦痛に感じる若者が増えていることを紹介。夢や目標を持つことの必要性について意見を交わした。
山崎は“社会のことをあまり知らない子どもに「何になりたい?」「どの職業がいい?」と名詞で質問することはナンセンスだと思う。「何がしたい?」と動詞で問いかけた方がよっぽどよい”と提案。その上で“既存のカテゴリーに子どもを当てはめようとしている。これだと、新しい発想がなくなってしまうのでは?”と話した。
自身が抱いていた夢について、山崎は“夢や目標をあまり持っていなかったタイプ。ただ、自分のやりたいことが見つかった時に向けて、選択肢を広げるために勉強はしていた。その頃は「まだ将来の夢がない」と言える世の中であってほしいと思っていた”と振り返った。さらに現在の目標について“健康を維持しながら、今の生活を長く続けていきたい。あわよくば、ちょっと上にいけたらいいなという「緩やかな上昇志向」を描いている”とした上で、“途中でくじけてしまった時に、私はメンタルがやられる気がしているので、持続可能な目標にしている。こういう人や考え方も肯定してもらえる世の中になってほしい”と語った。
今回の放送は、現在もABEMAにて見逃し配信中。