SKE48 荒井優希、赤井沙希とのタッグ「令和のAA砲」ラストマッチで勝利! 赤井との最初で最後のシングル戦決定
Pop'n'Roll 編集部
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SKE48のメンバー 荒井優希が、本日9月18日(月・祝)に、名古屋国際会議場イベントホールで行なわれた東京女子プロレスの大会<TJPW CITY CIRCUIT '23~名古屋公演~>に出場した。
<TJPW CITY CIRCUIT '23~名古屋公演~>名古屋国際会議場イベントホール(2023年9月18日)
本日は、第2試合後にSKE48のミニライブを実施。荒井と同じSKE48 Team KⅡのメンバーである入内嶋涼、江籠裕奈、鈴木愛菜、日高優月がリング上に登場し、Team KⅡ<時間がない>公演の楽曲「君は未来に試されている」からスタート。続けてSKE48の代表曲「恋を語る詩人になれなくて」「大声ダイヤモンド」をパフォーマンス。MCでは、らくの必殺技の“ぽっぽーチョップ!!”は日高が命名したことを紹介。ラストに荒井の得意技の“Finally”(かかと落とし)のネーミングの由来となった「片想いFinally」を披露し、ミニライブを締めくくった。
第3試合では、今年4月にレフェリーデビューして話題を呼んだ青木詩織が再びレフェリーとしてリングに上がった。今回は辰巳リカ&渡辺未詩&HIMAWARI組とハイパーミサヲ&らく&原宿ぽむ組を裁くことになったが、一筋縄でも二筋縄でもいかない面々が結集したことでカオスな展開に。レフェリーチェックではミサヲの小道具を発見して没収したり、ダブルの攻撃や辰巳の首絞めなども厳格に注意したが、原宿に手を取られHIMAWARIへの攻撃に参加してしまったり、ミサヲがスプレー缶を渡辺にパスし、それを奪おうとした青木が誤って渡辺に噴霧してしまったりと翻弄された。さらに辰巳の首絞めを誤爆し失神しながらも、側転パフォーマンスも披露し、最後は辰巳の原宿へのドラゴンスリーパーでギブアップを取り、レフェリー第2戦を完遂した。
メインイベントは、11月12日(日)に引退する赤井沙希と、荒井優希の「令和のAA砲」最後のタッグマッチ。シングルマッチで敗れ続けている愛野ユキと荒井の対戦からスタート。荒井は宮本を気迫あふれるサソリ固めで攻めるが、ロープに逃げられ、逆に宮本のボディスラムから羅生門を仕掛けられそうに。愛野のダインビングショルダーアタックを受け、再び宮本の羅生門を受けるも赤井に助けられた。フルネルソンバスターで逃れると交代した赤井は愛野と宮本の合体攻撃に遭うが、宮本を三角絞めで反撃。荒井と2人で愛野をダブルの串刺しビッグブーツで倒し、宮本に荒井がミサイルキックを決め、最後はダブルの新人賞で赤井が宮本から3カウントを奪い、「令和のAA砲」の有終の美を飾った。
試合後、赤井は荒井に“すごい頼もしくて。最初はずっと妹として見てたんですけど、アイドルだったんだってびっくりするくらい、もう1人前のプロレスラーとしてすごく立派なので、これからも東京女子プロレスを引っ張っていってくれると思います”と語りかけるが、荒井は“思ってたより寂しい”と涙。“一生の別れではないと思うんですけど、赤井さんと一緒にいれた時間、リングで喝入れてもらってる時も、裏で一緒にボーっとしている時間もすごく好きだったので、すごく寂しいなと今日感じました。自分のプロレスラー人生の中で赤井さんと組めた時間があって本当に幸せです。ありがとうございます”と感謝を伝えた。そして“最後にもう1つだけわがままを言っていいですか? 私と最初で最後のシングルマッチ、よろしくお願いします”と対戦を直訴。赤井は“私、優希ちゃんのそういう怖いもの知らずなところ、好きやで”と笑顔で返し、“ファイターとして優希ちゃんの顔を蹴る覚悟がまだできてないんですけど、フェイスパックしてつるつるに磨いておいてください”と宣戦布告。荒井は“赤井さんもですよ”と返した。
最後は2人の“AA砲!”の呼びかけに会場から“大好き!”の大きなコールで本日の大会を締めくくった。
なお、赤井沙希 vs 荒井優希の対戦日は、10月27日(金)に決定した。
コメント
赤井沙希:
まだAA砲がラストっていう実感も何もないんですけど、今日AA砲がラストという場所が優希ちゃんの、SKE48のお膝元である名古屋で締めくくることができて。それはちょっと胸がいっぱいなところはあります。対戦相手が愛野ユキ選手。自分にとっては彼女がデビューした時からずっと何か引っかかってて思い入れのある選手だったので、こうやって名古屋でAA砲と対峙する場所にいてくれて嬉しい。
あと、もか選手は自分は若手の中で勝手にこの子いいなって推してたので。あの熱さを今日自分が実際に体感できて、自分の残りの引退ロードの糧になって自分の強さにつながる気がします。
優希ちゃんが最後にリング上で言ってくれたシングルやりたいって言うのは……正直、今まで何度も優希ちゃんの怖いもの知らずでビックリする発言には腰抜かしてきたんですけど、今日が1番ビックリしました。自分がまだ優希ちゃんを敵として見れてないので、次のシングルやる日までにちゃんと敵として、倒さなきゃいけない相手としてスイッチを切り替えます。優希ちゃん、私は隣にいると心強いかもしれないけど、対峙するとめちゃくちゃ怖いっていうのを……これも優希ちゃんの勉強になればいいなって思います。
荒井優希:
最後の令和のAA砲………まだ全然実感が沸いてなくて。ホントに最後なのかな?って昨日までずっと思ってたんですけど、今日試合してみて、あー最後なんだっていうのをたくさん感じて。とても寂しくなってしまいました。やっぱり赤井さんがいたから見られた景色とか、たくさん引っ張ってもらって見せてもらったので。めぐり合わせといいますか、この出会いにとても感謝しています。赤井さんの近くでたくさん吸収したものを次は赤井さんにぶつけたいと思います。赤井さんを超えたいなって、もうチャンスがないから。また次超えればいいやって相手じゃないので。次で超えることを目標にして頑張ります。
(シングルで何を1番伝えたい?)もちろん成長もだし………それは当たり前で。もっとこれからの可能性とかも感じてもらいたいし。もっと強くなるって思ってもらえたらいいなって思います。でも今日はちょっと………まだこの余韻を楽しみたいです(笑)。明日からたくさん対策を考えて頑張ります!
青木詩織:
前回よりも裁く人数が多かったので、すごく視野を広げなければいけないのが大変だったのと、まさか自分が攻撃をくらうとは思わなかったのでびっくりしました。前回よりも大変な試合だったなと思います。木曽レフェリーに特訓してもらったんですけど、試合が盛り上がっていく終盤につれて自分の声とか仕草で盛り上げていかなくちゃいけないっていうのを新たに教えていただいたので、声の張り方とかを前回より改善しました。機会があればまたやらせていただきたいと思います。
入内嶋涼:
普段は私、ニコニコ笑顔の優希さんしかあんまり見ないので。真剣な表情を見て、さらに惚れました。
江籠裕奈:
泣いてました。いつも楽屋とかでみんなで配信で観てるんですけど。やっぱり生で観ると、生ならではの空気感というか、すごく伝わってきて。めちゃくちゃカッコよかったし、感動しました。
鈴木愛菜:
憧れの先輩なので、アイドルの姿の優希さんしか見てなかったので、プロレスの優希さんがカッコよすぎて投げてほしいって思いました(笑)。いつか投げられます。鍛えておきます。
日高優月:
泣きそうになりました。念願の優希のプロレス姿を観れて……。
<TJPW CITY CIRCUIT '23~名古屋公演~>
日時:2023年9月18日(土) 開場11:45 開始12:30
会場:愛知・名古屋国際会議場イベントホール
◎メインイベント 20分1本勝負
〇赤井沙希&荒井優希(16分10秒、体固め)vs 愛野ユキ&宮本もか●
◎第三試合 20分1本勝負
〇辰巳リカ&渡辺未詩&HIMAWARI(11分8秒、ドラゴンスリーパー)vs ハイパーミサヲ&らく&原宿ぽむ●
※特別レフェリー:青木詩織(SKE48)
◎SKE48 ミニライブ 出演:荒井優希、入内嶋涼、江籠裕奈、鈴木愛菜、日高優月
◎ゲスト:谷真理佳(SKE48)
他